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【カリーナ/保育士】1日9時間、過ごす場所がとても居心地がよくて幸せです!

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PROFILE

[参加者]※左から
杉山 美由紀(入職4年目/中途)
森 祐美子(入職4年目/中途)
北村 充希(入職4年目/新卒)

2017年、大阪府豊中市に開園した「カリーナ保育園おかまち」。乳児のみの小規模園ながら、子どもたちだけでなく、保育士・看護師・栄養士・調理師など各職種のエキスパートたちの笑い声がたえない、活発な園だ。今回は、立ち上げ時から活躍している3名の保育士が集合。同園を選んだ動機やその魅力、働きがいや働きやすいと感じる理由にいたるまで、存分に語りあってもらった。

“幼稚園派”だった私が保育園の意義に気づかされた!

杉山 まずは、それぞれ自己紹介をしましょうか。私はもともと同じ愛成会が運営する幼保連携型認定こども園の「こもれびのもり」にいました。愛成会が「小規模園を立ち上げる」ということで、こちらに来たんです。その前は他園で臨時職員やパートをしていて。転園先を探しているなかで、「こもれびのもり」に見学に来たんです。そうしたら、たまたま昔の同僚の先生がふたりいて。ニコニコしながら仕事をしている様子を見て、「いい園なんだな」って。それで、決めたんです。

私も杉山先生と同じく、「こもれびのもり」から、カリーナのオープニングメンバーとして来ました。もともと幼稚園にいたのですが、いったん辞めて派遣会社に登録。そこの派遣先が「こもれびのもり」だったんです。それまでは、「絶対に幼稚園!」と思っていたんです。子どもに対する教育をしっかりやりたかったんですよね。それに、短大時代に保育園実習で乳児を担当したんだけど、そのときの成績が悪かったトラウマがあって(笑)。

でも、「こもれびのもり」やカリーナで働いているなかで、保育園のよさや必要性がすごくわかってきたんです。子どもが1日の大半を過ごす場所だし、親が離れている間の子どもを「ただ面倒をみる」だけの場所じゃなく、生活の場として、ちゃんといい環境をつくってあげないと。そういう保育園の意義に気づいたので、派遣社員を辞めて、いったん家庭に入ったあとに仕事復帰するとき、「ぜひ、愛成会の園で働きたい」と。それで、こんどは正職員としてお世話になることにしました。

北村 そうだったんですね。私は逆に「絶対に保育園!」と思っていた派です(笑)。幼稚園の先生は、私にとってはあまり関心のない分野で高いスキルや深い知識を求められるような気がして…。違うかな、と。それで保育園の就職先を探しました。ここに決めたのは、園見学の際、当時の主任の先生が私の相談に乗ってくださったこと。

とにかくひたすら傾聴してくださって、不安をすべて聞いてくださって。「こんなやさしい方が上にいるなら、いい園なんだろうな」と。「よそで人間関係が苦しくて辞めた先生たちが、ここで、のびのび保育をしていますよ」という話も聞いてここに決めました。

子どもへの対応の悩みに、すぐにアドバイスをもらえる

杉山 カリーナに来てみて、若い先生が多い園だから、刺激をすごくもらえている実感があります。知らなかったことをたくさん学べているし、年の差は関係なく、親切に教えてくれて。すぐ仲間に入れた気がします。

若い先生とベテランの先生、両方のバランスがいい園ですよね。私は昨年度、若い先生と組んでいたんですが、とてもエネルギーがある人で。新しいアイデアが豊富。アタマが柔らかいというのかな。その点でも助けてもらっていました。逆に、若い先生が「どうしよう…?」となっているときには、ベテランの先生たちに相談しているし。

北村 ほんとうにそうです。すぐに困ったことを相談できるし、誰に相談しても「大丈夫だよ~」といってくださる。ひとりで抱え込むようなことがなくて、恵まれた環境だなと思います。

杉山 みんながニコニコ働けているのは、育児担当制のおかげもあるかもしれない。それぞれが担当する子どもと深くかかわっているから、ちゃんとやりがいがある。自分の仕事にやりがいを感じていれば、まわりを見わたす余裕ができるんですよね。誰かがちょっと困っていたら、すぐに時間をつくって、みんなで話しあって解決するのが当たり前になっているし。

そうそう。つい先日も「トイレに行くのもイヤ、手を洗うのもイヤ、だからごはんも食べれない」という子がいて。どうしようか悩んでいたら、なにもいわなくても、ほかの先生がのぞいてくれて、目があって。それで、「ムリにトイレに行かせず、抱っこで安心させて連れて行ってあげたらいいんじゃない?」といってくださって。ひとりで悩んでいると視界がせばまりがちですが、別の解決方法を提示してくれるので、とても助かっています。

苦手なものを食べない子に困っているときも、「今日これを食べられなくても、ちゃんと生きていけるから大丈夫よ!」なんて言葉をかけてくれて(笑)。「これでもいいんだ!」と安心できるので、心おだやかに、子どもとかかわれている気がします。

杉山 カリーナは、すごくチームワークがとれていると思います。みんなが「子どものためにどうしたらいいか」をいちばんに考えるようにしているから、みんな同じ方向を向いているし、大変なことをわかちあえる。

コロナの影響による自粛時期、気づいたら「あーそろそろカリーナに行って、先生たちとしゃべりたいな」と思っていたんですよ。そんなふうに思える職場に、私はいままで出会ったことがなくて。ふだんの休みでも、子どもたちだけでなく、「先生たちに会いたいな」と思う。園は、保育士にとって、1日9時間を過ごす大事な生活の場所。それが、とても居心地のいい場所になっているんですよ。

杉山 そういえば、連休明けに「やっぱりここの仕事いいよね~」とみんなで話したこともあったね。それと、今年度から看護師の先生が来てくれるようになって、とても助けられています。身長計に乗るのをこわがる子どもがいたとき、恐怖をなくすためのかわいい装飾をしてくれたり、体重計にも熊さんの足跡のシールを貼って、乗りやすいようにしてくれたり。こういう看護師さんならではのアイデアは無数にあって、感謝しかありません。

わが子でない子どもと、こんなに信頼しあえる

北村 残業が少ないのも、カリーナの特色じゃないでしょうか? 私自身、「今日は病院に行きたいから早く帰らせてください〜」ということがありました。

保育士が疲れてしまうと、保育に影響が出て、子どものためにならない。「だから、できる限りさっと帰ろう!」って、みんな話しているよね。

杉山 園長先生にお願いして「すみません、30分だけ残っていいですか?」というようなことはあるかな。子どものことしか考えていない先生ばかりなので、「どうしてもあれだけはしてあげたいな」という想いから、ちょっと残ってやることもある程度だよね。

幼稚園に勤務していた時代にくらべると、保育園はすごくあがりやすいです。幼稚園はシフト勤務ではないので、みんな1日12時間くらい働いていましたから。

杉山 そうやってメリハリのきいた働き方をしているなかでも、やりがいはすごく大きいよね。たとえば、初めてハイハイした、立った、歩いた、という「初めての瞬間」を見られること。つい最近も、ある日をさかいに突然、スプーンをもって食べられるようになった子がいたんですよ。それまでは手づかみで食べていた子が、おともだちの様子を見たのか「すくって食べるものだ」と認識したみたいで。突然「ずっと前からスプーンで食べてますけど?」みたいな顔で食べ出したんです(笑)。

わかります。最初に入園したとき、ぎゃん泣きばかりしていた子が、1週間くらい経つと、泣きながら、でも急に体をピタッとしてくる瞬間があるんです。それまでは安心できないから身をゆだねてこないんですけど、こちらが「泣いていてもいいよ」と受け入れてあげていると、子どものほうから抱かれにくる、という感じになるんです。その瞬間がすごく幸せ。わが子でもない子どもとこんなに信頼しあえることがうれしくて。

北村 わかります…! 私も、最初はもう泣いて泣いて、ご飯も食べないし眠れないし、という状態だった子が、立派に育っていく姿を近くで見られることが幸せで。別の子が転んで泣いていたときに、私が行くよりも先に駆け寄って「痛い? 先生のところ行く?」なんてなぐめていることもあって。「ここまで育ったんだ」と思うと、ちょっとふるえがきちゃうほど感動します!

保護者の気持ちがわかる保育士になりたい

杉山 最後に、これからの目標を話しましょう。私はこれまでどおり、これからも笑顔で子どもたちの成長を見守っていきたいです。子どもたちの成長をお母さん、お父さんと一緒に喜びあいたいですね。子育ての悩みの解消に協力できたらな、と思っています。

私も同じです。こないだ研修で聞いたことなんですが、「いまは保育士の仕事のなかに、保護者支援も含まれるよ」と。最近はフルタイムで働くお母さんが増えているし、お父さんお母さんとのコミュニケーションを大事にしていける園でありたいですよね。保護者さん側にもいろんな気持ちや意見があると思いますし、「それが親の気持ちなんだな」とわかってあげられる保育士でありたいです。

北村 以下同文です!いいたいことを全部、いわれてしまったので(笑)。そうですね、私はまだまだ保育士になって4年目で、経験も勉強も足りない。先輩たちを見習って、これまでどおり家庭的な雰囲気の保育をしていきたいです。

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