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【TOPインタビュー】職員さんの給与も休みも社員旅行も、商社の正社員としての待遇です

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PROFILE

代表取締役社長
安藤 幹

世界をリードする国際産業拠点として、羽田空港すぐ近くにOPENした大型複合施設・羽田イノベーションシティ。世界から注目を浴びるその施設内に、2021年3月、「リトカ知育保育園 羽田」が新しく開園した。企業主導型の保育園として、大型インクジェットプリンタなどの輸入商社、セルカムが運営している。実はこの保育園で働く保育士をはじめ職員は全員、商社であるセルカムの正社員という立場。そのため、給与や休みなどの待遇は全てセルカムの社員と同じで、保育業界の平均と比較するとかなりの好条件となり、職員からの支持を受けている。今回、セルカム代表の安藤幹に、保育園を開園した理由や求める人財像、なぜ園の職員をセルカムの正社員として雇用するのか、などを解説してもらった。

「女性が活躍できる会社にしたい」と保育園を開設

セルカムは、1988年に大阪で設立して以来、大型インクジェットプリンタなどの販売を手掛けてきました。そんなセルカムがなぜ、保育園を運営することにしたのですか。

当社で活躍してくれている女性社員たちに、長く働ける環境を提供したいと思ったのがきっかけです。輸入商社であるセルカムは、お客様と長くお付き合いして、じっくり関係を築き上げていき、仕入れや営業サポートなども含めたチームで営業していくスタイル。そこで、“お客様に細かな気遣いができる”“社内メンバーと協調する能力が高い”といった優秀な女性社員が、多く活躍してくれているんです。

でも、女性は結婚や出産などのライフイベントで、男性よりも仕事を続けるのが難しくなる環境になりがちですよね。そこで、子育てしながら安心して仕事が続けられるように、社員のための保育園を開設することにしたんです。企業主導型保育園だから、社員のお子さんを預かることが基本で、定員に余裕があれば、地域の子どもを受け入れるスタンス。コロナが収束して、保育園が入居している大型複合施設「羽田イノベーションシティ」で働く方が増えてくれば、そのお子さん達も受け入れていく計画です。

大阪に本社があるセルカムが、東京の羽田イノベーションシティに保育園を設けたいきさつを教えてください。

良いご縁がありました。セルカム東京支社の移転が必要になり、候補地として羽田イノベーションシティが挙がりました。東京モノレールや京急線の天空橋駅から直結とアクセスが良く、大きな印刷機器が入るスペースが1Fに確保できるから。そして、視察に来た時、施設のテナントとして保育園を誘致する計画があることを知ったんです。航空会社をはじめ、入居企業の従業員の方にとって、保育園が職場のすぐ近くにあれば、働きやすいですからね。それで、「ぜひ、うちにやらせてください」と手を挙げ、認めていただいたという経緯なんです。

ランチは子供から離れたスペースでゆっくり

いい巡り合わせで、運命的なものを感じますね。では、「リトカ知育保育園」は、どんな特徴があるのか、教えてください。

知育カリキュラムを充実させ、フラッシュカードやリトミックで、楽しみながら英語などを学べるようにしているのが、最大の特徴です。また、月額3万5,000円で利用でき、保護者の経済的な負担が少ない。そして、月曜日から日曜日の7時30分から20時30分まで開園しているので、保護者の仕事の都合に合わせてお子さんを預けられるような運営をしています。

もともと、「リトカ知育保育園」は大阪の経営者仲間であるベンチャー起業家の方が始めたもの。保育分野の知識が全くないセルカムが園を開設するに当たって、その起業家の方から「一緒にやりましょう」とお声掛けいただいたんです。「家庭で教育する時間がない保護者の方に代わって、保育園が知育を提供する」という園の理念に賛同したこともあります。

なるほど。では、待遇面をはじめ、働く職場としての特徴はいかがでしょうか。

一番の特徴は、保育士さん・看護師さん・管理栄養士さんなど、園の正規職員となる方は全員、セルカムの正社員になる、ということです。つまり、商社の営業職や事務職と、給与水準や有給休暇制度などの条件が同じ。ですから、保育業界の平均よりも給与は高いと思います。他にも、企業型確定拠出年金適用があったり、コロナが収束したら社員旅行を実施する計画があるんですが、それも一緒に行く権利があります。

「セルカムの社員になる」ということで、保育園の職員みなさんに意外に好評なのは、園と同じ建物内にセルカムのオフィスがあるので、休憩したい時にそのオフィスのスペースを使えること。みなさん、子供からいったん離れて、頭を切り替えてもらった上で、ゆっくりとランチを取られていますね。

職員の離職率ゼロの保育園を目指します

確かに、園内の狭いスペースでさっと昼食を済ませている保育士さんが多いので、それは魅力的な環境ですね。しかし、給与水準を上げたり、休みを取りやすくするために余裕のある人員配置にしたりすれば、コストがかかるのではありませんか。

ええ。でも、保育園事業に限っていえば、“社員に対する福利厚生の一環”として始めたことなので、そこまで利益を追求することは考えていないんです。女性社員が子供を預け、安心してセルカムで働き、本業の業績が伸びれば十分なんです。将来的に、私たちが保育園運営のノウハウを蓄積して、複数の園を展開するようになれば、保育園事業でも利益が出るようになればいいと思っています。

複数の園を展開できるようになるまでに、どんな成長戦略を描いているのでしょうか。

保育園事業も含めたセルカム全体で、「5年後に売上高100億円を達成する」ことを目指しています。その実現のためにも、さらに女性社員の活躍や採用が必要になり、それに比例して、新しい保育園の開設も欠かせません。M&Aによって既存の保育園に、私たちの仲間入りをしてもらうことも選択肢に入れています。この急拡大を支えるため、保育園の職員の採用活動に力を入れていく方針です。同時に、離職率ゼロという目標も掲げています。待遇面などを充実させて、職員の方々にも長く働いてもらいたいと思っています。

最後に、求職者へのメッセージをお願いします

セルカムは、社員同士のコミュニケーションが密で、“常に笑顔が絶えない風通しのいい職場”だと自負しています。保育園の事業でも同じように、人間関係の良い職場作りを目指しています。もしも、入職後、人間関係で悩むようなことがあるなら、私に直接、相談してください。私自身が乗り出して、改善していきますから。一緒にこの新しい保育園を育ててくれませんか。たくさんのご応募をお待ちしています。

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