ガーデンコート天王台のブログ
https://gardencourt-tennoudai.hatenablog.com/
ガーデンコート天王台の小規模多機能サービスのお昼前のレクリエーションに、「今日は何の日」という豆知識コーナーがあります。これは昼食前の“話す” “発する”ことを兼ねたレクリエーションで、これをネタに、おしゃべりを楽しむそうです。
このようにホワイトボードを使って、いわれや成り立ちをかなり詳しく説明しています。ブログで紹介されているホワイトボードを見ると、1つのネタを深堀したりクイズをつけたり、1日に「何の日」が複数ある日もありました。このコーナーを始めてかれこれ3年、既にネタ帳もそれだけの蓄積があるそうです。人類の歴史数千年を洗えばネタが尽きることはないのでしょうが、調べるのも結構大変ですよね。このネタ帳はガーデンコート天王台のレガシーになりつつあるのでは。
職員の岡野さんは、自分の担当の日に、その由来を挿絵で表現してお客様を楽しませています。
こんなふうに所狭しと、ホワイトボードを目一杯使っています。
岡野さんに「今日は何の日」に漫画を取り込むきっかけを聞いてみました。
岡野さん まさかこのような機会で私が描いたホワイトボードを取り上げていただくなんて思いもよりませんでした!大変恐縮です・・・。絵に関しては、夜勤中の空き時間にざっと「今日は何の日」かホワイトボードに文章を書くのですが、下まで書ききったとしてもボードの左下には余白が出来てしまいます。その余白を埋めるつもりで、拙いながら絵を描いていたものが、現在では少しやりがいが生まれてきている自分がここにいます。
肝心のお客様の反応についても聞いてみました。
岡野さん 朝に来所されたお客様に、「上手じゃない!」、「内容が分かりやすくていいわよ!」などと言っていただけまして・・・。ホワイトボードを見るのは私の年の2倍、もしくは3倍も年上のお客様方。分かり難い表現は極力避けながら描くのですが、なにぶん毎日ネタが変わるので描くことは尽きません。ネタ帳やインターネットを駆使して日々やらせていただいております。
岡野さんの絵は、思わずニヤリとしてしまう馴染み易さがあります。すごく簡単に描かれているようですけど、細部の観察力があるからなんだと思います。浅草の雷門の仲見世通りの提灯とか、稲わらとか、火をつける江戸時代の町民とか、トナカイの振り返りかたとか!その情景がすぐ伝わるアングルの捉え方とかアイテムをさっと表現できちゃう。吉田首相のぼやきもいい感じですね。
これはそんな岡野さんならではのオリジナルゲーム。ホワイトボードに絵がビッシリ。これは絵しりとりだそうです。むむ?おかしなところがあるゾ。なんとこれ、「この絵は何を表していて、どんな風にしりとりで繋がっているのか」を当てるゲームだそうです。なるほど、そのままじゃ繋がらないんですな。想像力や、語彙力を鍛えるのにもってこいのゲームですね。しかも少し難しい問題を少し入れておく、みんなが気持ちよく達成できるよう工夫されているのわけですね?
岡野さん 後から調べて分かったことなのですが、このレクリエーションは絵と単語が結びつくので、「これは何だったかなぁ~」というのを思い出すことになります。そして、「思い出す」ということは記憶力の維持、または向上にとてもいいそうです!なので、その点を意識しながら絵しりとりなどする時はお客様に話題を振ったり、あえて下手に描いてみたりと、楽しく私のおふざけに付き合って頂いております。
ガーデンコート天王台の所長さんやスタッフは、そんな岡野さんのことを頼もしく思っているそうです。所長さんにも岡野さんの活躍を聞いてみましょう。
所長 特技を活かしてお客様に楽しんでもらい、楽しんでもらったことにやりがいを感じていることが、とても良いと思っています。私や他の職員もそうですが、岡野さんの絵を楽しみしている人は多く、何よりお客様が楽しみにされていることを嬉しく思います。岡野さんがホワイトボードに絵を描き始めた時、私は、「積み重ねていくことが大切だから、1回だけではなくて継続してシリーズ化してほしい。」とお願いをしました。そこからこつこつと回数を重ね、誰にも真似出来ない岡野さんのオリジナルが完成しました。レクリエーションやコミュニケーションで活かされる岡野さんの強みです。今後は更に発展させて、ガーデンコート天王台でしか体験できないプログラムになっていくことを期待しています。
今日もお昼前になるとガーデンコート天王台では賑やかに始まります。
♪今日は何の日?♪
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