INTERVIEW
ノットグローバルを知る

【新卒2年目座談会】
チャレンジ精神を称賛する風土で若手が国際人へと成長していく

ノットグローバルを知るINTERVIEW
PROFILE

赤岩 樹(営業部/営業)
片山 凌介(営業部/営業)
髙田 冴絵(現:人事総務部/前:営業アシスタント)
村上 里奈(通関部)

イタリアのワインを空路で輸入したり、日本の中古車をアフリカへ船便で輸出したり。様々なモノの貿易について、運搬手段の手配や通関の手続きなどの実務を手掛けるノットグローバルホールディングス。高度な専門知識を必要とする業務だが、新卒入社の若手メンバーも数多く活躍している。そこで今回は、新卒入社2年目の村上里奈、赤岩樹、片山凌介、髙田冴絵の4名に集まってもらい、座談会を企画。社会人になったばかりのメンバーがノットグローバルホールディングスで活躍できる理由について、語り合ってもらった。

冷凍マグロの輸入やMRIの輸出に携わりました

──始めに、自己紹介を兼ねて、皆さんの業務内容を教えて下さい。

村上 輸入・輸出の税関手続きを担当しています。今はNACCSというオンラインシステムで申告するケースが大半ですが、紙の原本が必要なケースもあって。その場合は税関の窓口まで行って直接、手続きをすることも。特に注意していることは、事前に貨物の中身や用途をしっかりと把握して、正確な申告をすること。申告の際に漏れや不足があると、手続きがストップ。スケジュールに遅れが出て、お客様の信用を失ってしまうからです。
 
赤岩 私は営業を担当し、何かモノを輸出・輸入したいお客様にアプローチして、貿易の実務をお引き受けするのが仕事。そして、その実務に、私自身も携わっています。例えば、先日、ある卸売会社さんの依頼を受けて、インドネシアからネギトロ用の冷凍マグロを輸入する案件を手掛けました。冷凍とはいえ、生モノなので温度管理や衛生管理には細心の注意が必要。食品を扱う場合の様々な専門知識を得ることができ、とても良い経験になりました。
 
片山 赤岩君と同じく、営業に携わっていて、実務もこなしています。最近では、松澤社長が営業して獲得してきた大型案件の実務を任せてもらいました。それは、日本の大手自動車メーカーが製造した車を輸出するもの。国連が紛争地の平和維持活動などに使う特別な車を15台、船便で運びました。引き渡しの際に現地担当者へ提出する書類の作成まで任せてもらったので、漏れや不足がないか、入念にチェック。無事、大役を果たせました。
 
髙田 私は、営業アシスタントを務めています。書類作成や運送会社さんを始め関連する方々との調整など、営業さんが実務を遂行するのをサポートする仕事です。例えば、書類作成では、医療機器のMRIをインドに輸出する案件を手掛けました。また、調整業務では、ある案件で横浜港から鶴見までの近い距離の配送にも関わらず、配送会社さんのスケジュールが合わず、調整にとても苦労してしまいました。

「ここなら楽しく仕事ができる!」と入社

──皆さん、新卒入社2年目の若手と聞いていますが、グローバルビジネスの最前線で活躍しているのですね。では、なぜノットグローバルホールディングスを活躍の舞台に選んだのか、入社までの経緯を聞かせてください。

村上 実は、赤岩君と片山君と私は、同じ大学の出身です。といっても、学生生活の中では全く面識はなくて。ノットグローバルホールディングスの内定式で、自己紹介し合った時、「え? 同じ大学?」って(笑)。
 
私の場合、大学では英語と国際政治について学んでいて、リトアニアへの留学経験も。就活では「学んだことを少しでも活かしたい!」と考え、物流や貿易などの業種に絞りました。ノットグローバルホールディングスとの出会いは、留学経験者向けの合同説明会に参加した時。特に興味を持ったのは、通関業務の求人。通関士の資格なしでも応募できる会社は珍しかった。「通関業務に携われば専門知識が身に着くと思って、応募することにしました。
 
赤岩 私は大学では英語を専攻。その一環で、アメリカのオレゴン州へ留学して、「このままアメリカで就職するのもアリかな?」と。ですが、コロナの影響で滞在できなくなって。日本へ戻って、直ぐに就活を始めました。業種は特に絞りませんでしたが、「英語を使う仕事に就きたい」とは思っていましたね。
 
ノットグローバルホールディングスを知ったのは、村上さんと同じく、留学経験者向け合同説明会でした。決め手は、英語を使う仕事だったことと、面接の時に松澤社長から「貿易のコーディネーターとして活躍できる仕事」と聞き、「楽しそうな仕事だ!」と思ったことです。
 
片山 二人と同じく、私も大学で英語を学んでいたので、漠然と「英語を使える仕事がしたい」と考えていました。就活は特定の業種に絞らず、商社や物流の会社など、様々な会社にアプローチ。その中で、ノットグローバルホールディングスのWebサイトを見つけました。
 
そこにあった「国際貿易の中心へ。」というキャッチコピーを見て、「カッコ良い!」と。学生時代に学んだ英語を活かして、世界を舞台に、大きな仕事ができそうな印象を持ったので、チャレンジすることにしました。
 
髙田 私だけ違う大学ですが、私も英語を専攻していました。就活では、商社や不動産など、大手企業含め数社から内定をいただきました。でも、あまりしっくりこなくて。社員の方々が、楽しそうに仕事をしている印象がなかったので。
 
それで、就活を再開。大手企業にこだわらず、範囲を広げて求人サイトを閲覧している時に、ノットグローバルホールディングスを見つけました。英語が活かせそうだったし、採用サイトの記事から、堅苦しくなく、凄く楽しそうに仕事している雰囲気が伝わってきて、入社を決めました。

早く独り立ちしてもらう若手育成法

──では、入社後、一番、自己成長を感じたエピソードをシェアしてください。

村上 自分一人で通関手続きの業務ができるようになったことです。それまでは、上司のチェックを受け、書類の不備を指摘してもらい、修正しながら進めていました。でも、入社半年を迎えた頃に、先輩から「そろそろ、一人でやってみて」と。業務の決まり上、本当に一人でするのではなく申告書類の最終チェックは通関士を通しますが、やはり最初は不安がありました。ですが、ほぼ独り立ちしたことで責任感が強くなりましたし、自信も付きました。今では、特殊な通関手続きを除き、大抵のことは自分の力で進められるようになりました。
 
赤岩 入社2ヶ月後から、一人で営業するようになったことです。普通は髙田さんのような営業アシスタントさんと一緒に業務を進めていくのですが、私の場合は、上司から「アシスタントの業務を含めて覚えてもらいたい。だから、あえて一人で営業に携わって欲しい」と。業務の負担は大きかったですが、その分、知識や経験値を積むことができました。お陰で、短期間で成長することができたのではないかと思っています。
 
髙田 入社9ヵ月目を迎えた頃に、書類作成時のミスが減り、成長を実感しました。入社したばかりの時期は、英語の書類に慣れていない上に、1日に10~20通くらいの書類を作成するので、不備が多く、上司に多大な迷惑を掛けていたのです。その姿を見ていて、「これ以上、上司に負担をかけてはいけない」と思って。「上司が確認してくれるから大丈夫」という甘えた考えを振り払って、自分で何度も確認するようにしました。そうやって仕事に対する向き合い方が変わったことで、ミスが減りましたね。
 
片山 私も髙田さんと似ていて、成長を実感したのは、入社半年を迎えて、初歩的なミスが少なくなったことです。入社したばかりの頃は、何度も同じようなことで上司から指摘を受けていました。当時は頭が真っ白になって、具体的な改善策を考えられなくて。でも、ようやく半年後くらいに、確認が不十分だったことに気付いた。それからは、自分で不足や漏れがないかを確認するようになって、グッとミスが減っていきました。今では一人で対応できるようになったので、失敗の経験を上手く糧にできたのかな、と思います。

──新卒入社1年目のメンバーに対して、仕事を任せる風土があるのですね。では最後に、それぞれの今後の目標を聞かせてください。

村上 2023年の秋までに通関士の資格を取得し、専門性を高めることを目指しています。これから1年、しっかり勉強し、もっと知識を増やしていきたいですね。
 
赤岩 営業の成績を伸ばしていくことです。そのためには、新規開拓に注力することが大事。その上で、自分だけではなく、一緒に働いている営業アシスタントさんを含めて、チームとして稼げる体制作りが目標です。
 
髙田 今のところは船便の取り扱いが多いので、今後は航空便を含め、様々なケースに対応できるようになることです。航空便の場合、業務スピードが求められるので、もっとスムーズに書類作成ができるようになりたい。今後は、業務の正確さだけでなく、スピードも意識していきます。
 
片山 もっと様々な貨物を扱っていくことです。特に食品や薬品などは、特別な知識が要求されるので、経験を積んでいきたい分野。現在までに覚えたことを活かしながら、更なるスキルアップを目指していきたいですね。

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