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恵豊自動車交通を知る

【代表インタビュー】会社を出たらすぐお客さまが見つかる。高収入とプライドを得られる会社です

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PROFILE

代表取締役
大橋康弘

2019年末、業界最大手である日本交通グループの傘下に入った恵豊自動車交通。同社の本社がある大田区は、タクシーの需要が大きいにもかかわらず、競合他社が少ない。もともとあった有利な環境にくわえ、日本交通のブランドを得たことで、ますます「稼げるタクシー会社」へと進化している。そんななか、代表取締役の大橋康弘は、「ドライバーという職種へのプライドをもってもらう」ことを目的に、会社の変革に取り組んでいる。めざすビジョンと改革にかける想いを、大橋自身に語ってもらった。

100万円かけて車庫をキレイにした

恵豊自動車交通の特徴を教えてください。

「都内でいちばんタクシー需要が多い『城南エリア』にある、日本交通グループの会社」です。このエリアは高級住宅街で、移動にタクシーを使われる方が多い。マーケットとして大きな需要がある一方で、地価が高いため駐車場を確保するコストがかさみ、タクシー会社の競合が少ない。恵豊自動車交通はかつて、大手企業のグループ会社だったので資本力があり、この地に本社を置くことができました。

ですので、ドライバーが稼ぐのに、とても有利な環境。出庫した瞬間に、すぐにお客さまを見つけられるくらいですから。外に出ているタクシーのすべてが満車なので、無線で呼ばれても取りこぼしが発生してしまうほど。

そのような「地の利」にくわえ、2019年12月に日本交通のグループ会社となったことで、さらに「稼げる会社」になりました。「タクシーに乗るなら、日本交通」とおっしゃっていただけるファンの方が多く、よりお客さまを見つけやすくなったからです。

なるほど。社内の体制や制度などの面で、日本交通グループの一員になったことで、なにか変化はありましたか。

「アットホームななかにも『けじめ』がついている会社」という方針に変わりました。アットホームな社風は恵豊自動車交通が長年にわたって築いてきた美点です。私はそこに、ルールとモラルの順守をくわえました。それにより、タクシードライバーとして働くプライドをもってもらおうと。

具体的な取り組みを教えてください。

まず挑んだのが、車庫をキレイにすること。100万円かけて、車庫全体をかたづけました。創業以来、たまりにたまってしまったゴミを一掃。そのうえで車庫に喫煙所をつくりました。そこ以外では、絶対に喫煙しないというルールを定めたんです。「タクシー会社のモラルは車庫でつくられる」。これが私の持論です。出発地であり終着点である車庫が汚いと、ドライバーとしてのプライドも崩れてしまうものなんです。

「オヤジの仕事」にプライドをもちたかった

なぜ、大橋さんは「ドライバーのプライド」の維持にこだわるのですか。

私自身の経験があるからです。1989年のこと。当時24歳の私は、日本交通に入社し、それから4年ほどタクシードライバーとしてハンドルを握りました。じつは、私の父がタクシードライバー。だから私にとって、この仕事は「オヤジの仕事」として、あこがれだったんですよ。小学校の卒業文集の「将来の夢」について「タクシードライバー」って書いたくらい。

ところが、実際に就いてみたら、「運ちゃん」呼ばわり。「運ちゃん、そこを右だ」なんて。「オレのオヤジの仕事、こんなにバカにされているのか」って。あれは、くやしかったな。

その後6年間、営業所の運行管理者として勤務。1999年、本社に異動しました。当時、ドライバーあがりの本社職員は、私ひとり。「現場を知っている」「ドライバーの感覚がわかる」存在として、上層部に重宝されました。「大橋君、この案は現場に受け入れられるか、どう思う?」と、意見を求められることも。だから、「自分なら、タクシー業界やドライバーという職種のイメージを変えることが、できるかもしれない」と思ったんです。

従業員と酒を飲んで会社変革へのビジョンを共有

恵豊自動車交通の経営者になってから、車庫の清掃のほかに、どんなことに取り組んだのでしょう。

飲みュニケーションですかね(笑)。労働組合の幹部たちと。私は日本交通グループのなかで、ほかに2社の代表を務めています。それで「クチうるさい社長らしい」という評判が立ってしまっていて(笑)。「あの大橋が来るぞ!」と、なかなかの反響があったそうなんです。そんなふうに身がまえられては、改革は進まない。だから、「まずは酒を飲みに行こう」と。その席で、「いい会社にしようよ」と語りかけた。ビジョンを共有し、改革への協力をとりつけたんです。

社長就任から半年間で、労働組合との間でかわした覚書は5~6通にのぼります。それまで一律支給だった給与体系を、「がんばった人ががんばったぶんだけの報酬を得られる」というシンプルな仕組みに変更することも含まれています。労働組合を立てつつコミュニケーションをはかりながら、だいぶ体制が整ってきましたね。

今後のビジョンを教えてください。

日本交通グループ45拠点のうち、売上ベスト10に入りたいと思っています。そのためには、接客力をさらにきたえていく必要がある。その先に、タクシードライバーとしての仕事に誇りをもってもらえると信じています。ドライバーが誇りとやりがいをもてる会社にしたいですね。

ラストワンマイルを担う誇りをもとう

最後に、求職者へメッセージをお願いします。

2020年、コロナ禍によって政府は全国的に緊急事態宣言を発令。あらゆる業種に休業要請が出ました。しかし、タクシー業は含まれなかった。むしろ、「動かせ」と国から命じられたんです。電車やバスでは届かない、自宅の前までの最後のワンマイル。それを担うことができるのは、私たちだけ。お子さま、妊娠されている方、ご年配の方、お身体が不自由な方――。あらゆる人を、ドア・ツー・ドアで送ることができる。それはいまも、そしてこれからも、替えのきかない誇り高い仕事なんです。

お客さまをただ待つだけになりがちな、ほかのサービス業とは違い、タクシー業は自らお客さまを探しに行けるという強みもある。不況に強い業種です。そのなかで、私たちは東京23区と三鷹市・武蔵野市を営業エリアとしている。そこには、1日5億円ものマーケットが存在します。一緒に、この業界を盛り上げていきましょう。

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