樋口 洋平

INTERVIEW

前職は、千葉のタウン誌の営業です。12年間、務めました。じつは、もともとタクシードライバーに興味があって、「おもしろそうだ」と思っていました。自分のやり方で稼げることや、他人にあまり干渉されないこと、いろいろなお客さまに会えること…。しかも、私はクルマの運転が好き。自分に向いているように思えました。

しかし、タクシー業界は世間のイメージがあまりよくない。それで、ためらっていたんです。でも、タウン誌の仕事にあきてきて。それで改めてタクシー業界について調べて、「この仕事なら家族を養っていけそうだ」と判断。応募することにしました。

タクシー業界について調べたところ、大手4社というものがあり、いちばんの大手が日本交通だということを知りました。そして千葉県に住んでいたので、通勤のことも考え、日本交通グループの会社であるワイエム交通を選びました。2018年4月に入社しました。

うれしかったことは、お客さまから「ありがとう」「助かった」といわれることです。これは純粋にうれしいですね。逆につらかったことは、道がぜんぜんわからなかったこと。最初のころは、いつも不安な気持ちで走っていました。

最高月給は50万円くらいです。タウン誌の営業をしていたころは役職手当がついていましたが、それとほぼ同じくらいです。

お客さまに喜んでいただきながら、しっかり稼ぐことが目標です。特別なことをするのではなく「きちんとあいさつをしてくれて感じがよかった」とか、「ちょっと早めについて助かった」といった、ささやかなサービスを心がけることが大事だと思っています。私はこの仕事を長く続けたいので、ドライバーみんながそんなことを意識して、業界全体がもっとよくなるといいですね。