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設計監理

高野 日登実

魅力は建物の歴史を感じる瞬間

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INTERVIEW

現在の業務内容は?

設計監理の仕事をしていて、今担当しているプロジェクトの一つに、奈良県にある大正時代に建てられた銭湯の改修があります。100年近く営業していましたが、約10年前に廃業し、空き家の状態だった物件。再び銭湯として営業することを目指しているのですが、なるべく既存の素材や工法を活かしながら設計しています。例えば、土壁や漆喰。一見脆そうですが、実は衝撃を柔軟に受け流す効果があって耐震性に優れている。年月を重ねるごとに味わいも増していく素材で、古いものが実は一番輝いていたりするんです。
どのように改修するか読み解いていく中で、当時の職人さんのこだわりが感じられ、歴史を振り返るようでわくわくします。

入社の経緯は?

新卒で大手の住宅総合メーカーに入社し、マンションなど一級建築士として設計の仕事を担当。仕事は「面白い」と感じていたものの、大学時代から街並みの研究をしていたり、古民家改修のボランティアに参加したこともあって、「個々の建物だけではなく、もう少し地域や街並みに関わるような仕事がしたい」と思って転職することに。ちょうどその頃、古民家再生を事業にしている人たちのことを知り、こんな仕事があるんだと感動して参画したいと思いました。

仕事のやりがいは?

元々歴史的な街並みが好きで、旅行でいろんな地域を訪れたりしていたので、つぎとの事業に仕事として携われること自体がやりがいになっています。また、古民家を再生することで、地域の方々にその建物に愛着を持ってもらえるのも嬉しい。改修工事の様子を近隣の方々が目に留めて、昔の様子を教えてもらったりすることも。空き家だった建物が再び大切に使われている様子を見ると「この仕事に携われて良かった」と実感します。

今後の目標は?

設計に携わるエリアと自分の生活拠点が離れているため、地域の人たちと触れ合う機会が少ないのが悩みで、現場に多く足を運び、もっと地域の方とのコミュニケーションを深めていきたいです。地域に入って初めて分かることや、信頼関係もあると思っていて。今後は建物に関する知識を深めるだけでなく、歴史や文化の背景も学び、その場所ならではの活用提案ができるようになりたいです。

【CHECK!】採用情報はこちら

つぎとでは、歴史的資源を活用し、新たな事業を生み出すことで地域活性化や現地の雇用創出を目指す事業を展開しています。自分の仕事が社会に還元される実感を得られるので、大きなやりがいを感じることができる仕事です。
「大きな裁量をもって働きたい」「社会貢献性の高い仕事がしたい」という熱い気持ちをお持ちの方はぜひご応募ください!

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