■ 左端:石山 正和(介護士/統括介護リーダー)
■ 中央左:髙野 将樹(介護士/サービス提供責任者)
■ 中央:長野 紗里(看護師)
■ 中央右:櫻田 浩隆(統括事務長)
■ 右端:横田 織絵(介護士/サービス提供責任者)
ベストケア・パートナーズは、住宅型有料老人ホーム・訪問介護・訪問看護などの介護事業を展開。埼玉県を中心に18ヶ所に事業所があり、今後も毎年3~5の新しい施設を開設していく予定だ。その構想を実現する原動力になっているのが、ベストケア・パートナーズで活躍する職員たちだ。今回は、介護・看護・事務など、各分野のエキスパートとして、最前線で活躍している職員5名に集まってもらい座談会を企画。ベストケア・パートナーズはどんな職場なのか、実際に働いて感じていることをざっくばらんに語り合ってもらった。
※インタビュー掲載元はこちらになります
充実した研修や資格取得支援が魅力だった
櫻田 私はさいたま市内エリアの統括事務長を担当しています。行政対応や利用者さんの管理など、施設運営に関わることに幅広く携わっています。現場の実情にうとくては務まらない仕事なので、介護福祉士実務者研修を受けて、基礎的な知識・スキルを身に着けています。
髙野 私はさいたま市の老人ホーム「みつばメゾン武蔵浦和」を中心に、介護の仕事をしています。この業界には未経験から挑戦し、働きながら介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、そして介護福祉士とキャリアアップしてきました。
横田 私の場合、同じさいたま市でもお二人とは別の施設、「みつばメゾン与野本館」で介護士として働いています。ベストケア・パートナーズに入社してから介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修の資格を取得しました。
長野 私は看護職です。埼玉県朝霞市にある「みつば訪問看護ステーション朝霞台」に所属し、住宅型有料老人ホームの「みつばメゾン与野 本館」「みつばレジデンス与野アネックス」「みつばメゾン武蔵浦和」など複数のホームへ出向いて、利用者さんの看護を担当しています。資格は、看護師と介護福祉士の両方を持っています。
石山 私は朝霞・志木エリアの統括介護リーダーとして施設運営の仕事に携わっているほか、サービス提供責任者として主に介護計画の立案、利用者さんの状態や計画内容のチェック・評価などを担当しています。介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修の資格を取得しています。
櫻田 私は大学を卒業した後、塾の講師を18年くらい続けていました。しかし、経営状態が悪くなってしまったのです。転職活動を進める中、ベストケア・パートナーズからのスカウトメールをいただきました。介護分野はまったく知識がありませんでしたが、面接で中山社長の大らかな人柄に触れたことや、ベンチャー企業として事業が急速に伸びていることに魅力を感じて入社を決めました。
髙野 私は学生時代にボランティアで介護を経験したことがきっかけとなり、さいたま市の介護施設で働き始めました。ある時、その施設がベストケア・パートナーズに吸収合併されることになったのです。ですから、ある日突然ベストケア・パートナーズの社員になりました(笑)。
ベストケア・パートナーズが運営するようになってから、方針は大きく変わりました。例えば、重度の要介護者の方を積極的に受け入れることになりました。介護度の高い方には「喀痰吸引」などの医療的ケア*を必要とする方もいらっしゃいます。そうしたニーズに応えるため、会社では「喀痰吸引等研修」に力を入れていました。私自身、そうした医療的ケアは「やってみたい」と思っていたので、新方針は大歓迎でしたね。
*医療的ケア…経管栄養による胃ろう・喀痰吸引を指す
横田 私は以前は接客の仕事をしていました。介護の業界に入ろうと思ったのは、接客経験を活かせると感じたからです。ベストケア・パートナーズに入社した決め手は、人財育成の方針や教育制度に魅力を感じたことですね。異業種から未経験で入社するので、育成体制が整っている会社に入りたかったのです。面接の際、資格の取得費用を会社が負担してくれることや、研修が充実していることなどを知り「この会社で働きたい」と思いました。
長野 私はもともとは介護の仕事をしていたのですが、医療にも関心がありました。そこで看護学校に通って資格を取り、病院に就職したのですが体力的にハードでプライベートの時間確保も困難でした。そこで介護と看護、両方のスキルを活かせるところへ転職しようと考えたのです。ベストケア・パートナーズへ入社した決め手は、職場見学をさせていただいたとき、風通しが良く人間関係が良さそうな職場だと感じたことです。それに訪問看護なら、利用者さんとじっくり向き合えると感じたこともあります。
石山 私の場合、社会人として最初に勤務したのは障がい者施設でした。その後、さまざまな職種を経験しましたが「障がい者施設での仕事が一番、やりがいがあった」と思ったのです。福祉関連の仕事に戻ろうかと考え始めた、ちょうどそのときベストケア・パートナーズの求人を見ました。「独立を支援します」といったことが書かれていて、それが応募の決め手になったのです。漠然とですが独立願望があり、将来は自分の手で介護施設を設立したいと思っています。
「看護師が足りない」という現場の声に会社が即応
横田 利用者さんと信頼関係を築けたと感じたときです。少し前に、訪問介護で寝たきりの利用者さんのケアを担当していて。その方は、文字盤を使ってコミュニケーションを取っていたのです。私が新しい事業所へ異動することになった時、さみしそうな表情で文字盤を使い「ありがとう」と言葉をかけてもらったことが今でも忘れられません。とても嬉しかったですね。
髙野 私の場合も、利用者さんから頼りにされた時ですね。60代の男性で身体がとても不自由な方がいて、私にリハビリの方法について質問してくださいました。近くに理学療法士の方がいたのに、わざわざ私に声をかけてくれたのです。普段は軽く挨拶する程度で、しっかりコミュニケーションを取っていたという自覚はなかったので驚きました。介護は、利用者さんの心のケアをすることも大事な役割です。こうした日々の積み重ねが、やりがいにつながっています。
櫻田 私は新しい事業所の立ち上げを経験した時ですね。中山社長から任せていただいて、やりがいを感じました。結果的にその事業所は残念ながらクローズすることになったのですが、立ち上げから撤退までの一連のプロセスを全部、当事者として経験できるのはベンチャー企業ならではだと思いますし、この経験を次に活かしていきたいと思っています。
石山 私の場合は、入職して約1年後に介護リーダーへ抜擢していただいたことです。自覚が芽生え、仕事に対する責任感が強くなったと思います。一緒に働いている職員の“やる気を引き出すこと”が大事ですし、私個人としてではなくチームとして結果を出すことに目が向くようになりました。以前に比べて、業務全体を広く見渡せるようになったと思います。独立に向けた第一歩にもつながるし、やりがいが感じられますね。
長野 自分たちでサービスの提供体制を考えて実現に向けて動けることです。そして、それを会社がバックアップしてくれることに私は感謝しています。例えばサービス開始当初、看護師は全員日曜日がお休みでした。でも利用者さんのニーズはある。私も含めて「日曜日もやりたい」という看護師はいたものの、十分なサービス提供ができるだけの人数はいなかったのです。その実情を会社にありのまま伝えたところ、すぐに看護師の増員が決まり、今ではしっかりした体制で日曜日もサービス提供ができています。
当たり前の権利を堂々と行使できる
櫻田 いま長野さんがシェアしてくれたエピソードにも通じることですが、“職員の意見に耳を傾けてくれる風土”があるので、働きやすい環境だと思います。特に中山社長との距離の近さを感じますね。いつでも相談したり、意見を言ったりできる距離感なのです。中山社長が話しやすいのは、失敗に対して寛容だからということもありますね。入社してすぐのころ、新車の社用車に傷をつけてしまったことがあったのです。「どれだけ怒られるんだろう…」とビクビクしながら中山社長に報告したら、笑いながら「貸しにしておきますよ」とおっしゃった。この人についていこう、と思いましたね。
石山 確かに、中山社長と距離が近いというのはありますよね。私は業務のことでよく相談しています。社長自身がこの会社を立ち上げてからずっと介護現場の最前線で働いてきた方なので、実務にものすごく精通していらっしゃるんですよ。特にマネジメントで悩んだ時は、積極的に相談するようにしています。
髙野 私の場合は、お休みが安定的に取れることに感謝しています。以前はシフトを組んで勤務していたので、休日が定まっていなくて。プライベートの予定が立てにくかったのですが、ベストケア・パートナーズで働くようになってからはお休みの曜日が固定されました。先々の予定が立てやすくなり、ワークライフバランスがはかれるようになりましたね。
長野 確かに働きやすい労働環境ですよね。基本的に定時で帰れますし有給休暇もきちんと取得できます。他業界なら当たり前のことかもしれませんが、看護や介護の業界では当たり前が通用しないケースが多く存在しています。しかし当社の場合は、社員の働きやすい環境がしっかり確保できていると感じます。
横田 私は評価制度にも働きがいを感じます。頑張れば、ちゃんと賃金に反映されます。年2回も昇給のチャンスがありますし、他の会社に比べてもベースアップするチャンスが多いと思います。
櫻田 「成長企業で働いている」というやりがいを思い切り感じていますから、今後も事業の拡大に貢献していければと考えています。
髙野 「喀痰吸引等研修」の第1号・第2号を修了して、より医療的ケアができる介護士を目指しています。
横田 介護福祉士の資格を取ることです。あとは現在はサブリーダーの肩書で仕事をしていますが、将来的にはリーダーになれるように頑張りたいと思っています。
長野 もうすぐオープンする新しい事業所で働くことになっているので、新人教育などをしっかりと行い、そこでマネジメントの仕事を覚えたいと思っています。
石山 独立開業に向けて介護福祉士の資格を取ることです。そしてもっと経験を積むことですね。40歳までには、この目標を達成したいと思っています。
事業所概要
|所在地
埼玉県さいたま市南区鹿手袋4-4-1
|転載元サイト
https://hikoma.jp/bestcare-partners/
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