CTOとして活躍する青島新さん。
変な商社が企画・開発を進める『ホテル・宿泊業界に特化したDX受発注システム「Rakuder(ラクダー)」』や社内ツールの開発等に携わっています。
CTOとして受発注システム「Rakuder」の開発面でのディレクションを中心におこなっています。また、社内で使う業務改善のツールなどの開発もしています。
観光業界の受発注業務は、未だに電話やFAX、メールを使うのが主流となっていて、発注データについても一元管理がされていないなど、言ってしまえば“勘と経験”で発注を行っているのが課題でした。
一部の施設では業務効率化のためのシステムを導入しているところはあるものの、業界全体では、あまり浸透しておらず、煩雑かつ個人の経験や勘に頼ったオペレーションに依存しているところも多いのが現状だと思います。
また、観光業界は人手不足の深刻化が課題です。受発注を含めて、本当に業界全体の仕組みを変えていかないと、この先立ち行かなくなるほど人手が足りていません。
こうしたなか、変な商社が、観光業界の専門商社だからこそ「業界の抱える大きな課題を解決したい」という思いから、「受発注の統合システム」を作り、それをプラットフォーム化していくプロジェクトを立ち上げました。それが「Rakuder」です。
Rakuderを開発していく上では、「ホテル」、「商社」、「サプライヤー」という3つのユーザーを意識する必要があります。「このような機能があれば、ホテルの役に立てるのではないか?」「サプライヤーにはこの機能があった方が良いのではないか」など、どのユーザーにも役立てるシステムを作りたいという熱い思いがあったからこそ、全体最適を考えていくのが大変でしたね。これは、現在も日々悩んでいることですが、ここにこそ、Rakuderにおける開発の面白さもあると思います。
ありがたいことに、ホテルを中心として、多くの施設様に導入頂いているのですが、、不具合や改善点があればどんどん要望を出してほしいとお伝えしています。
実際にRakuderを使っているお客様からは、「この部分をこうしてほしい」とか「こんな機能があったら便利になる」といういろいろな意見やフィードバックをもらうことができています。しっかりとRakuderを活用してくれているからこその、我々では気づけない改善点が見つかり、より良いプロダクトにしていくためのヒントを日々、得ることができています。
変な商社は、観光業界のデジタル変革を牽引する“DX商社”のような立ち位置になっていきたいと考えています。
最近では「モノ売り」から「コト売り」という流れがあったりしますが、まさに、Rakuderが提供しているのは、購買のDXというコト売りです。販売しているのは、プロダクトなのですが、お客様には購買体験の最適化という価値を提供していきたいと考えています。
観光業界における多くの施設様に、価値を提供し続けるために、Rakuderも、お客様から頂いたフィードバックをもとに、どんどん進化させていく必要があります。
また、今は受発注がメインですが、将来的には経営に活用できるプラットフォームへと進化させていきたいですね。例えば、データ分析を生かして需要予測するとか、さらに収支予測を立てたりなど、Rakuderの提供する付加価値を拡充していくビジョンを持っています。最終的には、ホテルなど観光業界の施設様が何か欲しいとか、何かしたいと思ったら、どんなことでも、Rakuderを使って実現できるという世界観を目指していきたいと思っています。
観光業界に特化した受発注システム「Rakuder」:https://rakuder.jp/
募集要項をご確認の上、ご応募ください。