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PROFILE

代表取締役社長
中澤 秀紀

今、建設業界は人材不足が深刻化し、「社会インフラの整備に支障をきたすのではないか」と危ぶまれている。IT化による生産性の向上が問題解決の切り札として注目されている中、その推進役として注目されているのが、工務店向けの基幹システム『AnyONE』を開発・提供しているエニワン株式会社だ。大阪市に本社がある同社は、現在2,700社以上の導入実績を誇り、業績を急拡大している。今回は、2030年の売上高50億達成を目指して、積極的に人財採用に取り組むエニワン代表の中澤秀紀を取材。会社設立の経緯や求める人物像、今後の成長戦略などについて語ってもらった。

工務店を知り尽くした会社が開発した基幹システム

──最初に、エニワンの創業の経緯を教えてください。

ナカザワ建販という建設資材の販売会社から、システム開発部門を独立させる形で生まれた会社です。ナカザワ建販は、私の父が創業した会社で、大阪府和泉市に本社があり、近畿全域をカバー。多くの工務店さんとお取引があり、深い信頼関係を築いています。その中で、会社のトップだった私の父は、「経理や売上管理、工事の工程管理といった業務が、非常にアナログな方法で行われている」という悩みを、お客様の経営者さんから頻繁に打ち明けられていたそうです。
 
「その悩みの解決に貢献することで、お客様のお役に立ちたい」。そう考えた父が、私に対して、「工務店さん向けの基幹システムを開発してくれないか」と。当時、私はナカザワ建販の自社向け業務システムを開発する仕事をしていました。そこで、私が陣頭指揮を取る形で、開発・販売を始めてみると、「便利だ! 使いやすい! 工務店の経営を良く分かってくれている!」とお客様から非常に好評でした。大きな需要があると分かったので、会社として独立することになったのです。

──どのような点で、「工務店の経営を良く分かっている」システムなのでしょうか。

例えば、一般的な基幹システムではできない、イレギュラーな処理でもできるようになっている点が挙げられます。多くの基幹システムは、業務に厳格なルールを設けていて、「見積書がなければ発注書が出力できない。発注書がなければ支払い依頼書が出力できない」というような設計になっています。コーポレートガバナンスを確立することも、基幹システムを導入する目的の一つだからです。
 
でも、建設工事というのはイレギュラーなことが日常的に起きる。「工事現場に搬入された木材を、大工さんが切り過ぎてしまったので、今すぐ追加で欲しい」といった具合。私達が提供している基幹システムでは、そのような時に、「見積書も発注書も作成されていないけれど、まず支払い依頼書を出す」という使い方が可能。工務店さんの業務の実情に合わせた設計になっているのです。

コロナ禍に「売上ゼロでも給料を払います」宣言

──なるほど。これまで建設業界のIT化が進まなかった理由である、「業界特有の業務の進め方にシステムが対応していない」という問題を、クリアーしているのですね。

その通りです。その点をお客様に評価していただき、エニワンを設立して以来、多くの工務店さんに私達のシステムを導入していただき、2,700社超にまで実績を伸ばしています。今後も、より多くの工務店さんの業務効率化に貢献し、それによって、工務店さんの社員の方々やそこから仕事を請け負う職人さん達が、より楽しく仕事ができるようにしたい。それが理想的な家が建ったり、家のリフォームが思い通りに実現したりすることに繋がる。ひいては、そこに住む人たちが笑顔で暮らせるようになります。
 
このように、私たちの仕事は、世の中の“幸せが連鎖していく”ようにするもの。私はこれが、エニワンが社会に存在する意義だと思っています。一言で言えば「幸せ創造企業」。そして、幸せにするのはお客様や住まい手の方々だけではありません。エニワンの社員の皆さんにも、“エニワンで働いて良かった”と思ってもらえる会社にすることを目指しています。

──社員の皆さんを幸せにするために、中澤さんが大事にしていることを教えてください。

常日頃から、社員全員に私の考えていることを伝える努力をしています。例えば、毎月1回、私の想いをメールにして、全社員に送っています。経営上の施策を解説し、それがどのように「幸せ創造企業」の実現につながるのかを説明したりしています。「社長の考えに共感しました」「楽しみに読んでいます」と言ってもらうことが多く、社員との意思疎通に役立っているようです。
 
社員との意思疎通ができている会社は、ピンチになった時に真価を発揮するもの。その良い例が、2020年4月にありました。コロナ禍が深刻化し、1回目の緊急事態宣言が出された時です。私は直ぐに「このままコロナの影響で売上ゼロが続いても、1年間は皆さんに前年並みの給料をお支払いすることを約束します」と全社員に伝えたのです。その上で、「このピンチをチャンスに変えるために、何をすれば良いか、皆で知恵を出し合って、乗り切ろう」と。
 
私の言葉に感動してくれたようで、社員達が一致団結。システムの改善や新規顧客の開拓などに奮闘してくれた結果、危機を乗り越えることができました。幸い、コロナ禍でテレワークが普及したことで、お客様の業務のシステム化へのニーズがより高まったこともあり、業績を順調に伸ばすことができたのです。

未経験者や異業種からの転職者も歓迎します

──経営トップと社員との深い信頼関係が伺えるエピソードですね。では次に、エニワンではどのような人が活躍しているのか、教えてください。

明るくて、前向きで、行動力のある人が活躍しています。例えば、前職は放射線技師をしていた方が営業として活躍中。まるでレントゲンで診断しているように、お客様の経営課題を抽出して、ロジカルに説明するのが得意。しかも、ポジティブな発想の持ち主なので、どんどん成績を伸ばしてくれていますね。

──全くの異業種からの転職者も活躍できる環境なのですね。

はい。人材採用に当たって、建設業界の知識やITに携わった経験は、一切、問いません。「お客様に幸せになっていただきたい」と思える方と、一緒に仕事をしていきたいですね。また、自分なりの目標をしっかり持っている方も大歓迎です。例えば、「基幹システムについては、誰よりも詳しくなりたい」でも良い。自分が立てた目標だからこそ、「できない」などと思わず、何としても達成する方法を考えようと前向きに努力してくれるはずですから。

「経営に参画したい」という意欲ある方を求めます

──良く分かりました。では、今後の成長戦略を聞かせてください。

将来の成長に向けた体制整備のために、「経営に参画したい」という意欲のある方にもジョインしてもらいたいですね。グループ全体で更なる飛躍を目指していますので、グループ内でIT領域を担う会社としてエニワンの存在感を高めていきたいと考えています。
 
そのためには、基幹システム以外のcプロダクト開発も大事。例えば、建設現場をマネジメントする監督さんの工数を削減できるような新しいシステムの開発も検討しています。新たにジョインしてくれた方を含む社員の皆さんからも「建設業界のこの部分をIT化できるのではないか」というアイデアを募り、新プロダクトの開発に活かしていきたいと思っています。

──最後に、求職者へのメッセージをお願いします。

エニワンの基幹システムは、「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択された、国土交通省が公に認めたシステム。自信を持ってお客様に提供できます。私達と一緒に、建設業界の未来を明るくしていきませんか。当社の理念に共感してくださる方のご応募を楽しみに待っています。

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