中澤 琢実 (新松木大和家/片倉大和家 店長)
入社年:2014年
出身:東京都/八潮高校
「ハワイでラーメン店を開きたい」。そんな夢をかなえるため、AZismに入社した中澤琢実。いま、東京・八王子市内にある2軒のラーメン店の店長を兼務する。そこでの経験のすべてが、将来の夢を実現するための修行だ。「現場の思うように店を切り回すことができ、チャレンジする機会を与えてくれる」と語る中澤が、どのようにして夢を実現しようとしているのか追った。
私が店長を務めるラーメン店では、わたあめを出すんです。わたあめづくりの機械が置いてあって、お客さんが自分でつくれるようにしてある。ラーメン屋さんにわたあめって、妙だと思われるかもしれませんね。でも、お店の客層を分析してみると、家族層がメインなんです。そうなるとお子さんの気持ちをいかにつかむかが、繁盛店になるためのカギ。「どこでゴハン食べよう?」という話になったとき、「わたあめのあるお店へ行きたい!」って。
「わたあめをやったらお客さんが来ると思うんで、機械を買いたい」。普通、ラーメン店のチェーンで、店長がそんなことを提案するなんて、ありえないことじゃないでしょうか(笑)。しかも、店長がきちんと「わたあめの機械を置く→売上が上がる」というロジックを説明できれば、採用されて、実際に買ってもらえる。それがAZismの流儀なんです。ちなみに、わたあめ導入は、僕の発案です。いま店長を務めている2店のうちの1店でやってみて、とても好評で。売上が伸びたので、もう1店のほうでも導入予定です。
AZismの店長のやりがいは、「どうやって繁盛店にするか」を自分の創意工夫でできること。たとえば、僕がマネジメントしていた店での例。以前は、お客さまにラインの会員登録をしていただくと味玉をトッピングするサービスを提供していました。でも会員数が伸び悩んでいた。そこで、僕の判断で味玉からギョウザへとサービスする品を変えてみた。すると会員登録の数が3倍くらいにはね上がりました。
店によって立地も違えばお客さんの層も違います。だから「これさえやれば必ず売上があがる」といった共通の必勝法みたいなものはない。その店その店で考えて試行錯誤していくもの。AZismは店長にまかせてくれる範囲が広いので、そのぶん、さまざまなチャレンジができます。
僕は昔からラーメンが本当に大好き。いまでも週5回くらい、自分の店舗以外のいろいろな店を回って食べ比べをしています。ライバルの研究もありますが、単純に好きだからでもあります(笑)。でも、ラーメンを仕事にするつもりはなくて、高校卒業後はハウスメーカーで電気設備系の作業員をやっていました。現場を3年、監督業を2年ほど、楽しく働いていましたが、電気の仕事って感電事故が起きやすい。「このまま働き続けるのはつらいな」と。
そんなときAZismのホームページに出会いました。大好きなラーメンの業界。それに、「海外進出している」と書いてあったので、「これだ!」と転職を決めました。というのも、以前、ハワイに行ったことがあって。暖かいし、自由だし、「ここに住みたい!」と強烈に思いました。だから、ハワイに移住できる仕事を見つけたいと思っていたんです。AZismで修行を積んで、35歳になるまでに、ハワイでラーメン店を開きたい。それが僕の夢になりました。
ハワイで店を開くには、経営の数字がわからなければいけない。AZismに入社したときから「早く店長を経験したい」と思っていました。そんなとき、名古屋にはじめて出店する話があって。「ぜひ行かせてください!」と手をあげたんです。入社2年目のことでした。こういう立候補を認めてくれて、まかせてくれるのも、AZismのいいところですね。
名古屋で店長の経験を積んで、いまは東京に戻り、八王子の2店舗の店長を兼務させてもらえるまでに。将来的な目標は、もちろんハワイに出店することです。そのことは機会があるごとに事業部長や社長にアピールし続けています。たぶん、物件がみつかりさえすれば、僕がハワイ店の店長になれると信じているんです(笑)。もしくは、僕が海外担当の事業部長になって、ハワイに物件を探しに行くか。いずれにせよ、意地でもハワイで繁盛店をつくってみせます!
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