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【職種横断・社員座談会】個々の社員の成長を支える環境が高い技術力を発揮できる秘密です

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PROFILE

■左:上山 拓也(管理部門責任者)
■中央:萩原 未都希(経理)
■右:松崎 一輝(技術者)

ミマツは少数精鋭の製缶技術者が揃っており、大企業からの技術的に高度な依頼にも対応できる。そんなハイスキルの技術者を生み出す職場環境は、どのようなものなのだろうか。今回は、管理部の上山拓也、経理部の萩原未都希、技術者の松崎一輝の3名に集まってもらい、座談会を企画。それぞれ職種が異なるメンバーがざっくばらんに語り合い、人財を輩出するミマツの企業風土について語り合ってもらった。

高度な溶接技術を身に着けたくて転職

まずは自己紹介を兼ねて、みなさんの仕事内容について教えてください。

上山 私は管理業務全般に携わっています。現在の主な業務は3つあって、お客様との商談、資材の発注手配、社内のインフラ整備です。より詳しくお話しすると、商談はいわゆる営業としての役割。資材発注は、資材を手配するだけでなく、お客様への納品までの段取りを組むことも含まれています。社内インフラに関しては、今は生産管理システムの導入を目指しています。かなり広い業務範囲で仕事をさせてもらっていますね。

萩原 私も管理部に所属していて、経理を任せていただいているほか、それ以外の管理業務について、上山さんのフォローをしています。書類作成の業務が中心で、経理関連のほかに、納品書を作成したり、現場で必要となる部材の資料をまとめています。

松崎 私はお二人とは異なり、技術者なので、工場で働いています。図面をもとに、機械加工、溶接から組み立てまでを行っています。

みなさん、それぞれ業務内容が異なりますが、「ミマツに中途で入社した」という共通点がありますね。どのような経緯で参画したのか、聞かせてください。

上山 前職は、省エネに関するコンサルティング営業をしていました。オフィスビル、ショッピングセンターなどの顧客向けに、「エネルギーに関するデータ計測・分析をして、省エネにつながる運用をしましょう」と提案するのが仕事。関連してサービス運用のためのサーバの管理などを含め、システム周りの仕事もしていました。その中で、「社内IT化の仕事に、本腰を入れて取り組みたい」と思うように。

そんな時、ミマツに勤めていた知人から、「ウチの工場はIT化が遅れているんだ。何とかならないかな」と相談を受けた。「ミマツなら、今までの経験を活かし、何もないゼロの状態から、情報インフラを構築する仕事に携われる。それを通して会社の発展に寄与できる」と考えて、転職することを決意。2017年8月に入社しました。

萩原 私は2018年10月入社です。前職は、結婚式場の装飾をメインとする花屋で働いていました。結婚式場の装飾から小売りまで対応していたんです。その後、子供が生まれたのを機に、退社することを決意。しばらくして、子供が大きくなったため、「働こう」と思いました。様々な会社を調べている中でミマツを知ったんです。決め手となったのは、子育てしながら仕事ができるように、勤務時間に配慮していただけると面接で言っていただいたこと。それも含めて、職場の雰囲気が良さそうだと思ったこともありますね。

松崎 私の場合は、「ハイレベルのスキルを身に着けたい」と思ったことが決め手でした。もともと工作機械系の仕事をしていましたが、労働環境の問題などで退職を決意。その後、経験を活かせる仕事を探していたときに、求人でミマツを知りました。溶接に高い技術力を持っているのが魅力でしたね。機械をあつかっていた立場で言うと、溶接って凄いと思うんですよ。ボルト・ナットを使わずに接合するんですから(笑)。それで、2019年8月に入社しました。

社員の成長を温かく見守ってくれる寛容な風土

それぞれ、キャリアに関する想いを叶えられる場所として、ミマツに入社したわけですね。では、実際にミマツで働いてみて、どのような職場だと感じていますか。

上山 新しいことにチャレンジさせてくれる会社ですね。今、私が担当している生産管理システムの構築もその好例の一つ。私が「このIT会社のシステムが良いと思います」と社長に提案したら、すぐに導入を決めていただいた。600万円ほどの投資を、私の意欲と知識を信じていただいて、即決してくださったんです。入社前に聞いていた通り、任せてくれる会社だと感じましたし、熱意を持って取り組めば新しい未来が創造できると感じました。

萩原 社長が一人ひとりの社員のことをよく見てくれていますね。個々の長所を伸ばそうとしてくれるし、社員の話に耳を傾けていただける。他の人たちも同様で、そういう風土が根付いていると思います。私の例で言えば、子供が病気になって、急に休みや早退をしなければならなかった時に、周囲の社員全員が嫌な顔をすることなく対応してくれました。子育てをしながら仕事できることを大切に考えていたので、本当に感謝しかありません。

松崎 主体的・自主的な行動に対して尊重してくれるところも、ミマツの企業風土だと思います。成長を見守っていただいていると実感します。少し前に旋盤の仕事で納期に影響が出てしまうかもしれないほどの大失敗をしてしまったことがあったんです。これからやり直しをすると納期に間に合うかどうかという瀬戸際のところだったのですが、私が「自分で最後までやり遂げたい」という気持ちを上長へ伝えたところ、「自分の納得いくようにやってごらん。フォローはするから。」という言葉をかけて頂きました。その後、上長にアドバイスを頂きながら作業を進め、何とか納期に間に合うように完成させることができました。普通なら続けさせてもらえないし、お叱りを受けるものだと思います。溶接の技術が優れているのも、こうした社員の成長をじっくり支える風土がミマツにあるからだと、納得しています。

成長できそうな環境ですね。では、最後に、どんなことにチャレンジしていきたいか、みなさんの目標を聞かせてください。

上山 当面は、生産管理システムを確立することです。現在はテスト稼働させている状態。何とかフル活用できるところまで持っていきたい。あとは、オフィス空間をより拡充したいですね。今は工場の2階にオフィスを設けていますが、ありがたいことに仕事の依頼は多く、工場そのものが手狭になってきている。生産性を向上させるためにも、本社機能を別に設けたほうがいいと思っているんです。

萩原 主婦・主夫が活躍できる環境をつくること。そういう意味でのロールモデルに私がなれたらいいなと思っています。社員が活躍するために必要なことを考え、新しい制度を作る中心的な役割を果たすのが目標です。

松崎 モノづくりにおける技術力を高めること。具体的には「上手に」「速く」「正確に」を目標に、溶接に関する技術を極めたいですね。

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