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【採用担当者インタビュー】
働く人と会社のポテンシャルを引き出し、”One Team”を築き上げる

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プロフィール

■伊藤 真理(コーポレートデザイン部 リーダー)

インド×日本×ITベンチャーのVeBuIn。非常に多様な人材が働いている会社です。今回は、VeBuInで人材採用や人材教育を担当している伊藤真理を取材。同社の求める人材像やスキルアップ支援の仕組みなどについて、解説してもらった。

採用・教育を担当しています

──最初に、自己紹介を兼ねて、伊藤さんの業務内容を教えて下さい。

私はVeBuInでCorporate Design部のリーダーとして、人材採用・及び人材教育などを中心に担当しています。具体的には、様々なメディアに求人票を掲示し、求職者の方々からのエントリーを受け付け、面接日程を調整します。その後、面接を行い、入社手続きを実施して、新入社員のオンボーディングプロセス(働く環境の整備や入社研修)の実行までが基本的な責任範囲となります。求職者の方々の窓口になるとともに、入社後スムーズに活躍できるようにサポートしていく仕事ですね。
 
「VeBuInならでは」の仕事と言えますが、インドの大学へ直接行ってシステムエンジニアの採用活動を行っています。応募だけでも数百名単位来るので大変です。良い人を埋もれさせないよう、プロフィールを1つ1つ丁寧に読み込みながら、役員メンバーと面接者を決定します。役員による面接がスムーズになるよう、しっかりと準備が必要です。
 
面接~入社まで約1年間の期間が空くために、内定者とは定期的にコミュニケーションをとり、事前の日本語教育の実施状況の確認や、会社についての事前の情報共有を行います。遠いインドから日本に来てくれる人たちのために、就労ビザや住まいの手配などし、来日のときは成田空港に迎えに行きます。
 
当然ながら、日本で日本人の採用を行うよりもはるかに手間がかかるのですが、その分、新卒のメンバーが日本で成長し、活躍する姿を間近でみることができるのは本当にやりがいが感じられますね。

「共感力」のある人が活躍

──そうした国際色豊かなITベンチャー・VeBuInでは、どのような人材が活躍していますか。

私たちが大切にしているのは【共感】です。お客様に対しても求められますが、スタッフ同士でも必要な考え方です。
 
私たちの会社は、多様性に溢れています。インドと日本というと2つだけなのですが、出身地によって文化も変わります。そして、10代から70代までの方々が活躍し働いています。 
 
放っておけば、様々な価値観でバラバラになってしまいます。だからこそ、共感の気持ちを持って、お互いの立場、お互いの知識、お互いの経験の理解に努める。最初は大変な部分もありますが、そこを乗り越えると、新しい視点や新しいアイディアが生まれてきます。
特にインドの人たちは、大陸の競争社会にもまれているせいか、一人一人はっきりと主張してきます。最初は文化の違いに戸惑いましたが、最近では議論に勝とうとか、逆に自分を抑える姿勢を取る必要はないということが分かってきました。共感の気持ちをもって、本来どうあるべきか?を一緒に考えていけば、自ずと答えも見つかります。
 
多様性が前提になっている分、
日本の社会でありがちな出る杭を打つようなことや、同調圧力の上のイエスマンなどは、VeBuInではありません。むしろ、よりよい環境を目指す為に、個々の長所を更に引き延ばしたいと考えていますし、お互いの考えを納得するまで議論し、共感した上で一緒に進むことが大切だと考えています。
VeBuInでは日本インドは関係なくこの共感を大切にしています。
 
また、インドでは昇進・昇格のペースも日本とは全く異なります。日本では、一般的に昇進・昇格までに数年の期間を要しますが、インドでは1年、2年といった短期間でも大きなステップアップが可能です。私たちの会社も、積極的に行動する人はどんどん評価していますので、大きな夢を持つ人が来てくれると大変嬉しいですね。

──なるほど。他にはどのような資質が求められますか。

会社のすべての仕事は、個人ではなくチームとして実行します。チームで実行すれば、助け合い、お互いの長所や短所を補うこともできますよね。
 
このため、チームで仕事をするのが好きな人や、出来上がった環境下ではなく一緒に会社を創っていきたいという意欲を持ち、そしてコミュニケーション能力が高い人を求めています。
 
チームでのコラボレーションを推進し、”One Team”づくりを進めていくために、会社での基本的な価値観や仕事の進め方を共有する“DOJO(道場)”という仕組みをつくっています。ここでは、たくさんの本を読まなければ得られない知識や、会社の経験が詰まったコンテンツを準備しています。”DOJO”のコンテンツを活用して研修を実施することで、知識や経験の不足は補うことができますし、みんなが同じ考え方で仕事ができるようにもなってきます。取り組みがスタートしたばかりですが、カバー範囲をどんどん広げていこうと考えています。
 
また、大前提としてインドのメンバーには日本語教育を行っています。
 
日本語クラスでは、単に日本語を覚えるだけでなく、日本の文化や、ビジネスマナー、チームワークなどについて学ぶきっかけにできればと考えていて、レベルごと・チームでのレッスンを行っています。日本語のクラスは、先生チームがアイディアを出し合って、創意工夫で授業を行っているんですよ。

語学習得を全面的にバックアップします!

──日本人も、インドのシステムエンジニアとコミュニケーションをとるために英語が必要なのでしょうか。

日本で働いているインド人のエンジニアは、「日本語をマスターしたい!」という意欲が高く、日本人とは日本語でコミュニケーションしようとしますので、英語を使いたくても使う機会が少ないほどです。
 
とはいえ、新入スタッフとのコミュニケーションや、インド開発拠点との連絡など、英語を使わなければいけないケースもありますが、現在は様々な翻訳ソフトもあるので、「苦手ではない」程度の英語力があれば大丈夫です。
 
あと、日本人でも希望者に向けては、英会話教室の受講を会社負担で実施しています。その他、会社の仕事で資格取得が必要になった場合など、会社負担でバックアップしますので、成長意欲のある人には良い環境だと思います。

──良く分かりました。最後に、求職者に向けてメッセージをお願いします。

VeBuInは、日本に約 80名、インド開発拠点約120名が在籍している会社です。
 
ITベンチャーということで、日々変化・進化を続けています。答えのある定型のルーティンワークをこなし続けるのではなく、専門家とも連携しながら、みんなで正解を見つけて、みんなで実行していく仕事です。
 
私自身も最初はとまどいましたが、今では自身に対して大きな成長を実感しています。そして、もっともっと大きなことが実現できるのではないかとワクワクしています。
 
VeBuInに興味を持っていただいている皆様は、今持っている知識、スキル、経験などに縛られることなく、自分の持っている可能性を信じて、チャレンジする気持ちでいてほしいな、と思っています。
 
そんな思いをもった人が集まり、”One Team”で仕事をしていけば、自分自身、そして会社の可能性は無限大に広がるのではないでしょうか。

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