高 曜渉(マーケティングテクノロジー事業部/エンジニア)
エクスチュアは、欧米の最先端テクノロジーを使って、デジタルマーケティング支援などのサービスを提供しているITベンチャーだ。同社では、国籍などを問わずに優秀なエンジニアの採用や育成に力を入れ、イノベーションを常に起こせるような強い組織づくりをしている。実際にどんなエンジニアが、エクスチュアで活躍しているのか。今回は新卒で入社後、4年目を迎えるエンジニアの高曜渉を取材。韓国出身の彼がなぜエクスチュアを選んだのか、仕事の経験から得られたやりがい、今後の目標など、ざっくばらんに語ってもらった。
私は韓国の大学を卒業後、新卒でエクスチュアに入社しました。大学の専攻はメディア・情報系。もともとメディアの世界で働こうと思っていたのですが、在学中にコンピュータ系の教授から研究室に入ることを誘われて。そこでプログラミングを覚えて、アプリケーションソフトを制作して、ITの面白さを実感したのです。それに、アルバイトでTV番組の制作会社で働いてみたのですが、メディアの大変さも思い知りまして(笑)。待遇面も含め、IT業界の方が自分には良さそうだと判断し、就活ではIT企業に絞ることにしたのです。
いくつか、求人サイトで見つけた日本のIT企業を受けた中で、一番“人に対して優しい会社”だと思ったことです。例えば、面接の時、ただでさえ日本語がおぼつかないのに、凄く緊張してしまい、最初は言葉がうまく出て来なかった。でも、原田社長から「普段の通りに話せば良いよ」と温かい言葉をいただけて、後半はリラックスして素の自分を出すことができました。「こんなに優しく接してくれる会社なら、とても働きやすいだろうな」と感じました。
それに、エクスチュアはITの最先端の仕事をしている印象があったのも大きいですね。マーケティングテクノロジーの支援にせよ、データ基盤の構築にせよ、前例やマニュアルがなく、自分達でやり方を作り上げていく仕事。そこに強く惹かれました。また、欧米の最先端のツールを日本に紹介する「エマージングプロダクト事業」にも興味を持ちました。私にとって、日本で働くのは「海外で仕事をする」こと。どうせなら、世界を舞台に活躍してみたいですから。そういった想いもあり、入社を決めました。
入社3ヶ月後に、大きな案件の仕事を任せてもらったこと。大企業のプロジェクトの一部分で、設計書に基づいてプラットフォームにソリューションを実装するというものでした。ところが、順調に進めたつもりが、ミスをしていまして──。不明瞭だったことを先輩に確認せず、自分の判断で進めてしまったことが原因です。
ただ、先輩達がフォローしてくださったお陰で、大事には至りませんでした。入社したばかりの私に大きな案件を任せて、失敗体験も含めて、大事な経験を積ませてもらったことに、とても感謝しています。この日を境に、一つひとつの仕事に対する責任感が増し、同じようなミスはしなくなりました。こうした反省の経験も含め、日々成長しながら仕事しているので、常にやりがいを感じています。
苦労だと感じていませんが、データ分野のエンジニアとして活躍するためには学ぶことが多いですね。テクノロジーが進化するスピードが速いから、「勉強する」という強い意思を持たないと、付いていけなくなります。特にエクスチュアは、チームで仕事しているから、私だけ遅れをとるわけにはいきません。
たくさんありますよ。エクスチュアは知識や経験が豊富にあるスペシャリストの集団。原田社長をはじめ、先輩たちに質問すると“求めていた以上の答え”を返してくれます。例えば、Google Cloud Platformでデータ基盤を構築する時、どうしてもうまくいかなくて。「どこに問題があるんでしょう?」と先輩に聞いたら、たちどころに問題点を特定してくれただけでなく、解決策を見つけるための検索方法まで教えていただきました。
エクスチュアの最高技術責任者を目指しています。私自身が社長や先輩から教わったように、今度は自分が後から入社してくるエンジニア達に教える立場になりたい。エクスチュアは、未熟な私の成長を見守ってくれた。その恩返しをしたいと思っています。
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