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選んだツール(nvm for windows)の理由
多くのnode.jsのバージョン管理ツールは.node-versionやpackege.jsonなどの設定ファイル上にバージョン情報を書き込んで制御します。
ですが今回のプロジェクトにはCircleCIが組まれており、設定ファイルを変更してしまうとCircleCI側に干渉する可能性が考えられました。
CircleCIの調査や既存機能の確認に割くコストが高いと判断したため、「設定ファイル周りを汚さない」ツールが条件になりました。
今回のプロジェクトの状況を踏まえたうえで
・Windowsで動くこと
・設定ファイルなしでも動くこと
・信頼性がある程度担保されているもの
…と探した結果、
nvm for windows にたどり着きました。
nvm for windowsはかなり前からあるツールでかつ2023年4月に最新版がリリースされています。
https://github.com/coreybutler/nvm-windows/releases 加えて柔軟性が高く設定ファイルを用意しなくても動作してくれます。
ですが設定ファイルを用意しないことは裏を返すとプロジェクトに紐づいたnode.jsのバージョンを自動的に切り替えたりはできない、ということです。
.nvmrcに設定を記載することで自動切り替えは実現可能なので後で時間があるときにCircleCIに干渉しないかテストする、という形で一旦落ち着きました。
まとめ
今回のようなバージョン管理ツールなどはそれぞれの環境によって選ぶ基準が大きく変わってきます。
中でもnvm(nvm for windows)の利点は
・柔軟性が高く、設定ファイルを書かなくても動作する
・人気なツールなのでネット上に情報が多い
だと思います。
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Macで開発されたプロジェクトを引き継ぐことになったのですが、Dockerを組める人員と時間がなかったためMac版を読み替えたWindows版の開発環境を構築しました。
今回の記事はその際のNode.js管理ツール選びでnvm for windowsにした理由や気づいたポイントの備忘録的なものになります。