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インターコムR&Dセンターを知る

【役員インタビュー】海も山もある自然豊かな環境で、最先端ITのエキスパートを目指せます

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PROFILE

高橋 亮(取締役)

テレワーク推進や情報セキュリティ強化など、様々なニーズに応える業務用ソフトを開発・販売しているインターコム。そのグループ会社であるインターコムR&Dセンターは、ソフトウェアのユーザーからの問い合わせに対応するテクニカルサポート業務と、ソフトウェアのバーションアップ作業やテスト作業に携わる開発・検査業務を担っている。同社は自然豊かな千葉県・南房総市にオフィスがあり、海や山を満喫しながらの生活と、ITエキスパートとしてのキャリアを同時に手に入れられる会社だ。今回は、同社取締役の高橋亮を取材。どんな職種があり、どんな人材が活躍しているのかなどを解説してもらった。

広いオフィスでゆったりと業務に取り組めます

インターコムR&Dセンターは、IT企業では珍しく、千葉県の南房総市にオフィスを構えています。なぜ、この地を選んだのですか。

2つの理由があります。1つは、社員の皆さんに快適な労働環境を提供するため。当社の主な業務は、「テクニカルサポート」と「開発・検査」。いずれも、オフィスにいる時間がとても長い仕事です。ゆったりとした環境を提供したいのですが、都心では家賃が高い。その点、南房総市なら理想を追求できます。2016年創業時は南房総市の空き公共施設(経済振興施設)を活用し、事業の拡大に伴い、2020年2月、南房総市が新たに建設したデザイン性のあるオフィスに移転。一人ひとりの業務スペースを広く取れ、日当たりの良いラウンジを設けるなど、快適なオフィス環境を整えています。

2つ目は、当社の代表が南房総市の出身で、「故郷の雇用機会を増やすことに貢献したい」という想いがあったこと。現時点では、南房総市にはIT企業がほとんどありません。ですから、「地元でITのエキスパートとして働きたい」という方のファーストチョイスになれますし、「自然豊かな場所で暮らしながら、ITの仕事をしたい」という方にも注目していただけるのではないかと。この地からITのエキスパートを輩出し、地元経済を発展させることに繋げていくビジョンを描いているのです。

素晴らしい構想ですね! では、その南房総のオフィスで、どのようにITのエキスパートへキャリアアップしていけるのか、解説をお願いします。

主な職種として、「テクニカルサポート」と「開発・検査」があるので、それぞれについて説明しますね。

「テクニカルサポート」は、グループ会社であるインターコムが開発・販売している業務ソフトのユーザーの方からの電話やメールによる、お問い合わせに対応するのが仕事。テレワークを推進したり、情報セキュリティを強化するなど、最先端のニーズを捉えたソフトウェアで、日本を代表するような大企業を含む、多くのお客様にご利用いただいています。それらの企業の中で、情報システム部門のご担当者の方からお問い合わせいただくことも多いので、「テクニカルサポート」は担当するソフトウェアについて、技術的に深いところまで知識を高められます。

実際、IT未経験だった方が、まずは「テクニカルサポート」の業務で経験を積み、その後に「開発・検査」へと異動。そこから、エンジニアとして活躍してくれている例もありますよ。

ハイスキルのエンジニアにもやりがいのある仕事を提供

未経験からエンジニアになる道もあり得るのですね。では、エンジニアの方が活躍している「開発・検査」のキャリアについて、教えてください。

インターコムの業務ソフトのテストやバージョンアップの作業を担っていただく仕事です。オンプレミス型の大型のソフトのテスト作業や、100万人規模のユーザーがいるパッケージソフトのバージョンアップなど、高度な案件に携われるのが特徴。今後は、ジョインしてくださるエンジニアの方のスキルに合わせて、私達が手掛ける仕事の範囲を広げていく計画もあります。ハイスキルのエンジニアの方でも大いに活躍できる仕事や機会を提供できますし、大歓迎です。

「IT分野でキャリアアップしていきたい」という人には、最適な環境が用意されているのですね。では、2つの職種に共通して求められる資質はありますか。

いくつかありますが、1つ挙げるなら、協調性のある人です。「テクニカルサポート」のメンバーが、ユーザーの方からの技術的なお問い合わせについて、「開発・検査」のエンジニアに相談したり、「開発・検査」のエンジニアがユーザーの声を「テクニカルサポート」のメンバーにヒアリングし、それをバージョンアップに活かしたり。連携を図る場面がたくさんあります。それに、業務ソフトの開発・販売元であるインターコムの担当者と連携を図ることも多い。しっかりとコミュニケーションが取れる方が活躍していますね。

反対に言えば、一匹狼のようなタイプの人だと馴染まないかもしれせん。自分から心を開いて、本音で話そうとする人を求めています。また、勉強熱心な人が向いている仕事であるとも言えます。専門性を高めていく仕事ですから、途中で投げ出さず、貪欲に成長していこうとするタイプが活躍できる仕事だと思いますね。

若手のアイデアを積極的に取り入れる風土

なるほど。では、社員に活躍してもらうために、高橋さんが大事にしていることがあれば、聞かせてください。

「課題と解決策を自分から出してください」と、常に伝えています。会社側から「あなたの課題はこれで、こうして解決してください」と指示してしまうと、本人の成長に繋がらないと考えています。常に自分の仕事を振り返り、課題を発見し、その解決策を考え、自ら実行する。そうした習慣を根付かせることで、全員が飛躍的に自己成長できる会社を目指しています。

また、オフィス環境や業務の進め方など、会社全体に関わることでも、社員からの改善提案を歓迎しています。マネージャークラスとの定例の会議で、それぞれのマネージャーが部下からの提案・意見を発表する機会を設けています。例えば、「テクニカルサポート」の女性から「職場があまりに静か過ぎるので音楽を流したい」という提案がありました。「静かだと他のオペレーターの声が気になるし、自分の声も周りに常に聞かれているような感じがして、業務に集中できない」と。とても良いアイデアだったので、すぐに採用することに。今は、電話相手の方には聞こえない程度の音量で、BGMを流していますよ。

新しいソフトウェアを自社開発する構想も

風通しの良い職場風土なのですね。それでは、インターコムR&Dセンターとしての今後の成長戦略を聞かせてください。

IT企業としての地位を確立することを目指しています。当面の目標は、グループ会社であるインターコムで対応できない業務を全て、当社に集約させていくこと。例えば、よりハイスキルのエンジニアにジョインしてもらえれば、新しいソフトの開発工程の一部を、インターコムから当社に移すことも可能になります。

その先に、インターコムR&Dセンターとして、独自にソフトウェアを開発する構想もあります。例えば、今まで培った、ユーザーとの関係構築の経験を活かして、「開発・検査」部門で新たにCRM(顧客関係管理)のソフトを開発する、といったことも考えられます。「テクニカルサポート」部門についても、インターコム以外の会社の業務を引き受けたり、ユーザーの方にソフトの使い方を伝授してきた経験を活かしてITスクール事業を始めるといった展開があり得ます。南房総を拠点とするIT企業として、独自のポジションを築き上げたいですね。

ありがとうございます。最後に、求職者へメッセージをお願いします。

当社は、目の前に太平洋が広がる南房総という土地で、伸び伸びと楽しみながら仕事ができる環境が整っています。そのような自然に恵まれた場所で、高度なITスキルを身に着け、キャリアを築ける会社は少ないと思いますので、是非、応募を検討してみてください。地元で就活する学生さんや主婦の方はもちろんのこと、IターンやUターンで転職を考えている方も大歓迎。面接では、あなたならではの「南房総でITの仕事をしたい理由」を、是非、聞かせてください。

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