三和油業を知る
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【TOPインタビュー/会社の沿革】
地域の人々が快適に移動できるように、時流を捉えた事業を展開してきました

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プロフィール

碇武 宏章(代表取締役社長)

国内トップの売上高(2023年3月期、日経バリューサーチによる)を誇る石油元売り会社、ENEOSの特約店として、兵庫県内にサービスステーション(以下、SS)を10店舗及び整備工場・板金工場・油槽所等を展開している三和油業。現在は、最先端ITを駆使した新サービスの開発を推進している同社だが、創業は1945年に遡る。第二次世界大戦の終戦直後にスタートを切った、老舗企業だ。今回は、三和油業の代表、碇武宏章を取材。同社が歩んできた歴史を振り返りながら、創業以来、大切に守ってきた想いと、その想いを軸に大胆に変化させてきた事業戦略について、語ってもらった。

松の根から採った油を地域の漁船へ

──三和油業は昭和20年、敗戦の年に産声を上げました。日本の大きな転換期に起業した、創業者の当時の想いについて、碇武さんはどのように聞いていますか。

「地域や社会のために役立つ仕事をしたい」。それが、創業者である、私の祖父の想いだったそうです。事業をスタートさせた昭和20年は、日本のほとんどの都市が空襲によって焼け野原になり、仕事を失って路頭に迷う人で溢れかえっていた時代。食べ物にさえ、事欠く有様でした。祖父が住んでいた兵庫県明石市は漁業町ですが、燃料不足で漁師さん達は船を出せずにいた。その姿を見て、「何とかしたい」と祖父は考えたのです。
 
そこで目を付けたのが、松の木の根から採取する「松根油」という代用燃料。戦時中、戦闘機を動かす燃料が不足していた中で、軍が研究・開発していたもの。結果としては、航空機に使えるだけの品質と量を確保できず、戦局を挽回するような成果はなかった。ですが、当時の小型の漁船であれば、何とか使うことができたのです。「松根油」は当時漁師さんたちには大変、重宝され明石の漁業復活の一役を担っていきました。

──地域の人々の暮らしを再建する、重要な役割を果たした訳ですね。

はい。「松根油」の販売が軌道に乗り、祖父は創業から5年後の1950年に会社を設立。その頃、あるビジネスパートナーとの出会いがあり、「海だけではなく、陸の商売もしてみないか」と勧められたそうです。それが、自動車燃料の分野に進出する、きっかけになりました。祖父自身、「これからは自動車の時代が来るはずだ」と。先見の明があったのですね。そこで1953年に、最初のSSを神戸市内に設けたのです。
 
その後、祖父の予想通り、モータリゼーションが急速に進展。SS事業は大きく伸びました。他社に先んじてSSを展開したため、非常に良い立地を確保することができ、お客様を集めることができたのが、大きかったのでしょう。今では、お店のスタッフが給油を行う「フルSS」を4店舗、お客様ご自身で給油していただく「セルフSS」を6店舗、兵庫県内に展開しています。

地元の人々から得た信頼が事業拡大の原動力に

──そこまでの企業成長を遂げるために、どのような事業戦略を推進したのでしょうか。

自動車への燃料油以外のサービスも幅広く手掛けていきました。車検整備事業、中古車・新車販売事業、保険代理店事業、軽板金事業、レンタカー事業、レッカー事業、洗車・コーティング事業など。
お客様の車のことなら「何でも対応しうる」体制を整えてきました。
 
こうした自動車関連の様々なサービスを次々に立ち上げることができたのは、お客様に寄り添いながら地域密着でSSを展開してきたからこそ。お客様にとってのSSは燃料供給拠点としてどうしても行かざる得ない場所となります、だからこそ我々は地域のお客様にとってSSが少しでも居心地のいい、より便利な拠点としてあり続けたいと、とことんお客様の立場に立ったサービスを心掛けてまいりました。
SSでのお客様とのコミュニケーションにおいて「車の乗り換えを考えている」「車にキズをつけられてしまった」「子供が免許を取った」「事故を起こしてしまった」等々、様々な情報が入ってきます。その貴重な情報に寄り添いながら、地域のお客様の困りごとに対応しつつ、商いの幅を整えてきました。

──創業以来の「地域貢献」への強い想いが、事業を成功させる要因になったのですね。

その通りです。地域貢献への想いから、新事業やサービスが生まれることも多いのが、三和油業の特徴かもしれません。例えば、産業用燃料の販売事業もそうです。役所や病院・工場には災害時に電力が停止しても、緊急対策用として自家発電機を備えております。その自家発用の燃料供給を我々がサポートしております。
またSSにも油槽所にも自家発電設備が設置されており、災害時にも緊急車両対応も含め、地域の燃料供給「最後の砦」としての責務をはたしています。
 
また多様性においても、セブンイレブン併設のSSコンビニ複合店の展開、最短45分速太郎車検の導入等、地域のお客様にとって便利な拠点であり続けたいと考えています。
 
実は、創業者である祖父の時代に、割烹料理店をオープンしたことがあるのです。明石市の名産であるタコやタイが、なかなか地元で安く美味しく食べられるお店が少ない。「だったら自分で安くて美味い割烹を立ち上げよう」と。残念ながら、その店は閉店してしまいましたが、「地域の人々のためになることならば、積極的に事業やサービスを立ち上げていこう」というマインドは、祖父から、親族の方へバトンタッチした後、私が三代目として経営を承継した今も、脈々と受け継がれています。

過去を尊び、今を楽しみ、未来を創る

──良く分かりました。では、そうしたマインドを、どのように社員の皆さんに伝えているのか、教えて下さい。

三和油業の経営理念を社員一人ひとりに実践してもらえるように、大事な3つのポイントを常日頃から、伝えるようにしています。その3つとは、「①過去を尊び」「②今を楽しむ」「③未来を創る」。それぞれについて説明しますね。
 
まず、「①過去を尊び」とは、創業から現在までの78年の間、私達が貫いてきた「地域の人々に貢献したい」という強い想いを尊重すること。地域の人々へ心のこもったサービスを提供し、お客様からの信頼を積み重ねてきた結果、現在の三和油業がある。そうした信頼を築いてきてもらった過去の経緯に対して、常に感謝の心を持ち続けることも、大切にしてきました。但し、過去は貴重な歴史ではありますが、過去を尊重しつつも、こだわり過ぎず、とらわれ過ぎず未来を見据えることも大切な視点であると考えています。
 
次に、「②今を楽しむ」とは、「お客様の笑顔につながった瞬間」や「上司や仲間に認められた瞬間」を常に想像しながら仕事するということ。そうした目標の達成に向けて日々努力を続け、つかみ取った時の「達成感」「充実感」を味わうと真の仕事の楽しさが分かるはず。12月商戦はSSにとっては大切な繁忙期になります。忙しい中ではありますが高い目標へのチャレンジを仲間と共にやり切った笑顔を通して、お客様のたくさんの「ありがとう」を通して、真の楽しみを感じつつ、毎年みんな成長を続けていってくれています。
 
そして、「③未来を創る」とは、「自分から理想を求めていくことで、未来を創り出して欲しい」という意味を込めています。三和油業の考え方の軸”SANWAWAY”を理解してくれていれば、事業やサービス、社内制度などについては、どんどん変えていってもらって構いません。むしろ、新しいアイデアやチャレンジは大歓迎、時代の流れに流されるのではなく、時代の流れを自ら創っていく!是非、新しい発想を持ち込んで、これからの三和油業を大きく成長させてくれる方に、ジョインしてもらいたいですね。

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