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【リーダーインタビュー】“好き”を原動力に、成長を続ける映像制作チームです

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PROFILE

小佐畑 和(『cresco motion design』リーダー)

東京・JR新宿駅にある、幅45.6m・高さ1.7mの巨大モニター。そこに流れた大ヒットアニメをテーマにしたゲームのプロモーション映像を、目にした人もいるかもしれない。その映像を制作したのが『cresco motion design』。映像制作会社・センティアンの社内組織でありながら、独立した映像制作プロダクションのように活動している若手中心のチーム だ。今回は、その『cresco motion design 』のリーダーとして、9名のメンバーをまとめている小佐畑和を取材。 プロモーション映像の制作秘話や、今後チームにジョインして欲しい人物像などについて語ってもらった。

幅45mの巨大モニターに流す映像を1ヶ月で制作

最初に、小佐畑さんがリーダーを務める『cresco motion design』が制作した、代表的な映像作品のことをシェアしてください。

それでは、あるゲーム会社から依頼された案件のことをお話しさせてください。“国民的”と言えるほど大ヒットしたアニメをテーマにした、新作ゲームのプロモーション映像の制作。その映像を「JR新宿駅の東西自由通路に設置されている、幅45.6m・高さ1.7mの巨大なモニターで流す」という、ゲームのプロモーションとしてはかなり大規模なプロジェクトでした。

センティアンはゲームのプロモーション映像制作では多くの実績があります。中でも、私達のチーム『cresco motion design』は、アニメやゲーム・漫画などエンタメに関する造詣が深いメンバーが揃っていて、プロモーション映像を通してファン目線でその作品の面白さを伝えることに長けています。ですから、この案件も喜んでお引き受けしました。とはいえ、これだけ巨大なモニターを使って流す映像を作るのは初めて。加えて、制作期間が約1ヶ月と非常にタイトだったこともあり、苦労しましたね。

例えばどんな苦労がありましたか。

1つ挙げれば、駅にあるモニターを実際に使っての試写ができなかったため、「映像がどう見えるか」の検証ができないという問題がありました。そこで、CGに精通しているメンバーが簡易的なVRシステムを作り、巨大モニターでの見え方を疑似的に再現して検証しました。

この施策のおかげで、お客様とのコミュニケーションも上手くいきましたね。というのも、お客様は「巨大モニター全体を使った迫力ある映像を流したい」というご意向。でも横幅が45mもある画面ですから、一目では見渡せない。そのため、「映像の大半はモニター画面を5分割して5つの同じ映像を流し、ところどころで画面一杯の迫力ある映像にする」とご提案することに。VRによる検証ができたおかげで、無事に提案は採用いただくことができました。

また、映像の内容に関しても苦労がありました。戦闘シーンの描写が作品の魅力の1つになっているアニメなのですが、公共性の高い場所で流すだけに過度な暴力描写はNG。躍動感を出しながらも、暴力性が出ないようにすることにも気を遣いましたね。

新卒入社の若手が大活躍しています

20代のメンバーが多いなか、大規模プロジェクトをわずか1ヵ月で完遂できる。若手が活躍できる環境があるからこそですね。

はい。『cresco motion design』を立ち上げた時、「ユーザー目線で映像が作れる」チームにしようと。そのため、エンタメに詳しい若手のジョインに注力しました。当然、映像制作の経験値は少ないのですが、経験を積んでいる私がある程度フォローすれば技術面は何とかなります。一番大切なのは「好き」という気持ち。誰かに教わるものではない、その人だけが持つ原動力です。例えば入社5年目のある女性メンバーは、イラストを描くことや、アニメ、ゲームが好き。新卒で入社したとき映像制作は未経験でしたが、技術と知識を身につけ、視聴者の目をひくキャラクターの繊細な動きを制作するのが今では非常に得意です。若い感性を持つメンバーが、日々プロジェクトとひたむきに向き合い、自分の好きな分野で夢中になって仕事に取り組んでいます。

また、コロナの影響で、大半の制作をテレワークで行わざるを得なかった時は、ある男性メンバーがムードメーカーとなって、チームを一致団結させてくれました。彼は2014年に新卒入社し、いまではチームの中核を担うメンバーに。同じ大学出身の友人を、『cresco motion design』のメンバーに引き入れてくれるなど、組織づくりにおいても貢献してくれています。各メンバーの成長があった結果、大きなプロモーション案件を依頼されるまでにチームを発展させることができました。

メンバーの採用には、小佐畑さんの意向が強く反映されているのですね。

その通りです。『cresco motion design』は、センティアンの中の「ブランド・チーム」という組織の1つ。メンバーは私を含めて全員センティアンの社員ですが、独立した映像制作プロダクションのように『cresco motion design』という名前で仕事を受けています。独立採算制ですから売上と利益をしっかり確保しなければいけない。メンバーの採用についても、リーダーの私に大きな裁量権があります。

『cresco motion design』というチーム名も私が考えたもの。“cresco”はラテン語で「成長」。アニメやゲーム、それに映像制作の仕事が「好きだ!」という想いを原動力に、メンバーがそれぞれ成長していくことでチームも成長を続けていく。そうしたビジョンを名前に込めました。

経験豊富なクリエイターも大歓迎

なるほど。では今後、どのようにチームを成長させていくのか、ビジョンを聞かせてください。

今後は若手だけでなく、経験豊富なクリエイターにもジョインしてもらいたいと考えています。引き続き若手に活躍してもらい、最新のエンタメへの感度の高さを武器にしていく戦略は変わりませんが、私一人が技術面をバックアップするフェーズは終わったと思っているからです。チームが引き受ける案件の規模が大きくなり数も増えてきたので、経験豊富な方に入ってもらい、技術力を高めていきたい。そして私自身はよりチームのマネジメント、言い換えれば「経営者」的な業務に携わる割合を増やしていくつもりです。

そうすることで映像制作の品質をグッと高め、強いチームへと成長していきたい。アニメやゲームといったエンタメに精通しているメンバーが揃っているからこその“こだわりの映像制作”で、高い評価を勝ち取りたいですね。「キャラクターの細かい動きは、さすがcrescoさん 」とか「これほど躍動感のある描写ができるのはcrescoさんだけ」と言われるようになるのが理想です。

ありがとうございます。最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

「いいものを作る!」という情熱のある人を求めています。その上で、アニメやゲームなどエンタメが好きな人、映像制作について自分なりの“こだわり”を持っている人に加わってもらえたら嬉しいです。そうした資質を備えている方で映像制作の経験者であれば申し分ありません。一緒に成長していってくれるメンバーが加わってくれることを期待したいですね。たくさんのご応募、お待ちしています。

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