What’s 悟空
悟空テクノロジーズを知る

【TOPインタビュー】
未経験スタートの仲間と一緒に、ITの世界への冒険に船出しよう

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プロフィール

■野田 達也(代表取締役)

ビジネスの世界は競争がつきもの。会社の同僚さえ“出世のライバル”になり得る厳しい環境の中で、孤独感に襲われている人も少なくない。IT企業・悟空テクノロジーズは、そうした人々に「メンバー同士、仲間として、一緒に成長していける場」を提供。「全員が未経験からスタートし、お互いに励まし合いながらITを学び、エンジニアとして活躍する」という事業を展開中だ。そのコンセプトに20代を中心とする若い世代が共感し、2021年の創業から3年も経たずに160名超のメンバーが集った。今回は、同社代表の野田達也を取材。ユニークなIT企業を立ち上げた理由を解説してもらった。

自己成長には“仲間”の存在が不可欠です

──最初に、悟空テクノロジーズは何を目指すベンチャー企業なのか、教えて下さい。

若い世代に「仕事に本気で向き合える場」を提供することです。いまの20代を中心とする若手は、昔に比べると“夢中で仕事に取り組む” “仕事で熱くなる”ことが少ないのではないでしょうか。「仕事はそれなりに頑張って、生活していけるだけのお金が得られればいい」という人も多い。もしかしたら、少子化の影響で、他者と競争する経験が前の世代に比べて少ないからかもしれません。
 
しかし、仕事を「単なる生活費稼ぎ」と考えてしまうのは、あまりにも、もったいない。“お客様や上司など他者に喜んでもらえた”“事業を通して、世界を少しでもより良くすることに貢献できた”“以前はできなかったことができるようになり、自己成長を実感した”など、仕事を通して得られる経験は、とても大きいからです。そこで、若い世代に「仕事に本気で向き合える場」を提供しようと考えました。

──なるほど。では、どうしたら若い世代が「仕事に本気で向き合う」ことができるのでしょう。

カギになるのは“仲間”の存在です。多くの人が、学校の部活や趣味の活動などで、仲間と一緒に高い目標を達成しようと、頑張った経験があるでしょう。仲間と一緒だからこそ、助け合い、励まし合いながら、高みを目指せる。ところが、ビジネスの世界は皆が競争相手。会社の同僚さえも“出世競争のライバル”という面があり、仲間としての関係を築きにくい。
 
そこで悟空テクノロジーズでは、20代~30代の若手で、IT経験のない人材を採用。ITに関する研修を受講してもらった上で、ITを扱う業務の現場で活躍してもらっています。全員が未経験スタートで、似たような年齢。「スキルの高いITエンジニアになる」という目標に向かって、一緒に頑張る仕組みを整えたのです。
 
実際、少し早くスタートを切ったメンバーが、後からジョインしたメンバーに、IT知識を教えたり、自分が現場で戸惑ったことをシェアしたり、業務上の壁を乗り越えるコツを伝授したり。メンバー全員が一緒に成長していく風土があります。言わば、「皆が同じ船に乗ったクルーとして、ITの世界へ冒険に出る」イメージでしょうか。

未経験からITエンジニアになれる環境を提供

──楽しそうですね! しかし、なぜIT分野を事業領域に定めたのですか。

ITエンジニア不足が深刻化していて、未経験者や経験の浅い若手であっても、歓迎される業界だからです。サーバやネットワークの監視業務など、経験や知識がなくても携われる仕事がたくさんある。社内にIT知識を学べる環境を整えれば、初心者向け業務からスタートして、設計やプログラミングなど、より高度な業務に携われるようになっていくキャリアパスが描けます。私達の理念を実現するのに、最適な業界だと考えたわけです。
 
それに、ITは広い意味で“モノづくり”の仕事。モノが完成した時の達成感や、世の中に残るモノを作り上げて社会に貢献した充実感を得やすい。メンバーが「仕事に本気で向き合う」のに、ふさわしいと考えたこともありますね。

──「世の中を変えるようなITプロダクトを開発する」といった志を抱いてITベンチャーを立ち上げる起業家が多い中、非常にユニークですね。野田さんが悟空テクノロジーズを設立した経緯を聞かせて下さい。

私は前職で、顧客企業の営業面の課題を解決するコンサルティング会社で、コンサルタントとして働いていました。夢中で仕事に取り組み、お客様の営業力を強化する成果を上げ、喜んでいただけた。充実していましたね。でも、自分と同世代の若手の中には、仕事に熱中できず、くすぶってしまっている人も多いことに気付いていました。学生時代の友人と飲みに行くと、勤務先のグチばかり。「仕事が楽しくて仕方がない」と思っているのは私だけでした。
 
また、お客様へのコンサルティングを提供する中で、ITの導入のお手伝いをすることもあり、IT業界について知ることができた。ITエンジニアが不足しているので、IT企業の間で経験のあるエンジニアの争奪戦が繰り広げられている。しかし、それではITエンジニアの数は増えないから、エンジニア不足という社会課題は未解決のまま。「ならば、若手に仕事に夢中になれる場を提供し、ITエンジニアへと成長できる会社を立ち上げればいい」。そう考えて、悟空テクノロジーズを立ち上げたのです。

活躍できるようになるまで寄り添い続けます

──よく分かりました。では次に、会社設立から約3年の間に、「悟空テクノロジーズにジョインして、飛躍的に自己成長を遂げた」といえる若手人材の例をシェアして下さい。

では、前職では百貨店などで美容用品を販売していた21歳の女性の例をお話しします。専門学校を卒業して憧れの仕事に就いたけれど、思うようにキャリアアップできず、心機一転してITエンジニアを目指すことに。パソコンに触ったこともほとんどない、全くの未経験からのスタートでしたが、悟空テクノロジーズで基礎研修を受けてから、ITの現場で働き始めました。
 
でも、スキルや知識が不足していたこともあって、遅くまで残って仕事をしていた。「大丈夫? 現場を変更しようか?」とフォローしたところ、「未経験者の私にとって、この仕事に携われるのは大きなチャンス。もっとスキルを身につけたいので、もうしばらく続けさせてください」と。そうした高いモチベーションで仕事に取り組んでいるうちに、お客様から高く評価されるように。業務遂行のスキルが上がったことで、残業時間も減り、今はエンジニアとして一人前になりつつあります。

──携わる仕事や職場の環境が合わなければ、現場を変えてもらえるのでしょうか。

はい。私自身を含めた経営陣が一人ひとりのメンバーに対して、活躍できる場が見つかるまで、辛抱強く寄り添います。例えば、悟空テクノロジーズと似た形態の企業に勤めていたものの、コミュニケーション能力があまり高くなく、短期間で契約終了になることを繰り返していた20代の男性。形としては「経験者」ですが、実際には未経験に近い状態での入社でした。
 
悟空テクノロジーズに入社してからも、最初の現場は1週間で終了。その後、2つの現場に出てもらいましたが、どちらも3ヶ月もたずに終了してしまいました。とても落ち込んでいた彼に対して、私は「みんなで支えるから大丈夫。一緒に成長していこう」と。それをきっかけに、彼のコミュニケーションの取り方が大きく変わりました。能動的に他者に話し掛け、表情も明るくなって。自分を変えたことで仕事もうまくいくようになり、いま担当してもらっている現場は、もう1年半も続いています。
 
しかも、悟空テクノロジーズのメンバーを増やすことを顧客に提案してくれて、OKしていただき、いまでは後輩メンバーを引っ張る存在に成長してくれています。

──「自分を変える」ことができる環境なのですね。では最後に、悟空テクノロジーズの今後の成長戦略を教えて下さい。

メンバーの自己成長が、そのまま企業の成長につながる。メンバーそれぞれがスキルアップして、より高度な業務に携われるようになれば、売上も増えていく。ですから、現在は初心者向けの研修がメインですが、より高度なIT知識やスキルを学べる研修の充実に取り組んでいます。将来、スキルの高いエンジニアへと成長したメンバーが増えてくれば、受託開発や自社プロダクト開発にも事業領域を拡大。IT企業としてもっと成長していきたいですね。

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