INTERVIEW
月島のもんじゃ焼き店で、雇われ店長をしていました。12年間、勤めました。もんじゃ焼きは、常連客相手がメインで、限られた世界のなかだけの商売。休みは週1日だったため、泊りがけで遠くに出かけることができません。ものすごく自分の世界がせまいように感じられて。「タクシー業界ならいろんな場所に行くことができる」と考え、ドライバーの道を選びました。
家族がいるので、「日本交通」というビッグネームであれば安心だと思いました。そこで、日本交通グループで家から近いタクシー会社を探し、2017年10月にワイエム交通へ入社しました。自転車で通える距離なんです。
多種多様な仕事をされている、たくさんのお客さまと触れあうなかで、いろいろなお話ができることがうれしい。たとえば、経済のことを教えていただいたりして、視野が広がります。道を教えていただくのはしょっちゅう。飲食店時代は、お客さまとじっくりお話しすることはありませんでしたので、いまは会話を楽しんでいますね。しかも、お金をいただけて、いろんなところに連れて行っていただける（笑）。あきない仕事です。
手取りで52万円。もんじゃ焼きの店長時代に比べると、年収でプラス100万円ほどです。休みが増えて、プライベートの時間も増えて、年収も増えて、余裕ができました。家族とキャンプに行くことができる。子どもが3人いるので、カミさんは私が転職することに少し不安があったようですが、いまは「よかったね」といってくれています。
ワイエム交通を、どんどんいい会社にしていきたいと思っています。この会社はチームワークがよく、他社のドライバーさんに比べてダントツにやる気があると思います。ネガティブな人がいなくて、みんな前向き。自分のノウハウを出し惜しみする人はいません。「みんなで会社をよくしていこう」という気持ちがあるタクシー会社って、めずらしいのではないかと思っています。このいい雰囲気を継続させながら、さらに会社を成長させていきたいですね。
