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【クリエイティブ室 座談会】
企画から制作まで任されるから、若手クリエイターが活躍できます

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PROFILE

[参加者] 
■比留間(クリエイティブ室/動画クリエイター)(写真左)
■藏方(クリエイティブ室/グラフィックデザイナー)(写真中)
■平岩(クリエイティブ室/WEBデザイナー)(写真右)
※2024年6月取材時点の内容です。

顧客企業のマーケティングをデジタル・アナログの両面で支援し、最近では物流サービスまで提供しているディーエムソリューションズ。サービスの提供に伴い、チラシの制作やWebサイトのデザイン、SNSコンテンツの企画・制作・運用など、多種多様なクリエイティブも手掛けている。今回は、同社のクリエイティブ室で活躍する比留間、藏方、平岩の3名に集まってもらい、座談会を企画。どのような作品を手掛けて、どのような点にやりがいを感じているのか、語り合ってもらった。

動画もチラシもSNSコンテンツも手掛けます

──始めに、自己紹介を兼ねて、皆さんが最近、手掛けた “作品”のことを紹介してください。

比留間 では、ディーエムソリューションズが運営しているWebメディア『ウォーターサーバー比較』の宣伝用動画を制作したことをお話しします。メディアの公式インタグラムとヤフー広告で使用する短い動画です。インテリア性の高い最新製品を取り上げたりして興味を惹き、Webメディアへと誘導するもの。私は企画段階から携わり、“どれを選べばいいのか、わからない!”というキャッチコピーを考案。これを字幕で流すことで、読者の共感を誘いました。結果、メディアの閲覧数が伸びたので、手応えを感じましたね。

藏方 私は、自社サービスの販促チラシの制作についてお話しします。WebやSNSの活用をテーマとした展示会にディーエムソリューションズが出展し、SNS運用代行サービスをPRすることになって。当社の出展ブースに来ていただけるように、来場者に配布するチラシを制作したのです。デザイン面で工夫したのは、コーポレートカラーのオレンジを強調したこと。出展ブースの装飾もオレンジなので、すぐわかるようにしました。展示会開催はこれからですが、成果がどれだけ出るか、ワクワクして待っています。

平岩 私は、エステサロンを運営するお客様のコンペに参加したことをお話しします。インスタグラムに公式サイトにアクセスするためのコンテンツを制作するコンペでした。提案に当たっては、独自に競合調査をして顧客企業のポジショニングを明確化。訴求するターゲットが50代女性だったので、同年代の社内の女性の方にヒアリングして、分析を行い、提案に説得力を持たせました。その苦労の甲斐あって、無事にコンペを勝ち抜き、採用していただけました。

個々の意見が尊重されることが魅力で入社

──1つの会社で、これだけ多様なクリエイティブを手掛けているのは珍しいですね、では続いて、それぞれディーエムソリューションズに入社するまでのキャリア・ヒストリーを聞かせてください。

比留間 私は新卒で入社しました。大学ではメディア学部に所属。Webデザインやコーディング、3Dアニメーションの制作などを学びました。就活では、「学んだことを活かそう」と、デザイナーやエンジニアといった職種でアプローチ。ディーエムソリューションズは当時、クリエイター職を募集していなかったのですが、メディアを運営していたので応募しました。そして面接の時に「デザインをやりたい」と伝えたら、「調整します」と。その時、意見の通りやすさを感じて、入社を決めました。

藏方 私も新卒入社です。大学は美術系で、クリエイティブイノベーション学科に所属。主にテクノロジー、ビジネス、デザインを学び、デザインをどう社会に実装するかを研究しました。就活は、デザイン会社や広告会社に絞って探していたところ、ディーエムソリューションズと出会って。決め手は、企画段階からクリエイティブに携われるところ。また、デザインだけではなく幅広い業務が経験できる点も、魅力的でしたね。

平岩 私は中途入社です。前職は、デジタルマーケティング支援がメインの広告会社で、SNSバナーやランディングページの制作に携わっていました。でも、きっちり分業体制を組んでいる会社で。デザインの部分だけしか携われませんでした。そこで転職先を探す中で、ディーエムソリューションズに出会いました。デジタルとアナログと両方のマーケティングを支援しているので、「様々なクリエイティブに携わり、幅広いスキルが身につけられる」と感じて。また、面接の時、「プロジェクトのアサインは、個々の希望を確認し、柔軟に調整している」と聞いて、働きやすさを感じたことも大きかったですね。

企画段階からクリエイティブに携われる

──皆さん入社前に、「クリエイターが活躍できる環境であること」を見抜いたのは、さすがですね! では、クリエイティブ室への配属後、一番、やりがいを感じた経験をシェアしてください。

比留間 ディーエムソリューションズの公式サイトに掲載されている、当社の「パーパス」を解説する動画を制作しました。当社が社会に存在する目的を言語化した「パーパス」について、社内から「イメージしにくい」という意見が出て。解説動画を作ることになったのです。

私が工夫した点は、文章を読みやすく見せるデザイン手法「タイポグラフィ」を使ったこと。また、理解してもらいたいポイントになるテキストは、まず空白が映った後、一拍の間を置いてから表示することで強調しました。他には、当社は「つなぐ」というキーワードを大事にしているので、事業紹介のシーンで、事業ごとに画面が切り替わるのではなく、1本の線が動いて次の事業の紹介につながるようにデザイン。各事業の連携を強調しました。

公開後、人事担当の方から「面接に来る求職者のパーパスに対する理解が深まっていると感じる。あの動画のお陰だと思う」と評価していただき、やりがいを感じましたね。

平岩 あの「パーパス」の動画は比留間さんが手掛けたのですね! 私も中途採用の面接の前に見て、感動したのを覚えています。私自身がやりがいを感じた経験は、冒頭でもお話しした、エステサロン運営会社さんのコンペの仕事。お客様の担当の方は、デザインにとてもこだわりのある方だったので、トーンが違うデザインを10種類も提案したという苦労話があります。

その時、顧客側のビジネスを多角的に分析し、表現のアイデアを何種類も絞り出しました。ハードな仕事でしたが、一方でお客様のニーズをくみ取って、企画段階からデザインに携われることに、とてもやりがいを感じました。前職では、すでに企画が決まっている状態で、それを形にすることだけに携わっていたので、腕の振るい甲斐があります。

藏方 私もコンペに参加した時のことをお話しします。ふるさと納税を受け付けるWebサイトのコンペでした。結論を先に言えば、残念ながら受注はできなかった。でも、自分なりに考えて、斬新なデザインを提案できたと自負しています。というのも、他のふるさと納税関連のWebサイトを研究したのですが、自治体という公的機関が関係するからかもしれませんが、かなり地味なデザインが多い。

それに対して、私が企画したのは「買い物をしよう!」という気持ちになるように、パステルカラーを基調とし、明るく楽しいイメージのデザイン案を作ったのです。大学時代の友人や会社の先輩などで、実際にふるさと納税を経験した方の意見を聞きながら、「楽しみながら買い物できる」サイトデザインを制作しました。コンペには勝てませんでしたが、チャレンジの機会を与えていただけたことは感謝しかありません。

──最後に、今後のキャリア目標を聞かせてください。

比留間 いまは自社の案件を担当していますが、今後は社外の案件にも携わり、クリエイティブの経験値を高めていきたいです。お客様のビジネスの成功につながる動画を制作することが目標。また、人材育成にも取り組みたい。動画を制作できるクリエイターが社内に少ないので、これから入社する方を含めて、メンバーにノウハウを共有し、動画クリエイターを輩出したいですね。

藏方 当面の目標は、「コンペに勝つ」クリエイティブを手掛けることですね。1回敗退しているので、リベンジしたい。また、ユーザーの反応がダイレクトに伝わるコンシューマー向けWebサイトを制作することも目標。サイトを開いた瞬間、読者にインパクトを与えるデザインを手掛けたいです。

平岩 クリエイターとして、表現力を高めていくことです。そのためにも、多様な案件を経験していきたい。将来的には、プロジェクトに関わるすべての方の想いをしっかり汲み取れるクリエイティブディレクターになることが目標。社内外から頼りにしてもらえるような存在になれたら最高ですね。

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