社長、今日も語ります
トーコの取材ノート

生成AIに社内情報を入れて大丈夫?

〜 本田に正面から聞いてみた 〜
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こんにちは。バックオフィスで働くトーコです。
この週末から、気温がグッと上がり夏日になるそうですΣ(´Д`;)
いやいや。はやない?!と少し怒りを覚えているトーコです。


✦ Column written by Re/CTO✦ 2026/05/15

最近よく聞かれること

「AIに社内情報って入れて大丈夫なんですか?」
「情報漏洩、怖くないですか?」

正直、私も少し気になっていました。
なので、社長(以下 本田)にそのまま聞いてみました。

「なんでAIだけ怖いん?」

私がそう聞くと、本田は一言。

ーー なんでAIだけ怖いん?

…え?

ーー LINEで仕事してへん? Gmailは? Dropboxは? Google Driveは?それはOKで、AIだけダメって、どういう理屈や?

言われてみればその通り。
私たちはもう何年も、クラウド上で情報を扱って仕事をしています。
本田の結論はシンプルでした。

ーー 怖いかどうかちゃう。ポリシー決めてるかどうかや

個人なら、好きにしたらいい

まずは個人の話。
自分の名前をGoogle検索したら、いろいろ出てきますよね。
会社名と一緒に検索すれば記事も出てくる。

それって、自分が許可してやっていること。
XやFacebookに情報を書けば、検索に引っかかる。
だからみんな、ハンドルネームを使ったりぼかしたりする。

本田いわく

ーー 学習に使われたら嫌なら入れなければいい。使われてもいいなら入れればいい。自分でコントロールするだけやん

AIも特別な存在じゃない、ということです。


「絶対に漏れない」は存在しない


会社の話になると、急に怖くなる。
「でも会社の情報は…」と私が言うと、本田はこう返しました。

ーー まず言っとくけどな。“ 絶対に漏れない ”は存在せえへん

AIサービスが「学習に使いません」と書いていても、それは約束事。
守らなければ訴訟できますよ、という話。

でもそれ、LINEもGmailもDropboxも同じです。
本当の意味での100%保証なんて、どこにもない。
ここから先の話が、なかなか本質的でした。

本当に漏らしたくないなら、裸でサウナや

本田は、いきなり映画の話を始めました。

ーー Netflixとかで、コワモテの人がサウナで密談してるシーンあるやろ?

裸で、サウナで、静かに話す。
理由は単純。

☞ デバイスを持ち込めない
☞ 盗聴されにくい
☞ 服の中に何か仕込めない

ーー 理にかなってるやろ?

でも続きがあります。

ーー それでも完璧ちゃう。外にお付きの人おったらアウトやん

結局、完全にオフラインで、物理的に遮断しない限り、技術的にリスクをゼロにはできない。

ーー ゼロにする話と、管理する話は別やで

この言葉が、一番刺さりました。

会社がやるべきことは3つだけ

じゃあどうすればいいのか。
本田の答えはシンプルです。

① ポリシーを決める

どこまでAIに入れていいかを決める。

☑︎ 顧客名は伏せる
☑︎ 契約金額はブランク
☑︎ 個人情報は入れない

使い勝手は落ちる。でもそれがその会社の思想。

② リスクの確率を下げる

スタンドアローンPC+ローカルAI。
社内限定環境。

便利さと引き換えに、安全性を取る。
それも一つの選択。

③ 正しく怖がる

なんとなく怖い、ではなく。

☑︎ 何がリスクか
☑︎ どれくらいの確率か
☑︎ どこまで許容するか

「それ決めるのが経営やろ。」

正解は一つじゃない

怖くて使わないのも正解
制限付きで使うのも正解
フル活用するのも正解

横断歩道のない道を渡るな、という会社もあれば、車が来てなければ走っていい、という会社もある。
違うのは正解不正解ではなくて、ポリシーの違い。


レンタルCTOの役割

最後に本田が言っていたのはここです。
レンタルCTOは「何かを作る」サービスではない。
目的は、

──────────────────
社内でITを怖がらなくていい状態をつくること
──────────────────
  • どこまでAIを使うか
  • どこからは使わないか
  • どう運用するか

その枠組みを一緒に決める。
そこから開発が必要ならJ-Works(弊社のエンジニアチーム)が動く。
でもスタートはいつも、「ポリシーの議論」です。

❁今日のまとめ❁


AIは怖いかどうかじゃない。“ 線を引いているかどうか ”の話


☑ ゼロリスクは存在しない(AIもクラウドも同じ)
☑ 問題は「漏れるか」ではなく「どこまでリスクを許容するか」
☑ ポリシーがない状態が、一番危ない
☑ 正しく怖がれば、AIは味方になる

最後に、トーコの本音をひとつ。
AIって、便利かどうかよりも“ どう向き合うか ”が問われている気がします。

なんとなく怖いで止まるより、自分たちで線を引くほうがずっと前向き。
怖さの正体を知ると、意外とシンプルでした◡̈

/// 怖がる前に、まず線を引こう。そして裸でサウナで語りましょう ///

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