川原 拡

INTERVIEW

飲食店で、店長をしていました。でも、深刻な人財不足で、月に4日しか休みがとれなかった。残業も多くて…。当時の私は36歳。子どもは1歳で、妻の負担は大きかった。「これじゃダメだ」と思い、転職を決意しました。

ホームページを見て、その自由な働き方にひかれたことです。働くときは働いて、休むときは休む。休日は、子どもと丸1日、一緒にいられるんです。子どもの行事の際には出勤日を変えてもらえる。個人プレーの仕事であるからこそ、「ほかのメンバーのことを考えると、欠勤するわけには…」ということが起きないんです。融通がきくので、私にピッタリな仕事でした。

うれしかったのは、私自身が行ったことがない、遠い場所にお客さまをお届けできること。たとえば上野から水戸まで、ご乗車いただいたことがありました。知らない場所を知ることができた喜びと、長距離運転で稼がせてもらった喜びと、ダブルの喜びがありましたね。苦労したのは、都内の道を把握することです。入社後、地理試験の資格を取るために勉強こそしますが、実際に走行しなければわからないことが多々ありました。

45万円ほどです。年末の繁忙期でした。どこかで待機するのではなく、「探しに行こう」という精神で、自らお客さまを探しに行った成果だと思っています。

もっと多くの道をおぼえて、どんなお客さまでも満足させられるサービスを提供していきたいです。ゆくゆくは、こちらから「その目的地でしたら、こんなコースで行くのはいかがですか」と、ご提案できるようになりたいです。