フランチャイズの学習塾で教室長を務めていました。子どもが好きだったのではじめた仕事でしたが、休みがなかなか取れないほど労働環境がきつく、給料も高くなかったため長続きしなかったんです。その後、再就職することになりました。20代のころに、配送の仕事をしたことがあり、クルマを運転することが好きだった。それで、重い荷物をもつ必要がなく、長く続けられそうなタクシードライバーの道を選びました。
いちばんの理由は、業界最大手である日本交通グループのなかでもトップレベルの売上をあげていることです。ドライバーの売上がいいのは、それだけしっかりしたノウハウを会社がもっているから。タクシーの仕事のことをなにも知らない状態で入社するので、「ノウハウをちゃんと教えてくれる会社がいい」と思いました。2019年の6月入社です。
「あなたの運転するクルマにまた乗りたいです」と、お客さまにいわれたときはうれしかったですね。それから、最近のことですが、お客さまがタクシーに乗ったときの評価をつけるアプリで、「とても、ていねいな対応をしていただきました」と、好意的な評価をいただいたこと。会社の接客マニュアルをきちんと実行しているだけなのですが。マニュアルがしっかり整っていることもワイエム交通ならではのよさだと思っています。
苦労したことは、お酒を飲んでらっしゃる方への対応です。眠ってしまわれて、目的地についてもなかなか起きられない人もいらっしゃいました。
手取りで39万円くらいだったと思います。数字を上げるには、「お客さまが見つからない」と簡単にあきらめるのではなく、がんばって、ずっと流す。どろくささというか、がむしゃらさみたいな部分が必要だと思っています。
コロナ禍で緊急事態宣言が出ていたころは、3時間流してもお客さまと出会えない日もありました。そこで「仕方ない」とあきらめるのではなく、工夫して、さらにがんばってみる。そういう努力が大切です。私自身、そんな努力の結果として、前職のときに比べると、収入が2倍近くになりました。
ひとりでも多くの人に喜んでいただけるようなドライバーになることです。そうすれば必然的に営業の成績が上がり、自分のためにもなると思っています。ていねいに接客して、満足して降りていただきたいと思っています。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。