不動産業界で営業をしていました。アパートやマンションの土地建物を販売する仕事で、上場企業の社長さんともお取引させていただきました。当時の最高年収は2000万円くらいだったと思います。外車を買ったり、けっこう、ぜいたくをしていました。
会社を辞めた理由は、経営がかたむき、給料の未払いなどが発生したため、「このままではまずい」と思ったこと。当時はすでに結婚していましたが、前職は就業時間が不規則で、拘束される時間がかなりありました。妻から「転職するなら不動産業界はやめて」といわれていたくらい。ですから、新たな就職先を探すにあたり、仕事をする時間が規則的で、家族と一緒に過ごせる時間をもてることが条件でした。結果、タクシー業界を選んだのです。
採用面接で担当者の方とお話をしたとき、「雰囲気がよさそうな会社だな」と思ったからです。もともと営業職だったので、接客業であるタクシードライバーもおもしろそうだと思ったこともあり、2017年に入社しました。
ワイエム交通はアットホームな雰囲気が強く、居心地がいいので、それがうれしいですね。ぼくらの仕事は、走っている間は仲間と話すことはほとんどありません。でも出庫前と帰庫後は、「今日はこんなおもしろいことがあった」「こんなことで困った」とワイワイ話しています。そんな、オープンに話せる関係性がある。それがワイエム交通のいいところだと思います。
苦労したのは、乗車中はすべてひとりで対処しないといけないことです。お客さまとトラブルがあったとしても、その場で対応するのは自分ひとり。それに慣れるのに少し苦労しました。
50万円くらいです。前職時代に比べたら、年収は下がっています。でも、家族との時間ができ、自由に働けている。「これでいいかな」と思っています。
タクシー業界はあまりイメージがよくない面もあります。これまでにいろんな経緯があって、悪いイメージが残ってしまっているのだと思います。私がこの仕事をしていくからには、「タクシードライバーのイメージを変えたい」と思っています。若いドライバーも増えてきているなか、「両親がドライバーになることを反対する」なんてことがないようにしたい。タクシードライバーはすばらしい職種だということを伝えたい。それが私の目標です。
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