INTERVIEW
インタビュー

【事業継承担当者対談】
新たにグループ入りしてくれた仲間と、一緒に「最高の警備会社」を作りたい

インタビューINTERVIEW
PROFILE

■酒井智史(常務取締役)
■佐藤 幸司(営業本部次長)

2023年3月、大分県別府市の警備会社、セキュリティーコマンドが事業継承によってレボニティホールディングスのグループ入りを果たした。セキュリティーコマンド側は経営基盤を強化でき、レボニティホールディングス側は未開拓だった大分県エリアをカバーできたのだ。今回は、レボニティホールディングス側で、この事業継承の推進業務に携わった酒井智史と、佐藤幸司による対談を企画。どのように事業継承を実現したのか、グループ入りによって何が変わったのか、語り合ってもらった。

後継者難に悩む社長が「後をお願いしたい」と

──今回のセキュリティーコマンドのグループインについて、同社との出会いから成約に至るまでの経緯を聞かせてください。

酒井 2022年、お付き合いのある金融機関さんから、ご紹介いただいたのがきっかけです。私たちレボニティホールディングスの中核である警備会社、セキュリティロードは、1987年に創業して以来、順調に業績を伸ばし、九州の中での知名度を高めてきました。金融機関さんから声が掛かったのも、そうした私たちの実績があったからこそだと思っています。
 
佐藤 その後、当社代表の齊藤が先方と秘密裏に交渉を重ねて。私達がこの事業継承話を知ったのは、2022年の11月。セキュリティーコマンドの前社長の方とお会いしたのは、株式譲渡の契約を結ぶ約4ヶ月前のことです。もうその時点では、既に事業継承に対して前向きなご様子でしたね。社長の後継者がいないことで、事業継承を考え始めたそうで、「信頼できる相手がいるのであれば、譲りたい」と。その点、当社の「セキュリティーコマンドの良さを残しながら事業を継承していきたい」という想いが伝わり、それに加えて、“後継者”になる齊藤の人柄を信用していただいたことで、契約に至ったと思います。

社員全員の給与を保証する英断

──なるほど。トップ同士で合意していたので、話がスムーズに進んだのですね。では、反対に、何が壁になりましたか。

酒井 トップが売却の意思を固め、それを社内に伝えたら、警備員をはじめ、何名かの社員が退職してしまったことです。「県外の会社に乗っ取られた。沢山のメンバーがリストラされてしまう」といった不安に駆られてのことだったかもしれません。
 
予想以上の反発が起きてしまったため、異例のことではありますが、正式な株式譲渡の前に、レボニティホールディングスから私達2人をはじめとするメンバーを派遣。先方のメンバーの皆さんへの説明会を行うとともに、大量の退職に伴う業務の停滞をカバーすることに。私自身がメンバーへの説明役を務めたのですが、最初はあまり話を聞いてもらえなかった。でも、何度も何度も説明を繰り返すうちに、少しずつ「成長中のグループの仲間入りすることで、さらに会社が発展するのだ」ということが伝わっていきました。
 
佐藤 私は現場のサポートを務めたのですが、本来なら業務の引継ぎをしてくれる相手が退職してしまっていて。しかも、残ってくれたメンバーも「様子見」という感じで、心から共感してくれているわけではない。コミュニケーションを取るのが非常に難しかったですね。それでも、私自身が人員不足になってしまった現場に警備員として入ったり、地道な努力を重ねるうちに、少しずつ、先方のメンバーの皆さんと意思疎通できるようになりました。
 
そこで分かったのは、皆さんが一番不安視していたのは、給与ダウンだということ。セキュリティーコマンドは給与が良い警備スタッフもいたので、それが「事業継承によって下がるのでは」と。そこで齊藤に相談したところ、「4月~5月の業界の閑散期に、仮に仕事がなくても、従来のセキュリティーコマンドと同じ水準の日給を20日分支払う」と決定。メンバーの皆さんに発表しました。これが決め手になって、残ってくれたメンバーも「様子見」の状態から、新体制に協力してくれるようになりましたね。

──大きな決断が功を奏したのですね。

酒井 はい。しかも、それが私達のグループにジョインするメリットを実感してもらうことにもなったと思います。私達レボニティホールディングスの警備事業は、1年を通じて、安定的に仕事があるのが強み。交通誘導警備において、公共工事では、役所の予算を消化する3月の繁忙期を過ぎて、4月から5月になると発注が大幅に減るので、警備員さんの仕事もなくなってしまう。
 
その点、私達は複数年度にまたがって実施されるような大規模な公共工事の交通警備の業務を受注したり、イベント警備や施設警備も手掛けているので、閑散期にも安定して仕事を受注し、警備員さんに提供できる。私達のグループに仲間入りしたことで、「一般的には閑散期となる4月、5月にも給与がもらえる!」ということは、大きなメリット。今回は特例措置ですが、レボニティホールディングスの一員になることの利点を実感してもらえたのではないでしょうか。
 
佐藤 それに加えて、「慢性的な警備員不足に解決策を提供できる」というメリットも伝えています。レボニティホールディングスは早い段階からダイバーシティ経営に取り組み、多様な人財を警備員として雇用してきた実績があります。例えば、グループ傘下に障がい者の就労移行支援を手掛ける会社があり、障がい者の方の雇用に力を入れてきましたし、最近は外国人の採用も推進しています。そうしたノウハウをセキュリティーコマンドにも伝えて、人手不足を解消し、どんどん新しい業務を引き受けられるようにしていきたいですね。

雇用継続を最優先に考えているグループです

──では最後に、今回の成功を受けて、今後、どのような事業継承を進めていくのか、構想を聞かせてください。

酒井 レボニティホールディングスには、2027年までに「九州で一番、社員がイキイキ働ける1,000名のグループ企業」を実現するというビジョンがあります。この目標は、自社採用だけでは達成できない。事業継承によって、同業者に仲間入りしてもらう必要があります。当社の成長への強い意志に共感していただける同業者の方に、是非、ジョインしていただき、一緒に「九州で一番の警備会社グループ」を作っていきたいですね。
 
佐藤 今回、業務のサポートを経験して、「事業継承は単なる会社の売り買いの話ではない。現場の社員同士の信頼の醸成なくしては成立しないのだ」ということを実感しました。特に社員の雇用を継続するのは、グループに迎える側である私達に課せられた非常に重要な役目だと思います。雇用継続を最優先に考えていきますので、九州でNo.1になった後は、是非、一緒に世界進出の夢を追いかけましょう。

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