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【ヤドリギの森保育園 園長】子どものがんばりを待ってあげられる。そんな理想の保育ができる環境です

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PROFILE

羽田 亜由美(はだ あゆみ)ヤドリギの森保育園 園長
◆入社年:2018年
◆出身:大阪府

企業主導型保育事業の一環として、0歳から3歳の子どもを迎えている「ヤドリギの森保育園」。生花販売やブライダル・グリーン事業を手がける株式会社Bondが運営する園のひとつだ。この園で園長を務めているのが羽田亜由美(はだ あゆみ)。2018年のBond入社以来、同園に勤務している。前職は社会福祉法人だったという羽田だからこそ分かる、企業主導型保育園ならではの魅力や強みとは。目指す保育の形や今後にかける想いも含め、詳しく聞いてみた。

園児19名を8名の先生が見守る

「ヤドリギの森保育園」の現在の定員数は19名。私を含めた保育士8名と看護師1名で見守っています。ひとりの先生がみなければならない子どもの数は3人に満たない。ですから、一人ひとりの子どもをていねいにみることができます。また、クラス担任制を取り⼊れているため、⼦どもたちはいつもお世話してくれる⼤⼈が定まっていることで安⼼感を抱き、情緒の安定が図れます。保育⼠も、クラスの⼦どもの発達段階や⼼理状況などをよく把握して、より丁寧に接することができるようになる。前職の環境を思い出すと、「ここの子どもたちは本当に幸せだろうな」と思います。小人数制で園を運営できるのは、保育事業とは別の本業で、利益を生み出すことができる「企業主導型保育園」だからこそなのかもしれませんね。

ひとりの先生が大人数を担当することのいちばんの問題は、次から次へとやらなければならないことがあるので、「子どもががんばって取り組む時間」を待ってあげられないこと。「次の子をトイレに座らせなくてはならない」「○時までに全員、昼食を食べ終わらせなければならない」──。ひとりだけにかまっていられないので、過剰な援助をしてしまいがちです。着替えが遅い子に、先生が着せてあげる。片づけが苦手な子のおもちゃを、先生がしまってあげる。これは、大人の都合で子どもから「できていけるようになる楽しみ」を奪ってしまうこと。そういうことが続くと、「全部、私がやっちゃっている…。これはやりたかった保育じゃない」と悩んでしまう保育士さんも少なくありません。

ヤドリギの森保育園では、そうしたことがいっさい、ありません。たとえばパンツ型のオムツをがんばって履こうしていて、脚を間違えて入れていても、あえて手を出さない。「あれ~? なんか違うねぇ」なんて声をかけながら、見守ることに徹する。履き直すのを待ってあげて、うまくいったら「すごい!」とハイタッチをして一緒に喜ぶ。それを繰り返していくと、子どもは自分でオムツを履けるようになっていくのです。

子どもが先生のいうことを聞かないとき、ムリに従わせる必要もありません。子どもが先生の指示を受け入れないときは、なんらかの理由があります。保育者はいったん引いて、「いま、この子にどんな気持ちや状況があるのか」を考えていく。すると徐々に子どものことがわかってきて、その気持ちや状況をくみとった適切な対応ができる。「この先生にいったら、自分の気持ちや要求が満たされる」という経験をすると、子どもと先生の間に強い信頼関係ができます。幼少期にその経験をすると、安心して人に相談したり、助けを求められたりできる人間になります。人はひとりでは生きていけませんから、「人のチカラを借りられる」というのも、生きていくための重要な能力のひとつなんですね。

元気な先生も静かな先生もみんな正しい

じつは、「観察して見守る姿勢」を大事にすることは、私が園長として保育士の先生たちに接するときにも実行していることです。先生たちの自主性を大事にしたいので、あちこちで子どもが泣いているような状況でない限り、遠くから見守っています。保育の方法を一人ひとりが考えて、先生どうしで相談する。そして「今日の保育はどうだったか」を検証し、「明日はこうしていこう」という計画を立てる。「そんなPDCAサイクルを必ず頭に置いてね」と伝えています。

保育日誌は毎日、必ず全員のものを見ています。いちばんの目的は先生たちをほめて、認めること。赤線を引いて“GOOD”と書きそえたり、日誌を書くことが楽しくなるようなコメントを書いたり。「私の保育はこれでよかったんだ」と思えるような返し方を心がけています。否定されれば気力がなくなるのは、子どもも先生も同じ。保育はそもそも正解のない世界。子どもの自尊心を傷つけるような言動があれば「それはいわないでね」と伝えますが、それ以外はたいてい任せています。元気な先生も、静かな先生も、みんな正しいと思うんです。

「少し視点が違っているな」と思ったときは、ほかの先生の日誌を見てみるようにススメています。そこから学ぼうとするかどうかは、その先生しだい。向上心のある先生は、ほかの先生の保育をよく見ていて、批判するのではなく、「自分ならこうするかな」とつねに考えているように思いますね。

先生たちとは2ヵ月に1回は1対1で面談をしています。そこでは、プライベートの話も。先生たちの体調や家の状況をちゃんとわかっていれば、それなりに配慮もできますから。先生たちに対しても「一人ひとりをていねいにみる」園でありたい。私自身は同じくらいの頻度で、社長の宮川と面談しています。そこでは「この先生とコミュニケーションが足りないんじゃない?」と指導されることも。また、保育士の先生が園長の私に直接いえないような不満があれば、宮川に直接、相談できるようになっています。

「養護」があってはじめて「教育」ができる

今後も、新しいことをつねに勉強しようと思っています。日々反省して、ダメなことはやめて、勉強して。ステップアップしていくことが大事だと思っています。保育指針は10年に1回変わりますし、そのつど、自分なりに吸収して習得していかないと、先生たちに伝えていけませんから。乗り越えるべき壁はまだまだたくさんありますし、新しい保育にも意欲的にチャレンジしていきたいですね。原動力になっているのは、やっぱり子どもたちの存在。毎日たくさんの活力をもらっています。

保育には「養護」と「教育」という2つの側面がありますが、「養護があって、教育がある」という順番で考えています。私たちが「こういう子になってほしい」と思う姿や様子を伝えていくのが、教育。それに対して、養護は慈しんで愛して、その子の気持ちにこたえて愛着関係を結んでいくこと。「養護」の姿勢がベースにあって、はじめて「教育」ができると思っています。将来、子どもたちが社会に出たとき、自分で乗り越えられるチカラや人と協力できるチカラ、自分を信じて行動できるチカラを身につけた人間になってほしい。そういう子たちをひとりでも増やしたい。そんな信念が、ヤドリギの森保育園のビジョンです。

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