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ハピオスインターナショナルスクールを知る

【TOPインタビュー:運営方針の解説】保育士さん一人ひとりが、子どものために活躍できる環境づくりを応援しています。

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PROFILE

代表取締役
内田 洋介

深紅の外壁に緑の植物が植えられている「オーガニックビル」をはじめ、おしゃれなカフェや建物、デザイナーズショップ、ヘアサロンなどが並ぶ大阪・南船場。トレンドを発信するこの街に、企業主導型保育園・ハピオスインターナショナルスクールがある。日本人保育士とネイティブの先生が連携して、園児たちに異文化を体験してもらい、国際感覚を養う。具体的な教育方法についてのマニュアルはなく、スタッフ一人ひとりが考えて実践しているのが特徴だ。今回は、園の代表取締役・内田洋介に、運営方針や子供との向き合い方などを解説してもらった。

「多様性が享受でき、個性が尊重されることが当たり前にある」園を目指す

ハピオスインターナショナルスクールが、幼児期からの違いを認め、自分も認めることができる教育に注力している理由を教えてください。

これからの世の中を生きていくために必要不可欠で、まだまだ今の家庭教育ではカバーするのが難しい“グローバルな感覚”を、子供たちに養ってもらうためです。ハピオスインターナショナルスクールでは、子どもたちが楽しい活動を通して英語を吸収することができますが、それだけではありません。

様々なバックグラウンドを持つ先生たち(日本人、外国人問わず)と毎日接する中で、感度の高い子どもたちは、「自然と違いを感じとり、自分らしく対応できる」ようになっているように感じます。
 
文化背景の違う他者と接することを、当たり前に受け入れられる。その上で、自分のことを発信できる。そうした“グローバルな感覚”が、国際化が進む世界で生きていくのに、一番、大事なスキルだと考えています。この「異文化と多様性が当たり前にある」という感覚を養うのに、幼児期は最もふさわしいでしょう。周囲の世界をありのまま受け入れてもらえる時期ですから。

よく分かりました。では、“多様性を認めることができる感覚”を養うために、どんな取り組みをしているのですか。

一人ひとりの子供にしっかりと寄り添って教育することが、ハピオスインターナショナルスクールの特徴です。少人数保育を徹底していて、1クラス10名前後の園児数。そこに、バイリンガル保育士さんと、ネイティブの先生がペアで担任になってもらっています。

どんな活動をするかは担任の先生に任せる方針

園児一人ひとりに、きめ細かく対応できる手厚い人員配置ですね。お子さんの成長に合わせて、個別指導をするようなイメージでしょうか。

英語力アップの個別指導とはイメージが違うかも知れません。私たちは「私立小学校の受験のために、英語検定の点数を上げたい」といったニーズに対応するような、語学を詰め込む教育はしていません。多様なバックグラウンドを持った先生達が、それぞれの経験に基づいたアイデアを出し合い、自分達で「この1週間の活動内容」や「今日、1日のやること」を決めてもらっています。
 
例えば、「山に棲んでいる生き物を知ろう!」という授業を考案して、実践したネイティブの先生がいました。生物の垂直分布に従って山頂、中腹、麓と、それぞれに棲んでいる生き物が違うことを教えるものです。そうやって、一口に「山の生き物」といっても、場所によって違う生き物が棲んでいて、多様性に富んでいることを知ってもらうわけです。他には、リンゴの「ジョナゴールド」「オータムグローリー」などの銘柄ごとに色や形がどう違うかを教えた先生も。“リンゴ”といっても、多様な種類があることを伝える活動です。

そうした活動を通じて、子供たちは何を得るのでしょうか。

視野が広がり、多様性を受け入れることができるようになります。リンゴの例で言えば、「赤い果物」と決まっているわけではなくて、「ゴールデン・ディリシャス」のような緑色の種類もある。だから、リンゴの色を聞かれて、「緑」と答えても正解だと、受け入れられるようになる。こうしたことの積み重ねによって、異文化や多様性を当たり前に受け入れる感覚を育んでいくのです。
 
だからこそ、画一的なマニュアルやテキストを作らず、保育士さん一人ひとりに日々の活動内容についてアイデアを出して、実践してもらっているのです。多様性を学んでもらうのに、画一的な活動を行うのでは、どうしても軋轢が生じてしまう場面が多々ありますから。

登園するのが楽しくなる

確かに、そうですね。しかし、マニュアルがないのでは、園児一人ひとりの成長にばらつきが出てしまうのではありませんか。

全員が英検3級に合格するような横一線の教育はしていなくて、当園での学びは、たった一つの正解を覚えるための授業ではなく、世界の多様性を発見していく“楽しい時間”だからです。一人ひとりに寄り添い、きめ細かく対応していることもあって、園で過ごす時間が楽しいと感じてもらえているのかなと感じています。当然平均的な成長は見守っていますが、むしろ成長にも個性があって当然だという考え方になっていますね。

非常にユニークな教育方針ですね。内田さんがそうした方針を掲げるに至ったのは、何がきっかけだったのでしょうか。

2010年に長男が誕生し、自分が子育てを経験したことがきっかけです。息子の将来を考えた時、「国際化が進む中で、英語力を含めたコミュニケーション能力を高める教育が必要になる」と。私自身が教育をつかさどるお役所の組織体制の問題に直面して苦労したこともあり、これからの時代に必要だと思う園を自ら立ち上げました。保育分野の知識も組織運営の経験もなく、無謀だったかも知れませんが、「幼少の頃から多様性を受け入れる教育が必要だ」という信念があったので、何とかここまでやってこられました。
 
また、私は前職が自治体の職員だったのですが、その時に常に感じていた“歯がゆさ”も、今の園の運営方針に繋がっています。役所は前例踏襲主義。一旦、正解とされたことは中々、変えたがらない風土がありました。それを打破するには、「正解は一つではない」「世界は多様性に満ちている」ということを、教育によって浸透させていくしかない。その経験と想いが、独自の教育方針へのこだわりの背景にあると思います。

遠大な構想があるのですね。そこへ向けて、どのように園を成長させていくのか、ビジョンを聞かせてください。

直近の目標としては、当園で楽しく過ごしてくれる園児たちをもっと増やしていくことです。大阪はインターナショナルスクールが多い激戦区。この園の特徴をしっかりとお伝えし、認知度を高めていきたいと思います。保育士さんの採用にもさらに力を入れてく予定です。「大阪のインターナショナルスクールなら、ハピオスインターナショナルスクール」というブランドをみんなと共に築いていきたいですね。

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