■ 廣田 剛志(代表取締役)
■ 黒土 翔平(事業責任者)
■ 富山 聖史(営業)
2025年に開催される大阪万博。メイン会場にアクセスする新駅が建設されるのに合わせて、大阪メトロ中央線の沿線再開発が進む。その主要駅の1つである「堺筋本町駅」のすぐそばに、ANDホールディングスの本社オフィスがある。同社は学歴・職歴を一切、問わずに人材を採用。営業の現場で活躍してもらうことで、ビジネスパーソンとして成長する機会を提供している。今回は、同社代表の廣田剛志、事業責任者の黒土翔平、営業の富山聖史の3名に集まってもらい、座談会を企画。若手人材の成長を支えるANDホールディングスの仕組みなどについて、語り合ってもらった。
社長がメンバー全員に寄り添ってくれる
黒土 廣田は学生時代のアルバイト先の先輩。創業当初は、変わらず「仲の良い先輩」という感じでしたが、1~2年経った頃から、先輩というより「社長」に。良い意味で、ちょっと近づき難い存在になりました(笑)。でも、メンバーに寄り添ってくれるところは、全く変わらないですね。
富山 私が廣田について、一番「すごいな」と思うところは、人を見極めて適材適所に配置する力です。「このメンバーはこういうところが強い」ということを客観視できていて、その人が一番、輝けるところに配置してくれます。会議の場でも「このタームはこの人が言ったほうが効果的に伝わるだろう」という判断して、発言を促すなど、メンバー全員に寄り添ってくれています。
廣田 黒土は「圧倒的に結果を持ってくる男」です。印象に残っているのは、起業して2期目の出来事。当時は人材紹介事業だけを手掛けていたのですが、コロナ禍で企業が人材採用をストップ。売上が98%も減少した月もあった。その時、黒土と夜も一緒に飲食店を回って。集客のお手伝いをさせていただくなど手を尽くした結果、何とか苦境を乗り切った。本当に頼りにしています。
富山 黒土は“絶対的エース”。年齢は私より2つ下ですが、「黒土さんがいればなんとかなる」という安心感がある。人に対しても、すごく影響力がある人で、一緒に働いた人の数字が絶対に伸びます。本人の自信がつくような教え方をしていて、モチベーションに高く引き上げてくれます。
廣田 一言で言うなら“めちゃくちゃ周りが見える男”です。例えば、忘年会の時、輪に入っていない人がいると、富山が意識的に入れてくれる。
黒土 私にとっての富山のイメージは“みんなに愛される人間”です。年齢の違うメンバーも「せいじくん!」と呼んで、打ち解けている。人との距離感の詰め方が抜群に上手で、非常に頼りにしている部分です。
必ずチームで営業するので安心です
黒土 まずは、催事場でのウォーターサーバーの販売に携わっていただきます。常に3〜4名のチームで催事場へ行くので、新人メンバーを1人にすることは絶対にありません。チームの中に、営業スキルの高い、経験豊富なメンバーがいるので、そのやり方を徹底的にマネしてもらう。それがスタートです。まずは全部、マネしてもらって、何か壁にぶつかったら、その都度、先輩メンバーがサポートに入る。慣れてきたら一人でやってみてもらい、失敗も経験しながら、自分でしっかり取れるようになっていく。そうした流れです。
富山 私も成果が出ないときは、黒土のやり方を全部マネして、営業力を磨きました。黒土による営業ロールプレイング動画を見て、彼のトークを全部、書き起こして。一言一句、暗記して自分のトークにするのはもちろん、話している雰囲気や話すときの姿勢まで完全にコピー。徹底的にモノマネをしましたね。
動画も活用して営業ノウハウを共有
廣田 ええ。動画は、細かい所作も含めた “正解”を共有できるツール。教えてくれた人によって内容がブレたりしないように、情報共有は徹底していますね。「誰がどういう教え方をしたか」というところまで共有し、間違った指導にならないよう統一させています。
富山 軸となる部分は黒土が担ってくれているので、私は立ち位置やしゃべり方など、細かい部分の修正を意識的に担っていますね。いろいろな人の目で見てあげたほうが、精度が高くなっていくと思うので。現状の強みと弱みなど、育成中のメンバーについての情報はすべて社内に共有されており、多くのメンバーが、いろんな角度から、その人の弱点をカバーしてあげようと働きかけます。これは当社の非常に良いところだと思います。
黒土 そういう方には、「最初から数字が取れていた人なんていないよ。今、活躍しているメンバーも最初は取れなかったんだよ」と伝えますね。私も失敗を重ねてきました。「この人もそんな時代があったんだな。自分も大丈夫だ」と思ってくれれば、うれしいですね。
廣田 はい。その点、黒土や富山を始め、当社には「“いいヤツ”が多いな」と本当に思います。マネージャーやリーダー陣は後輩たちの悩みに向き合い、課題を乗り越える方法をいつも話し合ってくれています。「一日や二日、ちょこっと面倒を見る」というのではなく、毎日のように、惜しみなく自分たちの時間を削って、サポートしてくれています。
社員の家族まで大事にする文化がある
廣田 当社は「大切な人を大切にできる想いを社会にリマインドする」というミッションを掲げています。特に、メンバーとその家族含めて応援していきたい、という姿勢があるのは、特徴的かもしれません。
黒土 奥さんや恋人の誕生日には、プレゼントや食事券の支給があります。仕事を頑張る人にとって、パートナーは一番、味方にしなきゃいけない存在ですからね。
廣田 他には、メンバー同士の交流を深めるイベントが多い。社員旅行は毎年、必ず行きます。淡路島に行き、そこで運動会をやった年もありましたね。事業部別のチームに分かれて、チームおそろいのTシャツを作り、豪華食事券を賭けて、1日がかりで10競技くらいやりました。
富山 イベントだけでなく、普段からメンバー同士、声を掛け合う職場です。これまでに「入社から1週間経ってもまだ社内に慣れない」という人は、私の知る限り、いないですね。気が付いたら輪のなかに入っていて、2〜3日したら、みんなと同じようにふざけ合っていますよ。
廣田 もともと営業や人材系の仕事に携わっていたメンバーが多いので、距離の縮め方が上手な人が多いのかもしれません。「溶け込めるかな」といった不安は無用。安心して飛び込んできてもらって大丈夫です。
黒土 自分の力で会社を大きくできるのが、ベンチャー企業で働く一番楽しいところ。売上も含め、もっともっと影響力の大きい会社に成長させ、身近な人や周りの人たちに誇れるような会社にしていきたいですね。
富山 手掛ける事業は変化するかもしれませんが、5年後や10年後に会社としてもっと大所帯になっているイメージはあります。そこに向かって、できることをしっかりやっていくことが目標です。
廣田 「基本に忠実に、当たり前のことをどれだけ徹底してやり切れるか」という部分は私も大事にしていきたい。今のカルチャーのまま大きくなり、この文化をメンバーに浸透し続けられるような組織でありたいと思っています。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。