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【M-coord座談会】Z世代のクリエイター集団が、動画制作の新しい地平を切り拓く

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PROFILE

[参加者]
■藤井 周平(Chief Director/新卒入社5年目)
■元吉 海生(Producer&Director/中途入社3年目)
■中野 利恵(Designer/新卒入社1年目)
■広瀬 将太(Editor/アルバイト)
■内藤 愛実(Director/アルバイト)

人気ゲームのテレビCMを始め、プロモーション映像の制作で豊富な実績を誇るセンティアン。高品質の映像を提供できるのは、社内に“ブランドチーム”と呼ばれる複数の組織を設け、クリエイターが得意分野に専念し、思う存分、腕を振るえることが大きい。そうしたチームの1つ、SNSの映像制作に特化した『M-coord』は、20代の若手クリエイター中心。誰もが知る「人気YouTuber」の撮影~編集を多数手掛けながら『ONE PIECE』『ドラゴンボール』『ガンダム』などの国民的作品の公式番組制作も並行して行っている。今回は、『M-coord』のメンバー5名による座談会を企画。Z世代ならではの感性が、映像制作にどう活かされているのか、語り合ってもらった。

若手だからこそユーザーの感性が分かる

──最初に、自己紹介を兼ねて、それぞれの業務内容を教えて下さい。

藤井 私は『M-coord』のチーフディレクターとして、チーム全体のマネジメントに携わりつつ、編集作業などクリエイターの仕事も担当しています。『M-coord』は、SNS動画の制作に特化したチーム。Z世代が視聴者層の中心なので、クリエイターにも若い感性が求められます。ですから、20代中心のメンバー構成で、若手が成長し、活躍できる環境作りに力を入れています。

元吉 私はプロデューサーとして、企画立案からクライアントとの予算交渉、外注先の管理に至るまでを担当する一方、ディレクターとして撮影や編集に関わる場合もあります。私の得意分野は、YouTuberさんのコンテンツ制作。誰よりも視聴者ニーズを掴み、「面白い映像」を作れると自負しています。

中野 私はデザイナーを務めています。お客様にデザイン面のご要望を伺った上で、チームに持ち帰り、デザイン案をまとめるのが主な役目。特に力を入れているのは、プロジェクトが完了した後、お客様から評価されたデザインのポイントをチーム内で共有すること。メンバーのデザインスキルを高めて、よりハイクオリティの映像を制作できるようにしたいからです。

広瀬 私はアルバイトとして、エディターを務めています。センティアンでの経験は約3年。映像の加工や音声の調整などの編集作業を担当。最近は、YouTuberのお客様からご依頼を受けて、カメラマン役を担うことも。人気YouTuberさんのサポート役のような立ち位置ですね。

内藤 私もアルバイトで、ディレクターの仕事を始めて半年目。プロジェクトごとのディレクションと、編集作業が主な役目です。また、私が力を入れているのは、チーム内のムードメーカーとして、コミュニケーションを増やすこと。動画制作の大半は、個々に黙々と作業を進めることが多い。でも、コミュニケーションを密にすれば連携がより強くなり、メンバー間のチェック機能が働くのでミスが減ります。

SNS動画ならではの制作ノウハウを蓄積

──社員・アルバイトの区別なく、チーム一丸となって作品に取り組んでいるのですね。では改めて、『M-coord』はどのようなチームなのか、解説をお願いします。

藤井 センティアンの“ブランドチーム”の1つです。センティアンには、『M-coord』を始め、現時点で4つのブランドチームがあって。それぞれ得意領域を持ち、社内起業のような形で、分かれて映像制作をしています。得意分野の専門性を追求することで、その知見を活かした高品質な映像を制作する訳です。

元吉 その中で、私達がSNS動画にフォーカスしたチーム。4年程前、当時、新卒1年目の社員が浅沼社長に「YouTuberの動画制作を引き受ける新事業を始めたい」と提案。浅沼社長がゴーサインを出したことが、きっかけになりました。

中野 YouTuberさんの動画は、「本人が作っている」と思われがち。でも、人気YouTuberさんともなると、制作する動画は膨大な量になる。制作を外注して、本人は企画に回るのが一番、合理的なのです。

──新しい市場を開拓できた訳ですね。

藤井 はい。センティアンは人気YouTuberさんと同世代、いわゆるSNSネイティブ世代の若手が活躍している会社。そうした若い感性を活かしながら組織的に取り組んだことで、YouTuberさんと視聴者の方々のニーズに応えることができました。

中野 実際に制作案件をこなす中で、「低予算でスピーディーに制作すること」と、「あえて素人っぽさが感じられるコンテンツに仕上げること」といった、この分野で成功するコツが見えてきました。プロの構成作家が考えるような企画ではなく、“若い感性によるアイデア勝負”が好まれる世界ですから。

全てのコミュニケーションが動画になる!?

──「低予算かつスピーディー」というスタイルは、SNS動画に限らず、お客様からの支持を集めそうですね。

藤井 そう思います。例えば、企業とステークホルダーとのコミュニケーション・コンテンツに大きな可能性があるかもしれません。顧客向けの商品やサービスの紹介パンフレットや、株主・投資家へのIR資料、社員向けの社内報、求職者や就活生向けの採用サイトなど、企業は様々なコンテンツを制作してメッセージを発信していますよね。こうしたコンテンツの多くは動画になっていくのではないでしょうか。そのマーケットを、私達が蓄えたノウハウを活用して、開拓していくことも考えられます。

元吉 企業さんがそうした映像制作を外注する時、フリーランスの個人よりも制作会社の方が依頼しやすいと思います。こうした新しい仕事は、独立しているクリエイターよりも、センティアンのような会社のメンバーの方が、携われるチャンスが大きいかもしれませんね。

──より大きな市場を開拓できるかもしれないのですね。では続いて、皆さんが『M-coord』の仲間として一緒に働くまでに、どのような経験を経てきたのか、聞かせて下さい。

藤井 私は2018年にセンティアンに新卒入社しました。美大出身で、アニメーションについて勉強するかたわら、自主制作アニメを手掛け、映像を作る面白さを実感。でも、あまり絵を描くのは得意ではなかったので、「将来は映像ディレクターを目指そう」と。

そうした中、登録していた就活サイト経由でセンティアンからスカウトメールが届きました。ゲームソフトのテレビコマーシャルなどを数多く手掛けていることを知り、「まさに求めていた仕事ができそうだ」と感じて。決め手となったのは浅沼社長との面接。モノづくりに対する考え方などを話していて、「フィーリングが合う!」と。社長との距離も近そうで、自分にとって居心地のいい環境だと思って決めました。

元吉 私の場合は2020年入社で、異業種からの転職。前職は家電メーカーで、事務系の仕事を1年弱、続けました。ですが、「もっと自分に合った職種が他にもあるのではないか」と思い、周囲に相談。その中の1人に、センティアンの営業職の社員がいて。家電メーカーに入社したばかりの頃、外部の新卒マナー研修に参加した時に、知り合った人でした。

その人に、お酒の席で「家電メーカーを辞めたい」と相談したら、「それならセンティアンに入りなよ!」と。私も美大出身なので、クリエイティブな仕事に興味があったから、転職することにしたのです。

中野 私は2022年の新卒入社です。大学でドイツ語を専攻。卒業後は商社などに就職するケースが多い学部ですが、私はあまり興味が持てなくて。それで、他の職種を探していた時に、センティアンのインターンの募集を見つけました。絵を描いたり、モノを作ったりするのが昔から好きだったから、「面白そう!」と。

その上で、「センティアンで働きたい」と思ったのは、社長の浅沼さんの人柄に魅力を感じたから。インターンの採用面接の時、情熱と信念を持って取り組まれている方だと感じました。実際にセンティアンのインターンを経験してみると、「しっかりと映像の基礎を学びたい」と思うように。それで、映像系の専門学校へ通い、卒業してから、社員として入社しました。

広瀬 私がセンティアンでアルバイトを始めたのは、友人からの紹介がきっかけ。その友人がセンティアンの社員さんと知り合いで。恵比寿のカフェでその社員さんと面談し、ゲームのプロモーション映像を制作している会社だと聞いて興味を持ちました。私もゲーム好きで、自分でゲームのプレイ動画を作ってSNSで発信したことも。もともと映像制作の分野は面白そうだと思っていました。その後、会社見学をして、「凄く活気のある会社だ!」と感じて入社を決めました。

内藤 私の場合、新卒で入った飲食の会社を辞めた後、求人サイトでセンティアンのアルバイト募集を見つけて応募しました。大学時代に映像関係の制作ソフトを使ったことがあり、映像の仕事に興味を持っていたからです。決め手は、社員の中野さんが面接してくれたこと。同性で、年齢も近い中野さんがバリバリ活躍しているのを見て、「女性が働きやすい環境だ」と感じました。

SNS動画制作の頂点を目指す

──皆さん、映像制作の仕事に高い関心と意欲を持って、センティアンにジョインしたことが伺えますね。では最後に、それぞれの今後の目標を聞かせて下さい。

元吉 常にワクワクしながら、映像の仕事に携わっていきたいですね。そのためには、固定観念に捉われず、新しい発想を自由に映像制作に取り込んでいく姿勢を大事にしたい。そういう意味でも、若手メンバーと一緒に、刺激し合いながら制作してけるような環境を作りたいと思っています。

中野 デザインの仕事をする上で、インスピレーションを大事にしています。それは、クリエイターとしての沢山の経験から出てくるもの。ですから、とにかく経験を積みたい。そして、これから入社する若手のデザイナーに、私が経験したことを共有していきたいと思っています。

内藤 いずれはフリーランスのクリエイターとして独立して、活躍することが目標です。それまでに、自分の取り組みを発信する“内藤Channel”のようなメディアを立ち上げてみたい。そのためにも、もっと映像の専門知識を身につけ、経験を積んでいくことが必要だと思っています。

広瀬 新しいことにチャレンジし、オールマイティーに活躍する映像のクリエイターになりたいです。自由奔放で好奇心旺盛な性格だから、今は一つのことを極めるよりも、様々な模索をして、その中から自分らしさを見つけていければ良いかなと考えています

藤井 『M-coord』のブランド力を高め、映像業界における知名度を上げていくことが目標です。そのためには、若手人財の更なる採用と育成が欠かせません。今後、メンバーの個性を活かしながら、オリジナリティ溢れる高品質な映像制作を手掛け、「SNS動画の制作ならセンティアンの『M-coord』だ」と言われるような存在になりたいです。

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