■岡田 光貴(主任)
神戸に本社オフィスがあり、東京と大阪に拠点を持つITベンチャー、カスタメディア。現在、シェアリングエコノミーを推進するパッケージソフトの提供で急成長を遂げている。そのため、自社プロダクトの開発・カスタマイズに携わる、フロントエンド系やバックエンド系のエンジニアを積極的に採用している。そこで今回は、IT系の専門学校からカスタメディアに入社し、20代でエンジニアとして活躍すると同時に、マネジメントにも携わる岡田光貴を取材。カスタメディアにはどのような成長の機会があるのか、語ってもらった。
実は、IT系の専門学校に通っていた時からカスタメディアでアルバイトとして働いていて。卒業後に正社員として入社した、という流れになります。元々、「エンジニアになろう!」と思ったのは、中学生の頃。スマートフォンやゲーム機など、身の回りにあるIT機器が、どのような仕組みで動いているのか、気になったことがきっかけです。調べてみたら、エンジニアが作っていることを知って。自分もそうした仕事に携わりたいと、専門学校に進学しました。
在学中は時間があったし、「いずれIT企業に就職するのだから、今の内にIT企業でアルバイトをして、業務を経験しておこう」と。バイトの求人を探す中で、見つけたのがカスタメディアでした。当時、週4日・32時間程度は働いていましたね。Webシステムの構造全体を理解することから始め、PHPやSymfonyを習得。卒業までの2年間で、自社プロダクトの機能を拡張するカスタマイズに対応できるまでに成長できました。
全く考えませんでした。というのも、今はCTOとしてカスタメディアのエンジニアを牽引してくれている平木さんの存在が大きくて。バイト時代、主に私の面倒を見てくださった。平木さんのお人柄や、技術知識の吸収に貪欲な姿勢に惹かれ、「この人と一緒に働きたい!」と。ですから、カスタメディアに新卒で入社するのは、自然な流れでしたね。
入社2ヶ月後に、大手金融機関の案件に携わり、エンジニアのリーダーに抜擢された時ですね。フロントエンドやバックエンドなど、各領域のエンジニア9名をマネジメントして、半年後の納期までに必ず間に合わせる役目。メンバーは私より年上で、エンジニア歴も長い方ばかりで、社外パートナーさんのエンジニアの方も。マネジメントの難易度は非常に高かったと思います。
それでも、無事に納期通りに納品。達成感がありましたし、自己成長を実感しましたね。今、振り返ると、乗り越えられたのは、「入社したばかりの私に、これほど大きな仕事を任せてくれた、会社の期待に応えたい」という想いが強かったからだと思います。
全体を統括するプロジェクトマネジャーの方から、「失敗しても全責任は私が負うから、岡田君は自信を持って、自分のやり方で取り組んでくれれば良い」と言っていただけたことが大きかったですね。それで、「自分はスケジュール管理やメンバーのサポートに回ろう。技術的なことは、メンバーのベテランエンジニアさんに教わればいい」と踏ん切りがつきました。プロジェクトマネジャーの方の一言がなかったら、「自分が責任を負う」という気持ちが強過ぎて、ベテランエンジニアさんに教えを乞うような態度を取れず、失敗してしまっていたかもしれませんね。
また、CTOの平木さんがサポートしてくださったのも大きかったですね。技術的な面でも、精神的な面でも、支えになっていただきました。私が責任の大きさに不安を感じていることを相談した時、「岡田君が今までに学んできたことを発揮するチャンスだよ」と。その言葉で、随分、安心したことを覚えています。
昇進・昇給のペースは速いと思います。私の場合、学生時代のアルバイト経験があるので特殊なケースですが、入社3ヶ月後には主任に昇進しました。また、執行役員の後藤さんと定期的に面談できる機会があって。悩んでいることがあれば相談もできるし、将来のキャリアプランについて考える時間にもなります。普段は目の前の業務に忙殺されていて、中々、未来のことを考える余裕がないので、有難いですね。
“自分のチーム”を持つことです。カスタメディアで働いていると、チームとして目標を共有し、一緒にプロジェクトを遂行していく楽しさを実感します。ですから、「自分がマネジメントするチームを作り、色々なことにチャレンジできたら最高だな」と。そのためにも、もっと自分の技術力を高めながら、頼りにされるようなマネジメントができるようになることが目標。これから入社してくる人も含めてチームを組み、新しいプロダクトを一緒に開発できたら嬉しいですね。
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