【職種横断座談会】チームで仕事をするスタイルだから、IT未経験者でも急速に成長できる環境です

飲食店の店長からエンジニアへ転身

──最初に、自己紹介を兼ねて、それぞれの業務内容を聞かせてください。

チームマネージャー　CPO（Chief Product Officer）として、開発・マーケティング・コンサルティングなど、幅広い業務に携わっています。また並行して、お客様ごとにソフトをカスタマイズするためのプロジェクトをマネジメント。エンジニアやディレクター、PMO、社外のパートナーさんなど、総勢にして約20名のメンバーをサポートしながら、プロジェクトを引っ張っています。
 
ディレクター　ディレクターを務めており、カスタマイズのプロジェクトをお客様に寄り添いながら、一緒に進めていくのが私の仕事です。「お客様が実現したいことをヒアリングし、それを社内エンジニアに伝える」というのが主な業務になりますね。
 
PMO事務　私は事務を担当していて、プロジェクトに際してはPMO（Project Management Office）の役割を担います。当社の案件は、自治体さんが関わることも多く、沢山の書類を作成しなければならないことも。そのような時に対応するのが私の仕事。最近は、発注書を始め、どのプロジェクトでも使う書類をテンプレート化するなど、業務効率をアップする改善提案を積極的に行っています。
 
エンジニア　私はエンジニアです。とはいえ、IT業界未経験でカスタメディアに入社し、今は主にフロントエンドの勉強をしていて、言語としてはPHP、フレームワークはSymfonyを学びつつ、Webシステムの基本構造を把握しようとしているところです。

──様々な職種の方がチームを組んで、プロジェクトを遂行していくのですね。では、皆さんそれぞれ、現在の職種に就くまでどのようなキャリアを歩んできたのか、教えてください。

チームマネージャー　私は金融機関を経て、フィンテック関連のIT企業で働いていました。社会を変えるような、大きな可能性をフィンテックに感じていたので。その頃、銀行時代の知人に、カスタメディアの宮﨑社長を紹介され「シェアリングエコノミーの発展にITの分野から貢献する」というビジョンに魅力を感じて、ジョインすることに決めました。
 
ディレクター　私は異業種から転職してきました。今までに、航空、アパレル、不動産などの業界で働いてきて、コロナの影響が広がる中、「リモートワークで働きたい」という想いが芽生え、IT業界なら場所の制約もなく、自由な働き方ができると考えました。そして、数あるIT企業からカスタメディアを選んだ決め手は「シェアリング」という新しい領域を開拓していくのが、面白そうと感じたことです。
 
PMO事務　私も異業種からの転職です。高校卒業後、百貨店の販売職を経て、マッチングビジネス会社での営業を経験しました。ただ、“ノルマを達成するために、一人で頑張る”というスタイルは自分には向いていない、と感じ、手に職を付けられる事務の仕事を探す中で、カスタメディアに出会いました。決め手になったのは、1日体験入社のイベントに参加したこと。その時、凄く丁寧に仕事を教えてくださり「チームワークを大事にしていて働きやすい環境だ」と思ったからです。
 
エンジニア　前職では、飲食店の店長を務めていました。でも、コロナの影響で先行きが不透明になって。転職のきっかけは、かつて私が通っていたプログラミングの専門学校の学生仲間で、カスタメディアで働いていた友人から誘われたこと。IT業界なら社会的な変動にも強いと思い、入社を決めました。とはいえ、専門学校で少しかじったぐらいでは、とても知識が足りない。ですから、今は基礎から勉強をやり直しているところです。

社会貢献度の高い仕事にやりがいを感じる

──多様なバックグラウンドを持つ皆さんがカスタメディアに集まり、チームワークを発揮して、お客様に高い価値を提供できた事例を教えてください

チームマネージャー　では、私がプロジェクトマネジャーを務め、皆さんと一緒に携わったある公共機関のプロジェクトについてお話ししましょう。単年度予算の制約もあり、非常にスケジュールがタイトだった案件です。恐らく、ほとんどのIT企業がリスケをお願いするレベルでした。でも、私達のチームは無事、納期に間に合わせた。
 
納期を厳守するため、私がマネジャーとして心掛けたのは、目標をメンバーに共有すること。プロダクトがカスタマイズされ、お客様の構想が実現したら、地域の多くの人々の暮らしが良くなる。それを考えれば、カスタマイズが遅れることは許されない。そうした使命感を共有することで、メンバー全員が責任を持って自発的に動いてくれました。だからこそ、納期を守ることができたのだと思います。
 
ディレクター　その公共機関のプロジェクトのことは良く覚えています。当時は、プログラムに不具合がないかテストをしたり、UIデザインを考えたりする仕事を担当をしましたね。「質の高い仕事を、スケジュール通り納品する」と、マネージャーが常に私達に話していて。その志の高さに感動しました。
 
だからこそ、「スピード感を意識しつつ、でもミスなく仕事をこなす」ことができた。あの時、大きく自己成長できたと思います。
 
PMO事務　私もPMOとして参加しました。納期を厳守するために、プロジェクトの進捗管理に気を遣いましたね。どのメンバーに業務負荷が掛かっていて、スケジュールに遅れが出るリスクがあるかを、私のところで把握。負担が過剰なメンバーがいたら、マネージャーと連携しながら、その軽減に努めました。結果、納期を守ることができて誇らしかったです。
 
エンジニア　残念ながら、私はそのプロジェクトに参加していませんが、タイトなスケジュールを守り切ったことで、お客様から大変、感謝されたと聞いています。カスタマディアのチームワークの良さは、駆け出しエンジニアとして、プロジェクトに少しだけ関わらせていただいている中でも感じています。特に、「お客様が何を目指しているのか」という目的を、プロジェクトメンバー全員が共有していることで、良い仕事ができていると感じますね。

自己成長が昇給・昇進に直結する

──皆さんが高い志を持って仕事に取り組んでいるのが伺えますね。では、社員の活躍を支えるカスタメディアの企業風土や労働環境について、特徴的なものを教えてください。

チームマネージャー　職種ごとにキャリアパスと、それに応じた給与が明確に設定されていて、経験や年齢に関係なく、努力次第で昇進・昇格ができます。個人差はありますが、全くの未経験からスタートした方であっても、3年ぐらいで「一人前」と認められるレベルには成長できて、給与も上がるケースが多いですよ。
 
エンジニア　個々の給与とは別に、会社全体の業績が伸びれば、賞与としてメンバーに還元される制度もあります。私はまだ入社して半年なので、エンジニアとして成果を出すのは難しい。でも、この制度のお陰で収入がアップしました。
 
ディレクター　労働環境の面では、リモートワークでもオフィス出社でも、自分の好きなワークスタイルを選べます。ちなみに、私は元々リモートワークがしたくてIT企業であるカスタメディアに入社したのですが、今は会社の人たちと顔を合わせながら仕事するのが楽しくて、出社することが多いですね（笑）。
 
PMO事務　企業風土の面では、一人ひとりが発言しやすい環境があると思います。意見を言った時、頭ごなしに否定されることなく、ちゃんと話を聞いてくれる。「事務職の女性」は軽く扱われてしまう企業もあると聞いていますが、カスタメディアは皆が私を尊重し、改善提案も歓迎してくれますね。

──自己成長に最適な職場ですね！ 最後に、それぞれの今後の目標を聞かせてください。

エンジニア　エンジニアとして、周囲から頼られるような存在になりたいです。そのためにも、もっと勉強しなければ。半年後には、今よりも対応できることを増やし前進していたいと思います。
 
ディレクター　お客様から指名をいただけるディレクターになりたいです。そのためには、納期を厳守することはもちろん、要件定義をしっかりできるようにならなければいけない。そのためにもスキルアップを怠らず、成長を続けたいですね。
 
PMO事務　関わりのある社内外の方から、業務のことで何を質問されても、直ぐに回答できるだけの知識を身に着けたい。現状、まだ自分で納得がいくような回答ができないことも多いので。もっと知識を増やして自信を付けたいです。
 
チームマネージャー　社員と会社が一緒に成長していけるような環境を作りたいと思っています。IPOも視野に入れ、若手が活躍する場を提供し、社員のモチベーションを高めながら、今まで以上に業績を上げていきたい。そのためにも、新しいことへの挑戦を続けていきたいですね。