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【こもれび/職種混合】職種を超えて連携しあうので、“刺激的な保育ライフ”が送れます

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PROFILE

[参加者]※左から
■美濃部 陽子(入職4年目/保育士)
■太田 美加(入職2年目/栄養士)
■千葉 由貴子(入職1年目/看護師)
■山田 知佳(入職6年目/保育士)

大阪府豊中市。阪急電鉄線の岡町駅からほど近い場所にある「幼保連携型認定こども園 こもれびのもり」では、保育教諭・看護師・管理栄養士など、各職種のエキスパートが協力しあいながら、子どもたちの成長を支えている。今回は職種も経験値も異なる4名の職員が集合。日々の仕事内容やそのなかでのやりがい、そしてそれぞれが掲げる今後の目標まで、存分に語りあってもらった。

人なつっこい子どもが多い雰囲気が魅力でした

山田 今日は保育教諭で正職員の山田先生、パート保育士として延長保育のお子さんを保護者さんがお迎えに来るまで担当してくださっている美濃部先生、看護師の千葉先生、栄養士の太田先生の4人で、「こもれびのもり」の職場風土や、職種を超えた連携について話をしましょうという企画ですね。まずは、それぞれがここに入った経緯を話ししてください。

私はもともと幼稚園で10年以上働いていたんですが、乳児を担当した経験がなくて。でも、保育をやる人間として乳児をうけもった経験がないのは、ステップアップできない感じがして、保育園への転職を考えたんです。転職先を探すなかで、ここを見つけました。交通の便がよくて通勤しやすそうだし、園庭が広いから楽しく遊べる保育ができそうだなと思えたのが、決めた理由です。

美濃部 うちの園庭はすごく広いですよね! 私が前にいたところは園庭がない園だったので、ここは「のびのびとやれそうでいいな」と思いました。もともと公立の保育園で働いていて、結婚退職後、職場復帰していくつかの園で働いたあと、パートとしてここへ。入職する前、見学に来たときに、子どもたちが2階から手を振ってくれて、印象がとてもよかったんです。人なつっこい子が多くて、なんだかホッとする感じがありました。

山田 私もそう! 2回、見学させてもらったんですけど、2回目のとき、子どもたちが走り寄ってきてくれて「お弁当の日に来てたよね?」なんて前回の訪問時のことをおぼえていてくれて。それがすごくうれしくて、ウエルカムな雰囲気を感じました。

千葉 私も、「こもれびのもり」の雰囲気にほれて入ったひとりです(笑)。見学時に子どもの笑い声がすごく聞こえてきて、のびのびしている感じがあって、直感で「いいな!」と思いました。入職前は11年間、病院で看護師をしていました。子どもが好きだったので、高校時代、「保育士か看護師か」と進路で悩んだあげく、小児科ナースに進んだのですが、結局、大人向けの病棟しか担当できなくて…。そこで保育園の看護師なら、自分がやりたかったことができるだろうと、転職先を探した結果、ここへ来たんです。

太田 そうなんですね! 私も似たような経験があって、高校時代、保育士か栄養士かで悩んだんです。いったん栄養士を選択し、「いずれ保育園の栄養士として働こう」と思っていました。1年半ほど企業で働いたあと、キャリアプラン通り、保育園を探しました。「栄養士はひとり」という園が多かったのですが、「知識がないままひとりでやるのは難しいだろうな」と思ったので、栄養士が2人以上いるところを探したところ、ここに出会って。「ここならしっかり教えてもらえる!」と思って決めました。

業種や立場の垣根も超えて、先生みんなで保育ができる

山田 園全体の方針でもあるけど、職種の壁を超えて、みんなが保育に積極的に参加してくれているよね。たとえば、千葉先生は子どもがケガしたときの手当だけでなく、お昼寝の準備作業をカバーしてくれることもある。子どもたちも「外で一緒に遊んでくれる先生」と認識していると思う(笑)。

千葉 子どもが好きなので、素のまま遊んでいる、という感じです。でも保育のことはまだまだわからないことが多くて、悩むこともあります。そういうときは、保育の先生に相談することも。そのアドバイス通りにすることで、だんだん私の顔と名前をおぼえてなついてくれる子がいたりして、とてもうれしいですね。

山田 太田先生も、ふだんから給食を運ぶついでに子どもたちに「今日の給食、おいしい?」とか、よく聞いてくれるよね。子どもたちも「つくってくれてありがとう!」と。お泊まり保育やデイキャンプといった行事の際に、子どもの前に立ってクッキングをしてくれることもある。

太田 「つくって終わり」にならないよう、時間があるときはできるだけ、子どもたちが食べるところを見に行っています。とくに新しいメニューやめずらしいメニューのときは「おいしいかな?」「食の進みはいいかな?」「お箸で食べられているかな?」と、いろいろ気になってしまって。「おいしい!」といわれるとやっぱり嬉しいです。こちら側からしても、保育の先生たちが気にかけてくれて、入って間もないころはとくに、いろいろと教えてくれたのがありがたかったですね。

千葉 ほんとに! 保育のことを教えていただけるので、困ることなく、楽しくやれています。たとえば、身体測定で子どもがいうことを聞かないとき。保育の先生たちが助けてくださるので仕事がしやすいです。「子どものことを第一に考える」という姿勢が一致しているから、助けあえるのだと思います。

美濃部 職員どうしでも、垣根がないですよね。私は夕方だけ延長保育の子どもたちをみる立場なのですが、クラス担当の先生の日中の保育の流れをよくうかがって、その流れをこわさないように、よく話しあいます。そんなとき、気軽に聞ける関係性がありますよね。

山田 子どもからすれば、正職員もパートも関係なく、ひとりの先生。それと同じように、職員どうしも立場や経験年数に関係なく、保育の話でもそれ以外の話でも、たくさんコミュニケーションを取っています。サバサバしている先生が多い気がしますね。

「去年と同じ」ではなく、毎年よりよいものをめざせる

美濃部 私の場合、保育士としての歴が長い。「今日こんなんしたよ!」と子どもたちが話してくれる、現代の保育に、「いまはこういうのが主流になっているんだな」と学ばせてもらうことも多いです。そこが大きなやりがいになっていますね。

太田 去年のお泊まり保育という行事のときが、入職以来、いちばん楽しかった瞬間です。子どもたちと一緒に皮むきをしたり。そのうちに子どもたちも「もうできるよ!」なんて報告してくれたり。料理も予想よりたくさん食べていて、「自分たちでつくったご飯を食べられるのは、子どもたちもすごくうれしいんだな」とはじめて知りました。

千葉 私は子どもの成長に、日々、感銘を受けています。「3歳だと、こんなにできるんだ!」など、子どもの成長に驚かされてばかりです。私が入った4ヵ月前にはできなかった遊びが、できるようになっている子もいて、「成長って本当にすごいな」と。前職の病院と違って、元気な子どもたちを相手にできるのが楽しい。ケガした子が「なおったよ〜」と見せに来てくれることもあり、頼ってくれることがうれしいです。

山田 うちの園ならではのやりがいをあげるとすれば、いわれたことをただやるのではなく、職員が自分の意見をどんどん保育に反映できる点。「つねに成長し続けよう!」という空気があるんですよね。「去年こうしてるから、今年もこれでいいよね」じゃなく、「去年のこれはよかったよね」「ここは変えようか、こういうのもいいよね!」と積極的に意見を出しあい、「みんなでつくっていく園」という感覚があります。いろんな研修に行かせてもらっていますし、「時代の変化に合わせて勉強していこう!」という空気があるので、つねに刺激的な保育士ライフが送れている感覚がある(笑)。

いつまでも一緒に遊べるような先生でいたい

太田 先生たちは、これからやってみたいことはありますか? 私は「食育をやりたい」と思っています。季節の野菜や旬のものにさわったり、食べ比べしたり。この夏、子どもたちが育てた野菜を調理する機会があったのですが、収穫物をもらって私が調理するだけで終えてしまったことが少し残念でした。来年は目の前で調理している様子を見せてあげたいな。「食の分野で、子どもと一緒にやれることをもっと増やしていきたい」というのがひとつの目標です。

千葉 私の目標は2つあって、ひとつは医療知識を磨くこと。もっと自信をもって、子どもをみてあげられるようになりたいです。もうひとつは、子どもがいいたいことをくみ取れるようになること。「保健室の先生」として、子どもにとってホッとできる存在でもありたいですね。たとえば、ばんそうこうがいらないようなケガでも、貼ってあげて「なおったね!」とちょっと大げさにいってあげるとか、自分なりに工夫を続けています。

美濃部 私は、いつまでも一緒に遊べるような先生でいることですね。子どもたちから毎日エネルギーをもらって、自分が若返っているような感覚があるので、より長い間、保育士を続けていきたいです。
山田 私の目標は、乳児にとって「安心できる存在になる」こと、そして幼児にとっては「子どもが自分を落ち着いて出せるような場をつくってあげられる先生になる」ことです。子どもにとって、保育園は過ごす時間が長いので、本当の家とまではいかなくても、子どもたちの気持ちによりそってあげられる「第二の家」でありたいなと思っています。

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