栗原 智哉

INTERVIEW

飲食店で店長をやっていました。勤務先の会社は、さまざまなフランチャイズ店を展開していて、ファーストフード、丼もの、カレーなど、さまざまな業態があった。私もそれらの店での勤務を経験し、最後はコーヒーショップの店長を務めました。

10年ほど勤めましたが、休みがあまりなかったため転職を考えるように。タクシードライバーを選んだのは、前職と同等か、それ以上に稼ぐことができ、妻や子どもと一緒に過ごすための時間が確保できる職種がいいと思ったからです。

タクシー会社専門の転職サイトを見て、自宅からいちばん近く、電車で10分ほどの距離だったワイエム交通がいいかなと思って応募しました。入社は2017年9月です。

うれしかったのは、家族との時間をもてるようになったことです。子どもと出かける機会も増えました。仕事のうえでうれしかったことは、もともと接客が好きでしたので「ありがとう」とお客さまにいっていただけることですね。

苦労したのは、最初のころ、道がよくわからなかったことです。1本道を間違えて怒られたことも。でも、仕事をしていくうちにスムーズにお送りできるようになりました。

59万円だったと思います。前職では、辞める直前の年収が500万円代の後半くらいでしたが、現在は700万円ほどになりました。「転職してよかった」と思っています。

最近、日本交通が独自に高いスキルとホスピタリティをもつドライバーに与える「スリースター乗務員」になりました。ずっと「なりたい」と思ってきたので、この先の目標をどうしようかな（笑）。ワイエム交通のドライバーのなかで、スリースターは6名ほど。そのなかのひとりに選ばれたのは光栄ですが、これからも家族の時間を大切にしつつ、さらにスキルを磨いていきたい。それが目標です。