村上 里奈 / Rina Murakami

INTERVIEW

通関部にて通関アシスタントとして、
東京港メインで海上輸出・輸入の通関業務を行っています。
業務のおおまかな流れとしては、申告に必要な書類の内容や数字に齟齬が生じていないか
チェックをし、申告に必要なHSコードを特定、時には税関以外の官署に申請が必要かどうか確認し、
税関に申告をします。検査の立合のため、ヤードや倉庫に実際に行くこともあります。
特にHSコードの特定は、メインの業務といえます。
税関は、日本からどんな貨物がどれくらいの量を輸出したのか、
また日本にどんな貨物がどれくらいの量を輸入されたのかをHSコードによって統計を取っています。
そのため、正しいHSコードを申告するために、貨物の材質や用途とその他貨物に関する情報を
お客様からしっかり聞き出せるよう日々やりとりをしています。

海上輸入にて、通関の相談があってイチから貨物の詳細情報をお客様からお聞きして
必要書類の確認や申請の手配などをおこなった貨物が輸入許可となった時です。
いつもの通関業務ですと、約2週間～5日前から書類一式受け取り、申告を行うのですが、
必要書類や証明書の確認といった内容ですと、
まだ輸出国から貨物が輸出すらされていない時期から相談を頂いておりますので、
慣れないことを1か月以上業務として行うので、心なしか他の案件よりも緊張することがあります。
そんな案件が、輸入許可となり無事終了したときはやりがいを感じます。

世界との繋がりが感じられる仕事を希望していて、貿易関係をメインに就職活動をしていました。
選考を受けさせていただいた中でも、ノットグローバルは雰囲気が
明るく生き生きとしている印象を受けたためです。
また、最初は営業アシスタントとして採用していただきましたが、
将来的には通関業務に携わらせていただけたらと当初から思っており、
新しい事に挑戦させていただける社風が魅力的だったので、入社を決めました。

友達とご飯に出かけたり、家で映画かアニメを見ています。
あと秋～冬限定になりますが、フィギュアスケートの国際大会のシリーズが始まるので、
応援している海外選手が出場する大会のライブストリーミングに張り付きっぱなしの日もあります笑

「興味はあるけれど難しそうだ」「未経験だ」と躊躇してしまうかもしれませんが、
ご興味・ご関心が少しでもありましたら是非！
当社では、貿易の知識ゼロでも一から学んでいくことができます。
私も入社当時は貿易実務や通関業務について全く知識を持っておりませんでしたが、
優しい先輩に支えられて1年ほどで大方の知識と業務を行えるほどになりました。
皆様にお会いできる日を楽しみにしております！

『You can only connect the dots looking backwards.』

スティーブ・ジョブズの2005年スタンフォード大学卒業式でのスピーチから。
（本当はこの文章の前に "You can’t connect the dots looking forward; "と付きますが、書くには長いので省略）
「未来をあらかじめ見据えて点をつなぐことはできない。できるのは、後から繋ぐことのみ。」
つまり今は無意味だと思っている事も、後には有意義な事だったと思える日が来ることを信じて、
日々前向きに気を引き締めることができる言葉なので、座右の銘にしています。