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【リーダーインタビュー】流れる時代を柔軟に対応できる映像制作チームへ

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PROFILE

志村 和哉(『Studio SWIMS』リーダー)

コロナの影響で、家庭用ゲームの需要が高まる中、スポーツ対戦ゲームで大きな話題になったTVCMがある。著名なタレントを起用した、このCMの制作を手掛けたのが、『Studio SWIMS』という映像制作チームだ。センティアンの社内組織でありながら、独立した映像制作プロダクションのような存在。高校や大学を出て間もない新卒入社の若手メンバーや、アメリカやフランス出身のメンバーなど、多彩な人財が集まっている。今回は、『Studio SWIMS』を牽引するリーダーの志村和哉を取材。チームとして目指していることや、求める人物像などについて語ってもらった。

大きくなる規模と期待の中で制作する広告映像

はじめに、『Studio SWIMS』が手掛けた代表的な仕事を紹介してください。

それでは、大ヒットした、家庭用スポーツ対戦ゲームのTVCM制作のことを紹介させてください。今まで携わって来た案件よりも、桁が1つ、違う予算を投じるプロジェクトで、企画から撮影のディレクション、編集、納品までの全てを私たちのチーム『Studio SWIMS』に任せていただいた。とても光栄で、チーム一同、身の引き締まる思いで取り組みました。
 
TVCMではゲームのプレイ画面を出すよりも、プレイヤーがゲームを楽しんでいる姿を映した方が、そのゲーム本来の魅力をアピールできるはず。そのように考えて、企画を提案したところ、クライアントさんが非常に喜んで下さり、採用していただけました。
 
有名なお笑いタレントさんをキャスティングして、撮影に臨んだのですが、非常に苦労しましたね。私達はCGやアニメーションの映像制作では豊富な実績がありますが、実写の経験は少ない。それでも、チームメンバーが一丸となり、編集の技で素材不足をカバー。無事に、この大きなプロジェクトを完遂することができたのです。結果、コロナの影響で家庭用ゲームの需要が増えたことも追い風になり、CMの効果は上々。『Studio SWIMS』にとって、大きな実績になりました。

チームワークがあったからこそ、成功したプロジェクトなのですね。『Studio SWIMS』には、どんなメンバーがいるのでしょうか。

メンバーは私を含め、6名です。私は大学卒業後、エンタメ系の商品に関わるグラフィックデザイナーの仕事をしていました。その後、「静止画面ではなく、映像を作りたい」と思うようになり、センティアンに転職。2021年の今では、入社9年目になります。
 
他には、新卒入社のメンバーが女性2名と男性1名。女性の一人は『Studio SWIMS』創設以来のメンバーで、私の足りないところを補ってくれている。もう一人の女性は演劇の経験があるので、タレントさんを起用した撮影現場では、物怖じせず演者やスタッフにも接していけるという強みを発揮してくれていますね。男性のメンバーは、高校卒。ゲームに関するアンテナが高く、誰よりもユーザーの気持ちに寄り添った考え方ができる。
 
残る2名は海外から来てくれました。一人はアメリカ人の女性で、映像制作の経験はありませんが、ゲームやアニメが好きで、イラストを描くのが得意。そして、もう一人は、日本語が堪能なフランス人の男性。日本の映画やTV番組が好きで、「日本で映像を作りたい」と。私が彼の面接を担当したのですが、「好きな日本のTV番組は?」と質問したら、『笑点』と即答でした。「『笑点』の笑いのツボが分かるなら、日本語でのコミュニケーションや日本人視聴者へアピールする映像作りも、大丈夫だろう」と、仲間になってもらいました(笑)。

どのようにして、これだけ多彩なメンバーが集まったのでしょうか。

私が「是非、チームに加わってほしい」とお願いしました。チームメンバーの採用については私の意見も反映されるため、ブランドの現在と未来を見据えて、それぞれの個性が活かせるメンバーを集めることができています。
 
チームのブランド名についても、自分で名づけました。『Studio SWIMS』というのは、「映像クリエイティブの世界を、柔軟に器用に泳いでいく」という意味を込めています。自分の名付けたブランドのもとにメンバーが集まるので、より責任をもって舵をとる意識でマネジメントしています。

チームからさらにチームが生まれて拡大していく

では、リーダーとしてメンバーを引っ張っていく上で、志村さんが大事にしていることを教えてください。

お互いを尊重し、助け合いながら仕事ができる風土を大事に育てていきたいと思っています。そのためにも、全員の個性や得意分野を考慮し、「自分らしいクリエイティブ」が実現できるような場を提供していくことを目指しています。それに、メンバーと関わる時は、思いやりを持って接するように気を付けています。
 
また、技術職の集まりなので、お互いに刺激し合えるような環境であることが理想。そのために、私自身が、自分が経験してきた技術を惜しまずに共有することが大事ではないかと考えています。そうすることで、メンバー個々の技術の進歩を促していきたいですね。

なるほど。今後、どのような戦略でチームを発展させていく考えでしょうか。

専門性を高めていき、そこから業務を拡大していきたいと思っています。例えば、現在はゲーム会社さんの仕事が多いのですが、ゲームの題材がアニメであることが結構あります。ですから、様々なアニメについて、ストーリーやキャラクターの設定まで、私達は知識を蓄えています。その知識力をもとに、ゲームと関係なく、アニメの映像関連の制作ができるようになる、といった展開を構想しています。業務が拡大していったら、『Studio SWIMS』からメンバーがスピンアウトして、自ら新しいチームを作るような形で、大きく成長できれば良いと思っています。

壮大な構想ですね! 最後に、求職者へメッセージをお願いします。

『Studio SWIMS』が求めているのは、“相手のことや見てくれている視聴者のことを考えながら、自分の感性を発揮しようとしてくれる人”です。私達の仕事は、お客さんの持っているイメージを具現化することが求められます。相手のイメージを汲み取っていくなかで、自分の個性を5%くらいプラスした提案が常にできると、自然と相手に感性を認めてもらえるようになるからです。
 
また、入社する人に、私が最初に必ず伝えていることがあります。それは「挨拶」「服装」そして「創りきること」の3つ。クライアントとコミュニケーションを取る機会が多いので、挨拶ができないと確実に損をしますし、服装がだらしないと、制作物に対して先入観を持って評価されてしまいます。最後に、「創りきること」とは、一度制作に携わったものには最後まで関わるという意味です。常に創ることを求められる現場ですから、苦労することも多いですが、一度でも投げ出してしまうとそこで成長が止まってしまう。だからこそ、「創りきる」姿勢が大事なのです。この3つを意識できれば必ず活躍できます。ご応募お待ちしています!

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