FS(開発エンジニア/2013年新卒入社)
Webシステム開発やシステムインフラ構築などの現場で、多数のエンジニアが活躍、顧客企業からの支持を集めているシステムクエスト。同社にスキルの高いエンジニアが集まっているのは、個々のメンバーのライフスタイルに寄り添い、働きやすい環境を整えていることが大きい。そこで今回は、2013年にシステムクエストに新卒で入社して以来、10年以上、エンジニアとしてのキャリアを積んで来たFSを取材。結婚・出産というライフイベントを経ても、システムクエストで働き続けることを支える制度や環境などについて、語ってもらった。
海外IT企業と国内ユーザーとの橋渡し役を担う
今は海外の企業が開発したITプロダクトを導入している国内企業さんの現場で、保守・運用サポートに携わっています。
私達システムクエストの直接のお客様は、このプロダクトの日本での販売を手掛けているベンダーさん。そのベンダーさん経由でプロダクトを導入したユーザー企業さんに対して、使い勝手が良くなるようにサポートするのが私の役目です。例えば、バグが発覚した時にその改善方法を手引きしたり、カスタマイズのご相談を受けて対応したり。先日は、「動画での情報発信を強化したい」というご要望を受けて、HTMLにjavaのプログラミングを埋め込むカスタマイズを行いました。
また、開発元の海外企業がプロダクトを頻繁にアップデートしていて、しかも主に海外ユーザーの要望に合わせた更新なので、日本のユーザーが戸惑ってしまうことも。そのような時は、アップデートの理由を販売元の海外企業に英語で問い合わせて、それをユーザー企業の担当の方に、一つひとつ丁寧に説明。橋渡し役を務めています。
研修が充実しているから未経験入社でも安心
私の場合、大学の専攻は非IT系。生物資源科学部でクジラの生態など海洋生物学を学びました。ですから、ITも英語もシステムクエストへ入社後に身に着けたスキル。専攻から離れて、卒業後の就職先にIT企業を選んだ理由は、「IT業界がこれから成長していく」と感じていたことと、エンジニアという「手に職をつける」仕事が魅力だったことです。
IT企業の中でも、システムクエストに興味を持ったのは、会社説明会で社長の澤田さんの話を聞けた時。経営者として苦労した体験談など、他社さんの説明会にはなかったネガティブな話もあった。「苦労したから、今は人を大切にしている」という想いが生まれたことが、とても良く分かりました。
それに、採用面接では澤田さんとお話しできて。「あなたが入社した後、例えば結婚したり、ママさんになったりした後も長く続けられる環境を整えていきたい」と仰っていただき、「人生に寄り添ってくれる会社だ!」と。それが入社の決め手になりました。
システムクエストの非常に手厚いサポートのお陰で、かなり早く現場へ出られるまでになったと思います。入社後、外部機関にて技術研修を受講。未経験で不安でしたが基礎からしっかり学ぶことができたのは凄く良かったと感じています。その後、本社オフィスで受託案件のテスターの仕事に携わりながら、Javaを学習。入社から半年後に、初めてお客様の現場に出ました。
現場には、システムクエストの先輩エンジニアと一緒のチームで、仕事を教えていただきながら業務に携わりました。他のSES企業では、「自社のエンジニアは現場に一人だけ」というケースがよくあると聞きますが、システムクエストは必ず経験豊富な先輩エンジニアとチームで現場に出るので、不安は全くありませんでしたね。実際、早く成長できたと思います。
女性エンジニアも長く働けます
金融系の会社さんの現場で、業務システムの開発に携わった時のことです。私の担当はUIの実装。要件定義に始まり、基本設計書・詳細設計書の作成・プログラミングまで、全てのプロセスに関わることができたのです。任された範囲が大きかっただけに、リリース時には「問題が起きませんように…」と、とにかく心配で。でも、本番前の最終テストでは、お客様の担当者が見守る中、問題なく動いた。本当に自信がつきましたね。
女性にも働きやすい環境が整っていることです。私が結婚・出産というライフイベントを迎えた時、産休・育休の制度を利用することができました。また、復職のタイミングや復職して最初に携わる現場についても、担当営業さんを始め会社の皆さんが相談に乗って下さって。実際、今の現場は、自分の裁量でリモートワークとユーザー企業への出勤とを選択できる。子育て中の私に最適な現場を担当営業さんが探し出して下さったのです。
実は今、二人目の子供を授かったところ。仕事と家庭の両立へのハードルが一層、高くなりましたが、システムクエストはライフイベントに合わせて仕事を調整してくれる会社。上手くやっていけるのではないかと思います。子供を育てながら、エンジニアとしての専門性を極めて、「ママさんエンジニア」のロールモデルになりたい。2回目の産休・育休からの復帰後は、Javaを使うシステム開発の仕事に特化できたら理想的ですね。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。