INTERVIEW
インタビュー

1000名企業を目指して
レボニティホールディングス社長が語る新たな強みと成長戦略

インタビューINTERVIEW

今回は、九州で1,000名企業を目指すレボニティホールディングス・齊藤社長に新たな強みと未来のビジョンについて語ってもらいました。

──現在強化している社内向けの新たな強みについて教えていただけますか?

 社内体制の強化に力を入れています。具体的には、報酬体系の見直しを含めた評価制度の強化や、教育体制の充実、体験型研修の取り組みを強化しています。このような社内体制を充実・明確化することで、社員のモチベーションの向上や採用等、様々な場面で相乗効果をもたらすことが出来ています。今後もさらに強化をしていくべきだと考えています。

──では、強みとしている報酬体系、幹部研修、体験型研修ではどのような施策を行ってますか?

 まず、報酬制度についてですが、当社では報酬制度や評価制度の見直しを行い、売上規模に応じた管理職の報酬体系を引き上げることにしました。営業所の売上規模が大きければ大きいほど、担当する範囲が広ければ広いほど、報酬体系が上がる仕組みを導入しています。社員が一生懸命頑張ってくれているおかげで、会社は成長を続けています。だからこそ、頑張ってくれている社員には、昇格や報酬の形でその努力を還元することを大切にしています。社員一人ひとりの努力が会社の発展に繋がると確信していますので、今後もこの方針を続けていきたいと思います。

── 幹部研修についても教えていただけますか?

 2027年までの目標達成に向けて、新たに始めた“トップマネジメント研修”ですが、この研修を開始するにあたって、まずは“私の想い”を管理職以上の全員に伝えました。その結果、多くの管理職の方々が自ら手を挙げて参加を希望してくれました。正直、こんなにも多くの候補者が手を挙げてくれるとは思っていませんでした(笑)。非常に嬉しかったです。会社に対する皆の想いに私も真正面から向き合いたいと考えています。ですので、情熱を持って幹部候補を幹部へと引き上げていきたいと思っています。
 具体的には、トップマネジメント研修では、企業の理念・ミッション・ビジョン・バリューを深く理解する、事業に対する姿勢や、生きるための考え方、そして仕事人としての在り方について、幹部候補と意識の統一を図るために1対1で実施しています。
 これは、単に知識を伝えるだけでなく、私自身の考え方や価値観を直接伝えることで、幹部候補が会社の未来をリードできるようになるためのものです。一人ひとりと深く向き合うことで、彼らが自分の考えや価値観をしっかりと理解し、実践できるようにサポートしています。これにより、組織全体が一丸となって目標に向かって進む力が生まれると信じています。

── 最後に、体験型研修についてもお聞かせください。

 社員に様々な体験・経験を通してインスピレーションを高めてもらえる場を提供したいと考えています。現在予定している具体的な内容として、今後進出予定の福岡市博多地区での営業会議の実施、
私のロールモデルでもある稲盛和夫氏のミュージアムへの課外研修、海外視察等を予定しております。この他にも様々な体験企画を検討していますので、社員に「レボニティホールディングスにいるとワクワクする!」と思ってもらえる会社にしていきたいです。

──ありがとうございます。従業員640名を束ねる社長直々に研修を実施できる環境があるのはとても魅力的ですね!では、報酬制度・幹部研修・体験の強化により、社員のスキルやモチベーションにどのような変化が見られていますか?

 報酬制度の見直しにより、社員の努力が報われる形で評価されるようになったことで、モチベーションが非常に高まっています。社員一人ひとりが自分の努力が会社の成長に直結することを実感し、それがさらなる努力へと繋がっていると感じています。
 トップマネジメント研修は、これまで2回実施しましたが、幹部候補のやる気を直に感じています。1対1での研修のため、2時間は候補者と向き合う時間になるので、より互いが理解し合えています。これまで私が伝えてきたことや企業の理念・ミッション・ビジョン・バリューも分かっているようで分かり切れていなかったことがあったと思います。ですが、そこを1対1で伝える事で理解をしていって貰えていると感じています。
 体験型研修に関しましては、まだ実走していないので今後実施していく中で社員のインスピレーションが高まっていくことを期待しています。

──宮崎県にゆかりのない人材も積極的に採用している背景や目的について教えてください。

 私たちは宮崎県だけではなく、今後の海外進出を見据えて、人種や地域にはこだわっていません。むしろ、多種多様な地域から人材を採用することで、今後の事業展開において強力な戦力になると考えています。様々なバックグラウンドを持つ方が入社すると、既存社員の刺激にもなりますし、新しい会社づくりのきっかけにもなっていますね!
今後も人材を確保していくためには、事業所の展開も必要だと考えており、採用と事業展開の両軸で進めています。

──多様なバックグラウンドを持つ人材が入社することで、社内文化やチームのチームの連携にどのような影響が出ていますか?

 そうですね、多様なスタッフが入社することで、配慮すべき事や新たな気づきが生まれています。例えば、外国人スタッフが入社したことで、他の社員の配慮が高まったと感じています。特別扱いをしているわけではありませんが、社員が率先してゆっくり丁寧に教える姿をよく見かけます。会社全体としては、外国人スタッフ向けの研修を行っており、課長職クラスが講師となって専門的な知識や用語を教えています。

──1,000名企業を目指す中で、どのような土台作りを進めていますか?具体的な施策や計画について教えてください。

 土台作りといえば、幹部人材の育成とM&Aに向けた準備の2つの軸があります。まず、M&Aに向けた準備として、レボニティホールディングス内における管理部門(総務・経理・人事等)の強化と組織の整理を進めました。これにより、今後の会社の拡大に伴うさまざまな対応ができるよう、組織力を高めています。

──2027年のその先、掲げているビジョンや目標をどのように描いていますか?

 大きく3つのビジョンがあります。弊社はこれまで多くの建設会社様にお世話になってきました。建設業界の抱える課題に対し、支援できるサービスを構築していきます。レボニティホールディングスにお願いすれば、様々なソリューションを提供してもらえるという形を作っていきたいですね。
 その中で、2030年までに警備事業で1,000名体制にしていきます。圧倒的な警備員数を保有し、地域を越えてお客様の期待に最大限応えていきたいと思います。また、2027年からスタートする海外事業を2030年までに安定した収益を生み出す事業に成長させていきます。更に、2030年までに既存事業とは全く異なる業界で、アメリカのFC事業(ライセンス取得)を通じて収益化を目指していきたいと考えています。このビジョンは現在調査段階ですが、私自身がワクワクするような事業を展開していきたいですね。
 5年前に私が考えていた会社のビジョンが段々と叶ってきているので、これからも情熱と覚悟と行動力を持って邁進していきたいです。

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