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【海外法人代表】壁を乗り越えながら進む「事業家」への道

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PROFILE

永井 貴之(ISHIN SG Pte. Ltd.)
入社年:2011年/新卒
出身大学:成蹊大学
趣味:テニス、サーフィン、読書

イシンが掲げる社是の「事業家創発」には、意志ある社員に成長機会を与えることで、事業家が自発的に育っていく文化をつくっていきたいという想いが込められている。現場営業からキャリアをスタートし、現在、シンガポール現地法人の代表を務める永井貴之は、そうした事業家を目指して奮闘する社員のひとりだ。「はじめから経営者や事業家になりたいと思っていたわけではなかった」と話す永井に、目標を与えるきっかけとなったこととは……。

経営者と仕事以上の関係を築ける仕事

イシンのシンガポール現地法人(ISHIN SG Pte. Ltd.)の代表として、事業の運営や、人事・経理・総務といった管理業務を統括しています。シンガポール法人では、日本企業の海外進出をサポートする『ヤッパン号』や、グローバルに活躍する日本企業を紹介する『アジアの注目企業100』『Japan Business Headline』などのメディア事業を企画・運営。最近では新規事業として、外国人人材事業もスタートしています。

私がイシン(当時は株式会社幕末)への入社を決めたのは、現・専務取締役の吉田との面談がきっかけになりました。吉田からは、幕末の営業について、「さまざまな業界の経営者と日々向き合い、脳みそに汗をかきがなら雑誌を真っ白な状態から企画して、販売していく仕事」と説明を受けました。企業の経営者に提案し 、予算をいただくような高いコミュニケーション能力が求められる幕末の仕事は、自分を大きく成長させてくれそうだと考え、入社を決意しました。

入社後の3年間は、現場での営業がメインでした。1年目は「新人MVP」を獲得し、3年目には全社の年間売上記録を更新。はじめは、順調に実績をあげてきたという自信もありましたね。

イシンの仕事は、“その気になれば”経営者と仕事以上の関係を築けるのが最大のやりがいだと思っています。しっかりとお客さんと対峙して営業を続けていると、リアルな経営の悩みを打ち明けてくれるようになるだけでなく、「来期の経営計画を立てたいから、その会議に参加してほしい」「会社の全社総会で永井さんの時間を確保したから話してほしい」と。20代半ばにして、こうした会社の意思決定の場にも立ち会わせてもらう機会もいただけたのは、非常に大きな経験となりました。

既存全事業を統括

入社4年目には、「ベンチャー事業部」の部長、5年目には、執行役員に就任し、経営陣と一緒に会社の課題解決に携わることになりました。しかし、もちろん、すべてが順調だったわけではありません。執行役員になった年は、営業部門のマネジメントで大きくつまずいた年でもありました。

当時は私が管轄する組織の雰囲気が悪く、期初から3ヵ月連続の未達成で、このままではこの年間の売上目標が未達に終わりそうな状況ですらありました。そうした状況を打開するために、他社のスタッフを交え、メンバーの意見をざっくばらんに聞き出す機会を設けたところ、私に対する不満がどんどんと出てきて。「この事業部はタカさん(永井)が絶対君主になって回っている」「タカさんのノウハウがメンバーにまったく共有されてない」「上下関係が厳しすぎる」――。確かに、私はメンバーを注意したり、叱ったりすることが多かったのですが、まさかここまで不満がつのっていたとは、このとき、初めて気づきましたね。

それからというものの、私はメンバーからできる限り、業務上の改善案や、私のマネジメントの至らないところなど、積極的に意見を吸い上げるようにして。それぞれのメンバーの特性を理解しながら、仕事の進め方などを改善していきました。それからは、組織もようやくひとつにまとまってきて、その年は最終的に、過去数年間でもっとも良い業績をあげることができました。

紆余曲折はありましたが、こうした実績は会社にも評価され、翌年には、国内の既存事業すべてを統括させてもらうことになりました。

国内事業の統括を経験してからは、どのようにしたら売上を安定的に伸ばせるか、どのようにメンバーを育成すれば よいかといった感覚をある程度つかめるようになったという実感が出てきました。そのタイミングで、私はシンガポール法人の代表に就任することになったのです。

設立から約5年が経過していたシンガポール法人は当時、運営がある程度、安定している状況でした。そのなかで、法人の売上をさらに伸ばしたり、収益体質を改善させたりすることが私のミッションとなりました。

こうしたなか、私は2つの大きな壁にぶち当たることになります。ひとつは、管理業務でした。たとえば、キャッシュフローの管理を伴う経理業務。顧客からの入金確認や、未入金の顧客への連絡、従業員への給与の振り込みといった業務は初めての経験でした。最初は給与を決まった日付に振り込めず、本社からは「決してあってはならないことだ」とものすごく怒られたことも。営業の仕事って、小さなミスであれば売上が減る程度で許されますが、経理や法務などの管理業務は、ミスが許されない仕事です。それまで意識したことがありませんでしたが、管理業務がこんなにも大変で、大事な仕事なんだと気づくことになりました。本社にいたころは、最終的に30名ほどの営業メンバーを統括していましたが、このわずか5名ほどの小さな法人でも、ひとつの会社を経営することの難しさを強く実感しましたね。

ゼロイチで事業を立ち上げる難しさ

法人代表に就任して苦労したことの2つ目は、法人全体の事業を伸ばすためにゼロから事業を立ち上げることでした。それまでの経験から、私は既存事業を軌道に乗せたり、安定的に運営することには自信がありました。しかし、会社がそれまで手がけたことがなく、「正解」が分からないなかで新しいことに取り組むことには苦手意識があって、なかなかその一歩を踏み出すことができなかったのです。

そしていざ新規事業のアイデアを得て、中期の計画を策定してみても、将来性のなさが明らかになったりして。現在は、日本国内における長期的な労働力不足の課題を見据え、「特定技能」や「外国人雇用」に関する事業がスタートしていますが、そのなかでも多くのアイデアが生まれては断念したりを続けてきましたね。今年に入ってからは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、そもそも国境をまたいだ人の往来が厳しくもなりました。

そうしたなかで、今年2月に新規事業として『特定技能Online』というメディアをリリース。営業活動も開始し、収益事業化のめども立ってきたところです。

私はイシンに入り、経営について多くの勉強をし、その実践の場として、多くの経営者に対して提案営業を行ってきました。そのなかで、経営者がリアルに感じる経営課題について相談を受けたり、企業の意思決定の場を目の当たりにしたりしてきました 。しかし、シンガポール法人の代表として実際にひとつの会社を任されて初めて、それまで何人も会ってきた経営者たちの苦労を、身をもって実感することになりました。それは、社員をはじめとしたステークホルダーに対する責任の大きさであったり、企業を持続的に成長させるための焦りであったり。そうしたなかで、自分が成長を続けているという実感も得られています。

私の当面の目標は、イシンが社是にも掲げている「事業家」になることです。私が事業家としての一歩を踏み出せたと感じたのは、新規事業ではじめてお客さんから契約をいただけたときでしたね。事業をゼロイチで立ち上げたのと同様、その事業がターゲットとする層も、それまでのイシンが対象としていた企業とは異なり、ゼロから開拓した企業でした。そうした企業から、会社としてはじめて予算をいただき、お客さんになっていただくことって、金額の多寡に関係なく、非常に大きな達成感を感じられました。

「事業家になる」という目標まで、現時点ではまだまだ1合目、2合目だと思っていますが、確実に、いままで得られなかった経験や見られなかった景色が新たに目の前に広がっている感触を得られています。将来は、イシンが経験してこなかったような売上や時価総額の規模をあげられる事業をつくっていきたいですね。

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