■K.S(営業本部長)
高さ52mの「虎ノ門ヒルズ」をはじめ、超高層オフィスビルが立ち並ぶ東京・虎ノ門に、悟空テクノロジーズの本社オフィスがある。ただ、同社のメンバーが働いている主な舞台はそこではない。首都圏内の各地で行われているITプロジェクトの現場で、業務に携わっている。悟空テクノロジーズは、未経験からスタートした若手に、ITエンジニアとして活躍できる場を提供する企業だ。今回は、同社で営業を統括しているK.Sを取材。創業メンバーの一人でもあるSに、悟空テクノロジーズで若い世代が成長できる理由を語ってもらった。
サーバ監視やテスターなどの業務を受注
私は悟空テクノロジーズの営業部門を統括しています。4名の営業メンバーをサポートしているほか、私自身もプレイングマネージャーとして営業に出向きます。ITプロジェクトを運営している会社に、「悟空テクノロジーズのメンバーをエンジニアとして起用しませんか」と、ご提案するのが仕事。特に、「ITが稼働するのを支える“サーバ”という機器が、正しく動いているか監視する業務」や、「新たに作成したプログラムが想定通りに動くかどうか、ユーザーの立場でテストする業務」などの受注に力を入れています。
というのも、こうした業務はエンジニアリングの初心者であっても携われる。悟空テクノロジーズには、未経験からスタートしているメンバーが多いので、まずはこうした業務から経験してもらい、IT知識を学んでいただく。その上で、プログラミングの仕事など、より高度な業務へとステップアップしてもらうキャリアパスを用意しているのです。
はい。それに、ITプロジェクトを運営しているお客様の側も、未経験者を歓迎してくれます。というのも、いま、IT業界は深刻な人手不足。経験者の争奪戦が起きているほどなので、「未経験の人材に来てもらい、現場経験を積んでもらって戦力になってもらう」という方針のお客様が多いのです。
悟空テクノロジーズは、未経験の若手人材を採用。IT知識に関する基礎研修を受けてもらい、初心者を歓迎してくれる現場に出て、活躍してもらう体制を整えてきました。そのため、「いますぐ、エンジニアが必要」という、お客様のご要望にこたえられるのです。例えば、ギリギリの人数で回している現場で、突発的にエンジニアの欠員が生じた時に、新しいメンバーを直ぐにご提案できる。
こうしたことを積み重ねた結果、私達はお客様と強い信頼関係を築き上げてきました。ですから、たくさんのプロジェクトを受注でき、メンバーのキャリアアップを支えることができるのです。
「若手の成長を支える会社を作ろう」と意気投合
そうですね。前職が営業コンサルティング会社でしたから。実は、悟空テクノロジーズの創業者である野田さんは、その時の同僚。野田さんは営業成績が常に社内トップクラスで、誰もが注目していた存在でしたね。一方、私も野田さんほどではないのですが、単月で全国1位の成績をおさめたことがあったので、野田さんも多少は、私のことを意識してくれていたかもしれません。
そうした中、野田さんが退職することになり、「起業するので、一緒にやりませんか」と、誘われたのです。その時、野田さんが語ってくれた内容には、「未経験の若手人材を採用する→研修でITの基礎知識を学んでもらう→初心者でもできるITプロジェクトの現場に出て活躍してもらう」という、現在の悟空テクノロジーズの事業戦略の骨格がすでにありました。
私は特に、「未経験からスタートした仲間が成長し、より高度な業務ができるようになれば、会社の売上も上がる。みんなで一緒に、会社を大きくしていくことができる」というビジョンに、心惹かれました。そういう会社に創業メンバーとしてジョインできるチャンスは、そうそうない。そう考えて、野田さんと一緒に悟空テクノロジーの立ち上げることを決心したのです。
「自分らしくいられる場所」を提供しています
メンバーがお互いに支え合いながら切磋琢磨していける環境があることでしょうか。悟空テクノロジーズのような「メンバーが自社オフィスでなく、それぞれ異なる現場に出て働く」という事業形態の会社は、社内コミュニケーションが少なく、「私はこの会社のメンバーだ!」という帰属意識が薄くなりがち。でも、私達は違います。夕方から夜にかけて、現場での業務を終えたメンバーが、虎ノ門のオフィスに自主的に集まって、おしゃべりしたり、飲食したりしてコミュニケーションを図っています。
オフィスでは、新たにジョインしたメンバーがいて、ITの基礎知識を学ぶ研修を受講している。そうしたメンバーに対して、業務を終えた先輩メンバーが積極的に声をかけ、交流を図っているシーンをよく見かけます。若い世代が多く、全員がITについては未経験からのスタート。気軽に話せる雰囲気があるからだと思います。
それに、すでに160名を超えるメンバーが在籍しているので、「趣味が同じ!」というメンバーが見つかることも。ゲームやアニメ、アイドルなど、何かに熱中していることを隠す必要もなく、気軽にシェアし合っていますね。ですから、悟空テクノロジーズはメンバーにとって、「自分らしくいられる場所」であると言えるかもしれません。そうした企業カルチャーこそが、悟空テクノロジーズらしさだと思っています。
例えば、20代の男性。入社した時には口下手で、コミュニケーションが苦手そうな印象でした。当時は、彼が自分から他人に話し掛ける場面を見たことがありませんでしたね。でも、周囲のメンバーが彼に積極的に話し掛けて。その中で、彼は共通の趣味を持つ仲間を見つけたようです。業務が終わった後、虎ノ門のオフィスに顔を出して、趣味の話に熱中するようになりました。その結果、今では自分から社内イベント企画して、積極的にメンバーとコミュニケーションを取るように。性格が180度変わってしまいましたね。
他に、20代女性のメンバーの例をお話しします。彼女は、ハッキリとモノを言うタイプ。ある時、後輩の女性メンバーに「どうして業務に、そんなに時間が掛かるの?」と、きつめに指摘したことがあったそうです。それをきっかけに、二人は少しギスギスした関係になってしまいました。でも、その二人には共通の趣味があり、同じ社内のクラブ活動に参加。それでプライベートでの付き合いが増え、いい関係性を築くようになったのです。いまでは、お互いに資格試験の合格のため、教え合いならが勉強する仲になったほどです。
悟空テクノロジーズは、メンバー同士、お互いを尊重しながら、支え合っていく関係性を大事にしています。今後もさらなる発展を目指していますので、私達と一緒に会社を盛り上げてくれる仲間を募集中。そうした悟空テクノロジーズの社風に共感できる、意欲的な方からのご応募を、心よりお待ちしています。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。