近野 恵子(美容部員、メイクアップアーティスト)
◆入社年:2018年
◆出身:福島県
◆趣味:語学の勉強
メイクアップアーティストであり、美容師であり、美容部員の経験も豊富。女性の美をめぐり、オールマイティな強みを発揮して活躍している近野恵子。そんな彼女がいま、注力しているのが語学の勉強だという。英語、中国語、韓国語…。国境のわくを飛び越え、“世界中の人々に美しさを提供する夢”を果たそうと、新たなスキルの習得に余念がない。「フィオレンテで働いているからこそ見つけた、新たな夢」という海外への想いを含めて、近野に現在の日々とこれからの展望を語ってもらった。
緊張して来られるお客さまにフレンドリーに接して、会話しながら美容についてのお悩みを引き出し、その方がいま以上に美しくなれるようなアドバイスをする。それがメイクアップアーティストとしての私のスタイルです。美容部員としての経験もある為、メイクと接客、両方ができるのは、私の強みだと思います。自宅で再現できるように、メイクは20分以内に仕上げ、あとはていねいに会話をして、お客さまの信頼を得る。そういう姿勢でいると、長々と商品の説明をするよりも「あなたがオススメするものなら、ほしい」といっていただけるんですよね。
でも、こんな姿を高校時代の私が見たらおどろくだろうな(笑)。極度に人見知りで、恥ずかしがり屋で。カトリック系の女子校で縮こまっていた私。それが変われたのは、メイクに出会えたから。高校時代にファッションモデルの梨花さんの本で、メイクアップアーティストのイガリシノブさんのメイク術“イガリメイク”が紹介されているのを読んで、「こういう世界があるんだ!」と。一気に魅せられて、進路を決定。メイクアップアーティストをはじめ、さまざまなクリエイターを育成する学校、バンタンデザイン研究所でメイクについて学びました。美容好きで個性的な仲間たちの輪に入っていくうちに、いつの間にかフレンドリーな性格に変わっていましたね。
学生時代にドラッグストアで働いていたとき、化粧品コーナーの接客を一手に引き受けていました。国内大手4社の商品をお客さまに販売。そこで接客の基礎とコスメ用品の知識を身につけられたように思います。卒業後の進路としては美容師を考えていて、就職のために美容師免許を取得。実際、美容室で働き始めたのですが、「やっぱり化粧品に携わる仕事がしたい」と。美容師をやりながらメイクの仕事もできる場所はないかと、探しているうちに出会ったのがフィオレンテでした。「月に数回でもいいからメイクの仕事ができたら」という思いでマネージャーの長谷の採用面接を受け、無事、合格。二足のわらじをはく日々がスタートしたのです。
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それから1年半。フィオレンテを通じてさまざまなブランドの店頭に立ち、ブランドからご指名をいただけるようになりました。いまは美容師のほうが副業になりつつあります(笑)。美容室のオーナーは「ほかの分野も勉強したほうがいい」と応援してくれているので、両方を思いきりやっていますね。店頭以外にも、メーカー専属のメイクアップアーティストチームの一員として展示会や新作発表会に出向くことも。休日は月に2日あればいいほうですが、仕事が大好きなので、まったく苦ではありません。
自由に動ける立場だと仕事もルーティンにならないので、毎日新鮮な気持ちで入店できる。楽しみながらお客さまに向き合い、メイクができるんです。そういう前向きなオーラやエネルギーは、絶対にお客さまにも伝わっていると思いますね。
「フィオレンテに入ってから、経験値もスキルも上がったな」と実感しています。とくに、さまざまなブランドの商品や特徴が頭に入っている点は強みになっています。どこのブランドのお客さまからの質問にも答えられますし、比較しながらのオススメもしやすくなりました。特定のブランドに所属していると、会社が売りたい強化商品をオススメすることにとらわれがち。でも、最近のお客さまは情報通。押しつけではなかなか、響かないんですよね。その点、私のような立場は会社さんの意向を大事にしつつも、ほかのメーカーの商品もあわせてオススメするなどして、バランスをとれます。
「フィオレンテに入ってよかった」と思うことはたくさんありますが、「スタッフ一人ひとりへのサポートが手厚い」ということは日々、実感します。イベントなどで土日に稼働していることも多いのが私たちの仕事。でも、事務スタッフは休日なので連絡がつかないというマネジメント会社もあるんです。その点、フィオレンテは「もしかして、365日、24時間対応してくれているのかな?」と思うくらい、こちらが問い合わせると、必ず即レスポンスをくれます。
ささいな相談でも親身に受けとめてくれます。現場で私たちが不快な思いをすることがあれば、「ごめんね、いい方法考えるから」とすぐ改善に動いてくれます。「お客さまなんだから、ちょっとガマンして」なんていわれたことは、いちどもありません。私たちが意見を出せば、すぐさま議題に上げ、翌日にミーティングが開かれることもしばしば。「先方への対応は、こちらがうまくやっておくから」と引きとってくれることもあり、本当に心強いです。「現場でなにかあれば私たちが動きますから」とつねにいってくれる。その「スタッフファースト」の姿勢のおかげで、心から安心して働けています。
いまは毎月、指名をくださるブランドさんもあり、店舗応援やイベントで名古屋や大阪、福岡の百貨店まで出向くこともあります。「近野さんが入ると現場がスムーズに動く」「近野さんのおかげで数字が上がったよ」なんていってもらえると本当にうれしいです。接客もメイクも両方できることは、売上の数字を出すうえで、強みになっていると思います。
強みと言えば、最近、中国語を少しおぼえました。いまは店舗の立地やブランドによっては、中国人のお客さまが8割、というところもあります。「話せないと、本当にいいものをご提案できない!」というジレンマが、そのまま語学学習のモチベーションになっています。ボディランゲージでもお伝えできる部分はありますが、やはり語学ができないと「この方はこの商品を使えば、もっとよくなるのに…」という細かなニュアンスをお伝えできないんです。日本の方に比べると思いきりがよく、「私を全部プロデュースしてください!」と変身を楽しむ方が多い印象があります。日本に来られるめったにない機会だからか、ためらいなく一括購入くださる方も少なくありません。ですから、使い方や組み合わせ方をきちんとご提案することを心がけています。
いま、いちばんスキルアップしたいのは語学です。英語と中国語はもちろん、韓国人の知り合いが多いので韓国語も独学で学んでいます。メイクアップ技術はある程度、到達点があると思います。でも、「その技術をお客さまに伝える力」は無限に伸ばせる余地がある。語学を学ぶのがどんどん楽しくなるなかで、最近、新しい夢もできました。それはいずれ日本から出て、世界で活躍するメイクアップアーティストになること。独立精神がおうせいな人間なので、いまとなれば「ひとつのメーカーだけで働くのは、私には窮屈だったんだろうな」とわかります。そしてこれからは、「日本国内だけで働くのは、窮屈だな」となっていきそうです。フィオレンテで経験値を増やし、海外へ羽ばたく夢をかなえるチカラをつけていきたいです。
フィオレンテにはしっかりとしたフォロー体制があり、働きやすい環境が整っています。プライベートと両立しながら自分の夢を追いかけたい、という思いを持っている方はぜひご応募ください。
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