アプリケーションの設計・開発や各種インフラの設計・構築をはじめ、コンサルティングサービスを展開するエーエスエル。同社は、『エンジニアファースト』を掲げ、つねにエンジニアの働きやすさ・やりがいを追求し続けています。エンジニアの痛みから喜びまで、そのすべてに寄りそいながら、ゆるく、自由に個性を活かす。その経営の考え方について、代表取締役の平出浩太郎に語ってもらいました。
キャリアに自信をもてないのは会社の責任
「自分の強みや適性がわからない」「キャリアに自信がもてない」といったことを、面接などでお会いしたとき、よくお聞きします。自分のスキルのレベルや強みがわからなければ、どういう案件があっているのかもわからない。キャリアを描くこともできません。ただ、それはエンジニア自身ではなく、会社側に原因があることが多いんです。
たとえば、ありがちなのは、無理なスケジュールをしいられ、目の前の仕事をこなすだけで精一杯というもの。これでは新しい技術を学ぶことができない。その結果、いつまでたってもレベルアップ、キャリアアップすることが難しいのです。
そして最近では、こうしたキャリアへの悩みに加えて、
「AIがどんどん進化しているけど、自分の仕事はこの先も大丈夫なのか」
「成長機会を得にくい作業ばかりで、キャリアにつながるのか」
といった不安の声も多くなってきました。
特に、定常業務だけを続けていると、「このままでいいのかな」と感じてしまうのも無理はありません。AIによって、これまで人が担っていた仕事が変わっていく中で、これからはより専門性の高いスキルや、上流工程の経験が重要になっていくと考えています。
はい。私自身、エンジニアやプロジェクトマネージャーとして、そういうイヤな経験を少なからずしてきました。また、まわりのエンジニアが、思うような仕事ができず苦しんでいたり、体調を崩して退職に追いやられてしまったというケースも見てきました。そういう苦い経験や見聞があるからこそ、エーエスエルはエンジニアを起点に考える「エンジニアファースト」の会社にしたかったんです。
目の前の仕事をこなすだけではなく、エンジニアがこれからどんな経験を積み、どんなキャリアを描いていくのかを一緒に考えることが大切だと思っています。
エーエスエルでは、設計・構築など、エンジニアとしてスキルアップにつながる案件を数多く用意しています。エンジニア一人ひとりの将来を起点に、今だけではなく、その先のキャリアまで考えていくことを大切にしています。

まず大事にしているのは、エンジニアがなにか心配事や不満を感じたとき、その声をすぐに吸いあげられるようにすること。たとえば細かなことですが、担当営業がエンジニアを訪問するときは、ちょっと高めのランチ代を支給しています。これは、おいしいものを食べながら気軽に、常駐先の職場環境での悩みや、今後やってみたいことなどを、ざっくばらんに話してもらうため。
もし、そこでエンジニアの悩みや希望が出てきたら、営業から私に共有されるようになっています。私自身も年4回開催しているイベントでは、直接社員の皆さんと積極的に話すようにしています。また、年に一度の社員満足度調査でも社員の意見を集める機会を設けており実際にその中から採用された制度もあります。
そして、エンジニアが担当するプロジェクトが完了したあとは、本人の意見を聞きながら、次につながるような案件を一緒に見極め、決めていきます。たとえば、「新しい言語やプログラムを身につけたい」「将来やりたい分野があるので、そのノウハウを学べるプロジェクトに配属してほしい」「こういう環境、条件で働きたい」といったものを吸いあげながら、一人ひとりのキャリア設計に気を配ったうえで、次の配属先を決めます。
そうすれば、「自分の特性やスキルがわからない」「将来のキャリアを描けない」とはならない。自分のやりたい仕事ならイキイキと取り組めますし、成果も出しやすい。だから、お客さまのためにもなるし、エーエスエルのためにもなるんです。
■━■━■━■━■━■━■━■━■
【CHECK!】採用情報はこちら
https://hikoma.jp/asl/job_offers
■━■━■━■━■━■━■━■━■
当社では社内アンケートを行っていますし、週報などに書いてもらってもいい。仕事を決めるうえでの条件や優先順位、将来のなりたい姿など、社員の声をつねに聞き逃さないようにしています。

“エンジニア魂”が燃える事業を展開
はい。その結果たどりついたのが、「ゆるく、自由に。そして、個を活かす」という基本方針。エンジニアに厳しく接することで成果をあげている会社さんもあるでしょう。でも、私たちは、そうなりたくはない。エンジニアが気分よく働き、ノビノビと成長していける会社があってもいい。そう私は思っているんです。
そうですね、順調に成果をあげることができています。私は代表取締役に就任するとき、「社員全員の給料を上げて離職率を下げる」「エンジニアを積極的に採用して社員を100名にする」と宣言しました。おかげさまで、社員の協力もあり、すべて達成することができました。
具体的にいうと、2015年10月の代表就任当時は社員45名でしたが、いまでは*約562名にまで増えています。また、インフラ関係をあつかうエンジニアは、当時はいませんでしたが、現在は*210名ほど。規模・分野ともに成長を続けることができています。
*2026年9月現在の社員数
次の目標としては、社員数1,000名を目指していきたいですね。ただ、単純に会社の規模を大きくすることだけを目指しているわけではありません。エンジニアにとって、より多くの選択肢があり、新しいことに挑戦しながら成長できる会社にしていきたいと考えています。
昨年、アクセンチュアにグループインしたことで、これまでとは違った仕事の進め方や、より幅広い領域に挑戦できる機会が増えてきました。例えば、SIの仕事では、あらかじめ決められた業務範囲の中で仕事をすることが多く、「こうしたほうがもっと良くなるのに」と思っても、なかなかそこまで踏み込めないことがあります。
その点アクセンチュアは、お客様の課題解決を起点に、提案から実行まで一貫して伴走するスタイルを強みとしています。そうしたプロジェクトに携わることで、単に決められたものをつくるだけではなく、お客様の課題を考え、どうすればより良くできるのかを提案しそれを実際に形にしていくような、一歩踏み込んだ開発スタイルにも挑戦できます。これまでの経験を活かしながら、さらに新しい領域にも挑戦できる。そうした選択肢が増えたことは、エンジニアにとって大きなプラスだと思っています。
また、技術面でもAI駆動開発をはじめとした新しい領域には、積極的に取り組んでいきたいですね。
「こんな技術に挑戦してみたい」「もっと上流の仕事を経験したい」「お客様の課題解決まで携わってみたい」
そういったエンジニアの思いに応えられるよう、これまで以上に仕事の選択肢を増やしていきたいです。

会社をさらに楽しい場所にする
そうですね。その一方で、社内環境や労働環境もさらによくしていきたい。いまは部署や役職という壁を越えて、タテ・ヨコのつながりがいい感じでゆるくつながっていて、社内の雰囲気がとてもいい状態。このゆるさや自由さを維持しつつ、磨きをかけていきたいですね。
さらに、ほとんどのエンジニアがお客さまの現場で働くことが多いので、社員同士が気軽に集まり、和気あいあいと楽しめる機会を増やしていきたい。15つくらいある同好会をさらに増やしたいですし、社内イベントもより積極的に開きたい。でも、もちろん、参加は強制ではありませんよ(笑)。
現在、エーエスエルは大きく成長している最中。新しい仲間がどんどん増えています。これからも、「エンジニアファースト」というスタンスを大切にしながら前に進んでいきます。そんなエーエスエルに少しでも興味を感じたら、気軽に遊びに来てください!

募集要項をご確認の上、ご応募ください。