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“全力でやる!”って、楽しい!
飽くなき成長意欲が仕事のモチベーション

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PROFILE

松本 陸(まつもと りく)
所属:リストホームズ株式会社
住宅事業部 企画営業課 係長
入社:2017年 新卒入社

神奈川県、都内を中心に新築戸建を分譲しているリストホームズ。リストグループの創業初期から続けている事業ではあるが、そこで大活躍しているのが入社8年目の松本だ。新卒時には5人の新規部署に配属され、入社3年に大胆なキャリアチェンジをして活躍を続けている松本に、仕事に懸ける想いを語ってもらった。

営業職を極めて20代で1,000万円稼ぎたい!

松本さんの当時の就職活動はどんな感じだったのでしょうか。

就職活動は大学3年生の夏くらいから始めました。当時は職種を絞って就職活動をしており、営業職に就きたいと考えていました。学生時代にガソリンスタンドでアルバイトをしていて、オイル交換やタイヤ交換、コーティングをお客様にお勧めしていたんです。そこで営業を体感し、自分の話し方次第でお客様への伝わり方が大きく変わったり自分の提案でお客様が商品を買ってくれるところにすごく面白さを感じたんですね。だからこそもっと営業職を極めてみたいなと思ったのがきっかけでした。
業界としては幅広く見ていましたが、最終的にはより営業職を極められそうなディーラーや不動産業界を中心に考えました。リストと、他にも内定をいただき正直けっこう悩みましたね(笑)。

内定を複数もらうと嬉しい悩みが出てきますよね。率直に、どんなところを比較したのでしょうか。

高級外車を中心に取り扱うカーディーラーとかなり悩んだんですよね。その会社さんは日本で外車が流行るきっかけを作った会社で伝統がありましたし、ガソリンスタンドで働いていたこともあって、高級外車に憧れたところもありました。そういった良い商品を扱えるところは営業としてすごく魅力に感じたんです。
ただ、ちょっと懸念点もあって。その会社に入った場合、基本的には個人のお客様向けの営業がずっと続くことになりました。
その点リストは総合不動産として事業展開をしているので、個人のお客様向けの営業職だけでなく、法人営業もありますし他にもいろいろな事業があるのが魅力的でした。長い目で見たときに、いろいろな経験を積んでいろいろなことにチャレンジしていけそうなことが面白そうだなと感じましたし、若手からのチャレンジを風土面、制度面からも後押ししてくれる環境だと感じたので最終的にリストに決めました。

かなり悩んでの決断でしたが、入社前の目標はなにかあったのでしょうか。

営業を極めたい、という思いは強かったので、まずは営業で成果を残して20代で1,000万円稼ぎたいと考えていました。特別何かが欲しい、お金を使いたい!といったわけではなかったのですが、漠然と父親を超えたいなって野望がありました。あとは、同じ年収1,000万円でも、それを40代50代ではなく20代で実現できたらすごいな、カッコいいなと思ったんですよね。

将来を見据えて、より厳しい選択をしたい

松本さんの入社後のキャリアはどのような感じだったのでしょうか。

まずは個人のお客様に対して不動産の営業をしていくと思っていたのですが、新卒の配属は中古マンションのリノベーション再販事業部でした。正直この配属にはかなり驚きました。5人の新規部署で、上司や先輩もリノベーション事業をやったことがない状況だったので、仕事を全部教えてもらうことはできませんでした。日々の業務がとにかく手探りで、新人の自分にはかなりきつかったですね(笑)。
その中で自分は仕入営業だったので、中古マンションの物件情報を取得して情報を精査し、物件を仕入れ、仕入れた物件にリノベーションを施して再販するところまでが仕事でした。最初の半年くらいは仕入れの契約にたどり着くまでがすごくきつくて、100件以上物件情報を集めてようやく1件の仕入れができるような状態でした。ただだんだんと慣れてくると仕事のコツがわかってきて、毎月1件はコンスタントに仕入れができるようになっていき上司にも負けない成果が出てきたかなと感じていました。

想定外の配属でしたがかなり活躍されましたね。そこから順調にキャリアアップされていったのでしょうか。

いえ、実は入社3年目のタイミングでキャリアチェンジをしました。早いタイミングで実績を残すことができていたので、自分のここまでのキャリアに満足していた部分もありつつ、「本当にこのままでいいのかな・・・?」と漠然と不安に感じる部分もあったんです。というのも、将来を考えた時に、中古マンションの仕入経験だけでは不動産業界で生きていく実力はつかないんだろうなと思っていたからです。そう考えると、現状に満足していないで、新しいスキルを求められる部署、今より厳しい部署に異動すべきだなと思ったんです。不安もあったのですが、自ら申し出て新築戸建の用地仕入にチャレンジすることを決めました。

かなり思いきったキャリアチェンジだったと思いますが、実際に異動をしてみてどうだったのでしょうか。

最初の半年は本当に、本当にきつかったですね。より高い専門知識を求められることもそうですし、そこに少しでも早く追いつくために時間もたくさん使いました。厳しいことは想像していましたが、想像以上に厳しかったというのが本音です。
これまでのリノベーションはもともと出来上がっている建物に手を加えていく形なので、実は意外と制約もありやれることの選択肢が少なかったんです。ただ新築戸建の場合だと土地の上に一から建物を企画していくのでとにかく自由度が高くて。自由度が高いからこそ考えなきゃいけないこと、知っていなければいけないことが膨大に増えてすごく大変でした。ただ慣れてくると、自由な分すごく面白くて。いろいろな建物を企画しお客様へお届けすることができています。異動して2年目には仕入件数で社内トップを取ることができて、幸いにも実績を残すことができました。

お客様の数十年後の生活もイメージして商品開発をしたい

いろいろなプロジェクトに携わってこられたと思いますが、印象的なものがあれば教えてください。

初めて企画した4棟の開発現場が印象的ですね。自分の提案で、土地の活用の仕方を通常とは少し違う形にして駐車場に工夫を加えました。このプロジェクトは、元々一つの駐車場だった土地を4つに分割するプロジェクトでした。他人の敷地には当然入ってはいけないので、そうするとどの物件も駐車する際には少しテクニックが必要になります。運転に慣れていない方だと駐車しにくくなりそうだなと思っていました。
その中で、この物件は駅から少し離れているので、日常の生活シーンで車を使う機会は増えるかなと考えました。例えば日々のちょっとしたお買い物や、お子様の送り迎え等、奥様が運転する機会が多くなりやすいのではないかと想定しました。一般的に、奥様が運転を苦手とすることは多く、自宅の駐車場が停めづらいからお出かけ自体が億劫になるのは生活をする上で不便ですしもったいないなと考えたのです。
そこで、敷地の一部を協定地とすることで、4世帯全員が使える道路とすることにしました。ちょっとした工夫ではありますが、これにより駐車が格段に楽になると思いました。実際にご購入いただいたご夫婦の奥様からも、「私でも車を停めやすくて安心した」とお声をいただいた際は、すごく嬉しかったですね。自分のアイディア一つでより付加価値が高い物件を創り出せるところはこの仕事の面白さの一つだと感じました。

自分の提案でお客様が喜んでくださったら印象深いプロジェクトになりますよね。

実は、このプロジェクトが印象深い理由がもう一つあります。建築前に近隣の方からの反対を受けてしまったんです。元々駐車場だった土地に4棟の家を建てる計画だったので、陽当たりが悪化するのではないかと懸念が上がりました。近隣の方々にとってメリットがあるお話ではないので、どうご納得いただくかは頭を悩ませました。
もちろん当社としては行政が定める建築基準法に従って許可を取っているので、極論を言えば近隣の方の反対があってもそのまま工事を進めることはできてしまいます。ただ、当社として大切にしたいのはお客様の数十年後の生活です。素敵なデザインや間取り、検討しやすい価格帯で住宅を作っていくことはもちろん大切ですが、買った時だけ良ければそれでいいというわけではありません。お客様目線で考えれば、住宅を購入するというのは一生に一度の大きなお買い物で、35年の住宅ローンを組んでその土地で生活していくことになります。買った後の生活のほうがはるかに長いのに、入居する前から近隣の方とトラブルがあったら嫌じゃないですか。
だからこそこのプロジェクトも、近隣住民の方々の元へ何度も足を運び、図面を用いて丁寧にご説明を差し上げてご納得をいただいた上で工事を進める形を取りました。入居後のお客様が近隣の方とスムーズに溶け込む様子を見ると、大変だったけどやっぱりやって良かったなと思いますね。

“全力でやる!”って楽しい!

松本さんは入社8年目になりますが、リストの好きなところはどんなところでしょうか。

頑張っている人のことは必ず誰かがよく見てくれていて、前向きに何かをやろうとしている人に対して周りが手助けしてくれるところ、やっぱりここが一番好きですね。前向きにチャレンジをして失敗しても許容してくれますし、熱意を持って働きたい人にとってはやりやすい環境なんじゃないかなと思います。

ありがとうございます。最後に、今後の目標をお聞かせいただけますでしょうか。

2つあります。まず一つは後輩たちがよりチャレンジできる環境を作ってあげることです。自分自身、若手からいろんなことにチャレンジしていきたい、20代で1,000万円稼ぎたいという目標を持ってリストへ入社をして、その目標を叶えることができました。その過程の中では大変なことも多く、逃げ出したいな、辞めたいなと思う瞬間もあったのですが、上司の支えがあり一緒に頑張れる仲間がいたからこそ自分の成長と向き合って成果を残すことができました。この環境を今度は後輩たちに作ってあげたいなと思っています。仕事に対する考え方っていろいろあると思うんですけど、“全力でやる!”からこそ得られる楽しさもあると思うんですよね。もう一つは会社の影響力をもっともっと高めていくことです。リストホームズでは先ほどお話ししたような形でプロジェクトごとに思い入れを持って住宅を分譲しており、ここのこだわりをお客様に届けていきたいと思っています。ただ、神奈川、東京を見渡すと私たちより知名度があったり分譲棟数が多い会社はたくさんあるので、名実ともにこういった会社を超えていけるよう今後も様々なことにチャレンジしていきます!

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