ヘアメイクは黒子

ヘアメイクは黒子

今回は撮影の仕事での話をしてみようと思います。

今から３年前に大きなプロジェクトで、とある美容室のヘアメイクの監修を努めた時の話です(๑•ω-๑)♡

プロジェクトの大小に関わらず、撮影の仕事は大変です。
何が大変か？

まずは体力
朝一から夕方までやります(((;°Д°;))))
家に着く頃にはもうクタクタヾ(´༎ຶ╻༎ຶ)ﾉﾞﾀｲﾘｮｸ ｾﾞﾛ
ご飯も食べれないくらいですww

次にイメージの共有
これは撮影に携わるヘアメイク、スタイリストとのイメージ共有ですね。
これがあっていないと撮影が終わってしまうので、何回も打ち合わせをします。

通常のヘアメイクのお仕事ならここで終わって当日、イメージに近い内容でヘアメイクを仕上げるだけで済みます。

しかーし、、、、

私の仕事は監修となっていたので
美容室が作り出したい雰囲気やビジュアルのイメージに合わせる為に何が最適かを考えなくてなりません。

例えば、この時はモデルさん３名にヘアメイクでした。
美容室からのオーダーはこんな感じです。

【美容室のオーダー】
Aさん→都会的なイメージ（雑誌でいえばGINGERの様なかんじ）
Bさん→モードなイメージ
Cさん→ナチュラルな感じ

そこで、私がしたことは３名のすっぴんの写真とヘアメイクをしたときの写真をもらうことです。
なぜなら美容室のオーダーの雰囲気が各モデルさんに合っているのか？
そこを見たかったからです( ˘ω˘ ; )

モデルさんはプロです、カメラを向けるとどんな表情でも作り出せます。
ヘアメイクがしないといけないことは、作り出せる雰囲気をより演出しやすくしてあげることです。
簡単に言うと最大限で出させてあげること(˘︶˘).｡.:*♡

そのために本当にイメージにあっているのかを確認しました。
結果、私からの提案は下記となりました。

【私からの提案】
Aさん→ナチュラルな感じ
Bさん→モードなイメージ
Cさん→都会的なイメージ（雑誌でいえばGINGERの様なかんじ）

AさんとCさんのイメージが逆でした。
それは、本来の顔のパーツや今までの撮影の時の作り出す雰囲気を見たときの最適が上記だったからです。

提案後、撮影に移り無事終了をしました。

モデルさんたちは
「今までのヘアメイクとは違う雰囲気でこんな自分の一面もあったんだと気付いた！！」
と言ってました。

ヘアメイクの仕事は、どこの現場でも自分が１番ではダメです。
モデルさん、お客様が１番輝ける様に作り上げなければなりません(^^)

あくまでも黒子です。

だからこそいい物が作れる。
私はそう思います(๑ت๑)♡


(○·ω·)ﾉ————-See you————-



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