営業職に20年ほど携わっていました。靴のメーカーに対して、リボンや金具など、靴の装飾品を卸す仕事でした。その後、知人から声がかかり保険会社の営業に転身しました。でも、保険の仕事で、お客さまから感謝をされるときは、お客さまになんらかの不幸があったとき。それへの違和感がぬぐえずにいました。それで、「お客さまからもっとダイレクトに感謝される仕事がしたい」と、タクシー業界に興味をもったんです。
採用面接でオフィスに行ったとき、部外者である私に対して、どのドライバーさんも気軽にあいさつしてくださったからです。人と人との距離感が近く、アットホームな印象を受けました。ひとりで長時間勤務したあと、「こんな雰囲気の事務所に帰ってくるならがんばれそうだな」と思いました。
うれしいのは、やはりお客さまが喜んでくださったときです。とくに、蔦交通は日本交通グループ。「日本交通しか乗らない」というヘビーユーザーの方も。そんなお客さまから、「やっぱり日本交通はよいよね」というコメントをいただくと、「自分は伝統・信頼がある組織の一員になれたんだな」と。身が引き締まります。苦労したのは、知らない道を通ること。いまだに、住宅街や細い道など、初めて通る道は多いので。「まだまだ勉強の余地があるんだな」と痛感します。
45万円です。入社2年ほどで到達した収入でした。たまたま長距離を希望されるお客さまに遭遇したのが要因でした。
コミュニケーション能力を向上させることです。ご乗車いただいたお客さまとはもちろん、事務所内でもいい雰囲気を維持していきたい。そういう姿勢で取り組めば、数字として目に見えるカタチで、成果が出てくる仕事だと思っています。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。