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【若手エンジニア座談会】憧れの先輩エンジニアから、技術を伝授してもらえる会社です

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PROFILE

■ITソリューションG 原田 (入社7年目)
■システム開発G 比留間 (入社8年目)
■システム開発G 玉那覇 (入社2年目)

ソアーシステムは、東京に2拠点を構えるソフトウェア開発企業である。本社が赤坂、開発センターが神田と、それぞれ駅から徒歩数分の便利な場所にオフィスがあり、大企業による組み込みソフトなどの開発案件を、受託で引き受けている。ハードウェア、ソフトウェア、インフラなど、様々な得意分野を持ったベテランエンジニアが在籍し、新卒採用で入社した若手エンジニアへ技術を伝承することで、企業成長に繋げている。そこで今回は、若手エンジニアの原田、比留間、玉那覇の3名に集まってもらい、座談会を企画。ソアーシステムで何を学び、どのように成長しているのか、ざっくばらんに語り合ってもらった。

入社1年目から開発の最前線で活躍できます

──最初に、自己紹介を兼ねて、皆さんが現在、携わっている業務の内容を教えてください。

原田 私は、アミューズメント店舗で使われている業務システムの保守・運用・改修に携わっています。具体的には、ゲーム機の稼働状況などの詳細を、店長やその上の統括責任者が確認するためのものです。お客様とのコミュニケーションを欠かさず、見やすくて使いやすいシステムになるように、開発を進めています。
 
比留間 私の場合、様々な医療系機器に関する、組み込みシステム開発を行っています。重症の患者を救うための機器もあるので、その重みを意識しながら仕事をしています。業務で気を付けていることは、なるべくシンプルな仕様にすること。問題が起きたときに、直ぐに対応できるようにするためです。実際、問題発生からの復旧速度について、エンドユーザーの病院の方から「以前、使っていた海外製の機器よりも早い」と評価をいただきました。
 
玉那覇 私は遠隔での監視装置の開発に携わっていて、ソフトウェアのアップデートを行う機能の試験を行っています。最近は、試験業務だけでなく、制御基板と遠隔監視装置をつなぐゲートウェイ基板の試験用ツール作成も任せていただきました。遠隔監視装置は、緊急時に確実に動作することが重要。それを確保するための試験ですから、大事な役目だと責任を感じていますね。
 

国語のテストに合格してエンジニアになった

──では続いて、皆さんがソアーシステムに入社するまでの経緯を聞かせてください。

原田 私は、大学では情報系を専攻しました。父が趣味でPCを自作するようなことをしていて、その影響で「ITエンジニアを目指そう」と思ったからです。そして就活の時、学内の合同企業説明会でソアーシステムと出会って。大脇社長との面接で、「色々なことにチャレンジさせてもらえそうな会社だ」と感じ、入社を決めました。
 
比留間 私の場合、4年制の専門学校のロボット開発学科で、組み込みソフトの基礎を学びました。メカやSFが大好きで、高校生くらいから「将来はIT企業で働きたい」と思っていました。そして、専門学校の3年生の時に、1ヶ月ほどソアーシステムで職業体験をする機会があったのです。そこで尊敬できる先輩エンジニアに出会って。その先輩に憧れて、卒業後の就職先として、迷わず決めましたね。
 
玉那覇 私がエンジニアという職業に興味を持ったのは中学校の先生の影響。コンピュターに詳しい先生で、人間的にも尊敬できた。それで情報系の大学へ進みました。在学中は、ホームページを作ってみたり、簡単なプログラムでロボットを動かしてみたり。その中で、私も比留間さんと同じく職業体験でソアーシステムと出会いました。そこで、ソアーシステムが「受託」で開発していることを知りました。就活の時、SESの会社も回ったのですが、「受託の方が、同じ会社の先輩がそばにいるから安心して働ける」と思って入社を決めました。
 
また、ソアーシステムの採用試験で印象的だったのは、小論文が3本も出題されたこと。エンジニアの採用試験なのに、国語のテストがあったことに、びっくりしましたね。「頭を整理して論理的に考え、相手に分かりやすく伝えることを求められている」と感じました。今、振り返ってみると、エンジニアを続けていく上で、大事なことだと痛感しますね。

──エンジニアの採用で国語の試験とは、ユニークですね! では入社後、エンジニアとして自己成長を感じた経験をシェアしてください。

原田 美容系店舗の予約システムを改修した経験ですね。ベテランの先輩と一緒に担当したおかげで、沢山の方法論を教わることができました。先輩の真似をしながら業務に取り組んだので、覚えるのが早かったと思います。また、その先輩が「疑問に感じたことは直ぐに調べる」という人だったので、それから自分も真似して習慣化するように。その内に、対応できることが増えていき、グンと成長できたと思いますね。
 
比留間 入社直後、3ヶ月の座学研修があるのですが、そこでエンジニアとしての基礎を学ぶだけでなく、グループワークで実践的にシステム開発に取り組んだことが役に立ちましたね。頭で考えるのと実際にやってみるのとでは大きな違いがありますから。自分のことだけでなく、一緒に開発に取り組むメンバーのことも考えないといけない。少し視野が広がった感じがしました。
 
研修終了後、実際に開発チームに入ってOJTで学ぶ段階では、先輩から「何か業務に取り組んだ後、必ずそれを文書データ化して残すように」と言われたことが印象に残っています。「会社にノウハウが蓄積するし、その文書を参照することで若手が成長していていけるから」と。記録を残す過程で、自分自身の整理にも繋がり、日々の仕事で学びが多い環境だと思っています。
 
玉那覇 私もOJTで先輩から学んだことが成長に役立ったと感じています。「コードを書く時、分かりやすく綺麗に書くことが大事だよ」と。機能を満たしていれば良いというものではなく、例えば、新しい機能を追加した場合に、綺麗にコードが書かれていないと、バグを発見するのに凄く苦労する。ですから、今はシンプルに分かりやすく書くことを常に意識していますね。

社内システムも消毒装置も先輩が自作しました

──なるほど。皆さん、先輩エンジニアから様々なことを教わりながら、成長しているのですね。

原田 はい。モノづくりが好きな人が多く、意欲的なエンジニアが集まった会社だと感じますね。何でも自作してしまう(笑)。例えば、今、社内で使われている勤怠の管理システム。会社から依頼された訳でもないのに、「こんなものを作りました!」って持って来た先輩がいて、それを採用したのだそうです。
 
比留間 そうそう。他にも、コロナ禍が始まって間もない頃、手をかざすと自動的に液が出て手指を消毒できる装置を自作して、オフィスの入り口に置いてくださった先輩もいます。今では、沢山の会社のオフィスにあると思いますが、装置メーカーでもないのに、自作したのはソアーシステムくらいではないでしょうか(笑)。「誰かのために役立とう」という意識が強い人が多いのかもしれませんね。
 
玉那覇 面倒見のいい先輩が多く、働きやすいと感じます。先輩の皆さんはエンジニアとしてベテランでも、後輩に優しく接してくださる。唯一、ちょっと気になるのは、先輩と会話していて、たまに昔のアニメのネタが出てくることがあって、訳が分からず、ジェネレーションギャップを感じることですかね(笑)。
 

──楽しそうな社風が伝わって来ます! 最後に、それぞれの今後の目標を聞かせてください。

原田 後輩が増えてきたので、人財育成に貢献できるようになりたい。自分自身が抱えた課題と、それを乗り越えた経験を、常に照らし合わせながら、同じように悩んでいる人へ、解決のための手掛かりを伝えていきたいですね。
 
比留間 私はマネジメントする立場を目指したいです。後輩に頼ってもらえるような存在になるために、自分自身の技術力をもっと高めていかなければいけないですね。
 
玉那覇 入社2年目で、まだまだ覚えなければいけないことが沢山あります。失敗を恐れずに、チャレンジしていく気持ちを大事にしていきたいですね。

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