■D.K(プロジェクトマネージャー)
■Y.T
■K.T
2013年5月の設立以来、システム開発の現場でエンジニアに活躍してもらうことで、急成長しているルーシップ。同社の特徴は、自社のエンジニアがチームを組み、顧客企業の現場で業務に携わること。現場には常にルーシップの仲間がいるため、孤立することなく、存分に力量を発揮できる。そこで今回は、大手コンビニエンスストアチェーンの現場で、業務支援システムの開発に携わっているチームのメンバーによる座談会を企画。D.K、Y.T、K.Tの3名に、どのような体制で仕事を手掛けているのか、語り合ってもらった。
D.K 大手コンビニエンスストアチェーンの現場で、業務支援システムの開発に携わっています。例えば、店舗間で商品情報を共有したり、エリアごとの責任者が本部に提出する日報を管理したりするもの。日報管理でも、約7,000名のユーザーが使うため、かなり規模が大きいのが特徴ですね。このプロジェクトは、営業支援ツール『セールスフォース』の機能を拡張して構築する仕様。お客様が既に『セールスフォース』を導入しているため、ゼロから業務支援システムを立ち上げるよりも時間やコストの削減になりますし、使い慣れているシステムを有効活用することで、より早く、業務改善の効果に繋げる狙いです。
プロジェクトにおけるルーシップの役割としては、システムのベンダーであるセールスフォース・ジャパンさんとお客様の間に入って、調整を図ること。『セールスフォース』の導入や活用のコンサルティングで、ルーシップは豊富な実績があるので、その点をお客様に評価していただき、プロジェクトに参画することになったのです。Y.TさんやK.Tさんと3名でチームを組成していて、私はプロジェクトマネージャーを務めています。
Y.T このプロジェクトで、私は主に業務支援システムの機能追加を担当しています。例えば、日報管理のシステムは既に一部、稼働しているのですが、使い勝手を向上させる改善提案をしました。具体的には、日報を出す個人単位で管理するだけでなく、店舗単位でも日報を時系列で閲覧できるようにすること。お客様は大手チェーンで、社員の方の異動が頻繁にあります。店舗の担当者が変わった時、店舗単位で日報を閲覧できれば、後任の担当者への引き継ぎもスムーズになる。そうした提案をどんどん行うのが私の役割です。
K.T 私の場合、プロジェクトに参加したのが最近なので、まずは業務支援システムの仕様書作成がメインの仕事です。業務支援システムの構築に伴って、『セールスフォース』の新しいアプリケーションを使うことになるので、その仕様書が新たに必要。他に、Y.Tさんほど高度なものではないかもしれませんが、システムについての改善提案もしています。
D.K 私は大学の専攻は工学ですが、顕微鏡で植物の細胞を見たり、培養の研究をしたり。だから、ITとは直接には関わりのない分野です。でも、就活ではバイオ系の企業ではなく、IT系企業を目指すことにしました。ITの方が将来性が高いと考えたからです。そして様々なIT企業の中から、ルーシップの母体となった会社を選び、入社しました。
決め手となったのは、「将来、ベテランのエンジニア達に、分離独立する形で会社を立ち上げてもらう」という構想があったこと。「必ず創業メンバーとして会社の立ち上げにジョインして、ゼロから事業を築く経験をする機会がある」というのは、とても魅力的でした。経験のない私がいきなり、会社の立ち上げに参画するのは無謀です。また、経験を積んだ後でも、仲間集めや資金集めなど、創業には大変なハードルがある。でも、自分の勤務先から分離独立するという形式であれば、良く知っている仲間と一緒に、それまで手掛けていた事業を元にスタートできる。
「こんなチャンスが用意されている会社は他にない!」、そう思って入社しました。そして5年後、ルーシップを独立させる話が持ち上がり、そこに実際に参画することに。今後、ルーシップも同じように、エンジニアに分離独立してもらう計画があるので、「会社をゼロから立ち上げる経験をしてみたい!」というエンジニアの方には最適な環境だと思います。
Y.T 私の場合、ルーシップの設立後に入社しました。高校卒業後、職業訓練校に通い、簿記の資格を取得したのですが、上手く就職に活かすことができなくて。そこで、高校の時にプログラミングの授業を受けた経験を活かして、ITエンジニアを目指すことにしました。未経験からでもエンジニアとして採用してくれる会社を探す中で、ルーシップと出会うことに。決め手となったのは、職場見学で「働いている人達の人柄が良い会社だ!」と感じたところ。
実際、入社してみると、ベテランのエンジニアの方々が、非常に優しく指導してくださった。おかげで、技術力を高めることができ、『セールスフォース』の導入や活用のプロジェクトで、お客様に貢献できるようになりました。
K.T 私は、ルーシップへ中途で入社しました。前職は複合機メーカーの営業。でも、営業先である、企業の情報システム部門の方と接する内に、「エンジニアの仕事はカッコいいな」と。また、学生時代の先輩で、営業からエンジニアに転職した人がいて、話を聞いてみると、「私もやってみたい」と思い、エンジニアへの転身を決意しました。
数あるIT企業の中で、ルーシップに決めたのは、「未経験も可」でエンジニアの募集をしていたから。実際、入社後、3ヶ月の研修によって、何とかプログラミングの基礎を覚えることができました。そうした中、D.Kさんからお誘いいただき、大手コンビニチェーンのプロジェクトに参加させていただくことに。D.KさんやY.Tさんに支えていただきながら、徐々に業務に慣れてきている、という感じです。
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D.K 例えば、先ほどY.Tさんが紹介していた「個人単位だけでなく、店舗単位でも日報を閲覧できるようにする」という改善提案の件。あれは、Y.Tさんがお客様に使い勝手が悪い点をヒアリングして、改善提案に落とし込んで、私に情報共有してくれたもの。3人で話し合った内容を、メンバーの誰かがお客様へ提案する。そうしたバークヤードでの協力体制が成果として実るようなケースが多いですね。
Y.T 日報システムの改善提案の時は、D.Kさんがお客様へプレゼンをして、採用していただけました。お役に立てて、嬉しかったです。私達は『セールスフォース』のエキスパートとしてお客様に価値を提供しているのだから、こうした“専門家ならでは”の提案の積み重ねが重要。常に「何か改善できることはないか」と目を凝らしています。
K.T 私も、ささやかではありますが、業務システムに社外からアクセスする時のセキュリティを強化する改善提案をしました。D.Kさんから「カフェなどからノートパソコンでシステム画面を開いた時に、覗き見されるリスクもある。何か対策できないか」と問題提起があって。「『セールスフォース』の最新版では、システムの初期画面が立ち上がる前にポップアップで「初期画面を開いていいか?」と確認する仕様にできるので、それを使えばいいのでは」と、思い付いたのです。
D.K 素晴らしい提案でしたね。それで、3人で話し合って具体的に仕様を固めた。その上で、K.Tさんに「お客様への提案用のデモ画面を作って欲しい」と依頼。ビジュアルでお客様へご説明したのが功を奏し、見事に、採用していただけました。
K.T 私は未経験からのスタートで、業務を始めて間もない。もし、これが一人で現場へ行くスタイルだったら、活躍できなかったと思います。経験豊富な先輩とチームを組んで仕事をしているからこそ、お役に立つことができているのでしょうね。今は在宅勤務が多くなりましたけど、チャットなどのコミュニケーションツールをフル活用して、チーム内での会話を増やすように工夫。情報共有や意思疎通を絶やさないようにしています。
D.K 現在、このプロジェクトチームは3名体制ですが、もっとメンバーを増やしていきたいです。その上で、今はベンダー任せになっている部分の業務も、ルーシップで引き受けられるようになるのが目標です。今後はさらに追加の開発が必要になってくると思いますから。その時までに、アジャイル開発が行える体制を築いておきたいですね。
Y.T 私は、『セールスフォース』を使った業務システムの活用について、社内のリーダー的な存在になることを目指したいです。まだまだお客様にコンサルティングをする上で、知識や経験が足りないと感じている部分があるので、もっともっと勉強し、現場での経験を積んでいきたいですね。
K.T 『セールスフォース』の知識をもっと高めていきたいです。まだまだ未熟な私ですが、「『セールスフォース』のことならK.Tに任せておけば大丈夫」と頼られるような存在になることが目標です。
ルーシップが大切にしているのは「本当にお客様の役に立つシステムを作る」こと。そのために、どんなメンバーにも大きな裁量権をもって仕事に取り組んでもらっています。
常にチャレンジできる方、成長していきたいと思っている方はとてもマッチする会社だと思います。ルーシップで一緒に頑張りましょう!
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