富澤 明大(エンジニア)
矢内 絵美(エンジニア)
和田 聡(エンジニア)
2020年の設立以来、インフラ・開発を問わず、ITプロジェクトの上流から下流までの工程をワンストップで受託。金融機関や公共団体などの顧客の信頼を着実に獲得しているIT企業がBloomBasisだ。その裏には、社内で経験の浅い若手メンバーの成長をしっかりとサポートする体制がある。今回は、同社の若手エンジニアの富澤明大、矢内絵美、和田聡の3名に集まってもらい座談会を企画。BloomBasisの成長支援の仕組みについて、語り合ってもらった。
金融機関の業務システムのプロジェクトを担当
富澤 私は音楽に関連したスマホアプリの開発に携わっています。音楽が好きな20代から40代ぐらいまでの男性が中心ユーザーになるアプリで、既存の2種類のアプリの改修を担当しています。実は、過去に趣味でスマホアプリを自作した経験があって。具体的には、多くのユーザーが使うアプリに、さらに便利な機能を付け加えたもの。それもあって、このプロジェクトに携わることになったのです。勉強しながらスキルを高めていける現場で、とてもやりがいを感じていますね。
矢内 私は、保険会社さんの情報システム部門が使う、業務システムの運用保守に携わっています。私の役割は、システムを改修する際に、意図しない影響が出ていないかテストすること。Javaで書かれたプログラムを読み込みながら不具合を見つける確認作業がメインです。最近は、今までの取り組みが認められたのか、総勢6名のチームメンバーの中でも、私に任される業務の範囲が広がってきたので、手応えを感じています。
和田 私も、JavaやCOBOLで書かれたプログラムを読み込んで、不具合を見つける業務に携わっています。私の場合、担当しているのは、金融機関が顧客企業に提供しているシステムに、新機能を追加するプロジェクト。最近は、テスト業務だけではなく、不具合の改修まで任されるようになったので、やりがいを感じています。
働きやすさを追求していることが魅力で入社
富澤 私は元々、「自分の手で何かを作り上げる」ことが好きで。当初は料理人の道を志し、飲食店の学生アルバイトからスタートして。寿司を握ったり、魚をさばいたり。「調理の道を極めよう」と思っていたのですが、コロナ禍でお客さんが激減してしまった。それで、「自分の手で何かを作り上げる」仕事で、将来性のありそうな「エンジニアを目指そう」と。
しかし、当時は、未経験可でエンジニアを募集している会社が見つからず。ひとまずコールセンターの会社へ就職して、独学でITの勉強を始めました。1年半の間に、『ITパスポート』『情報セキュリティマネジメント』『Java Silver』を取得。満を持して転職活動を再開しました。BloomBasisに決めたのは、社長の石川さんに面接していただいた時、三六協定について質問したら、嫌な顔一つせずに「協定を結んでいるし、遵守している」と答えて下さったこと。曖昧な答え方をする会社が多い中、BloomBasisは違った。本気で働きやすさを追求していることが感じられて、「ここで働きたい」と思いましたね。
矢内 私も、富澤さんと転職の経緯が似ているかもしれません。以前は飲食店に勤めていて、コロナの影響で退職したから。当時、「飲食業は将来的に厳しい」と思って。でも、ITエンジニアなら、結婚や出産などがあっても、リモートで仕事が続けられる。それに、「“女性のITエンジニア”ってカッコいい!」と。転職前に、独学でプログラミングの勉強をしたところも富澤さんと似ていますね。資格を取得するほどは勉強しませんでしたが(笑)。
勉強の甲斐あって、SES会社に転職。3ヶ月の研修を受けてJavaやSQLを覚え、簡単なシステム改修なら対処できるレベルに成長できました。でも、その会社は元請けの案件が少なく、下流工程の業務が多かった。「上流工程の仕事をしたい」と思うようになり、転職することに。BloomBasisに決めたのは、社長の石川さんに面接していただいた時、「元請けの仕事が多い」と聞いたこと。「ここなら、お客様から直接、評価してもらえるような働き方ができる」と思い、入社しました。
和田 偶然ですが、私も飲食業界の出身者です。私の場合は、店舗ではなく、外食産業の業界団体に勤務し、事務に携わっていました。その中で、外食産業のIT化が遅れていることに課題を感じていて。さらに、コロナが広がった時、セルフオーダーシステムや配膳ロボットの導入事例が増え、「IT化に大きな需要がある」と感じて、「自らそれを手掛け、外食産業を変革するエンジニアになろう」と。
その後、転職先に選んだのがBloomBasisです。求人サイトで「未経験からでもエンジニアに挑戦できる」と知り、興味を持ちました。決めたのは、ITベンチャーの中で、トップクラスの技術力があると聞いたこと。未経験からスタートする自分にとって、多くのハイスキルの先輩から学ぶ環境があることに、大きな魅力を感じましたね。
先輩の成功体験をシェアしてもらえる
矢内 1つ前の現場で、Visual Basicを扱うプロジェクトを担当した時です。Visual Basicは初めてだったので、基礎から学んで覚えたのですが、2ヶ月後にはプログラミングを任せてもらえるまでになりました。知識が全くないのに、挑戦する機会を与えていただけたことは、有難かったですね。案件を元請けで受注しているBloomBasisだからこそ、実現できることだと思いました。前職のSES会社では、未経験の仕事に挑戦させてもらえることは、ほとんどありませんでしたから。
富澤 現在、携わっているアプリ開発のプロジェクトの中で、エラーの原因を自分で突き止めた時ですね。具体的には、Dockerというアプリのスピード開発を可能にするツールに関連して起きたエラー。原因は、経験豊富な先輩エンジニアでさえも問題を特定できずに頭を抱えていた。私は、考えられる可能性を一つひとつ丁寧に調べていったところ、ディレクトリの権限付与の設定に問題があることを発見。再設定したことでエラーは解消しました。自分一人で原因を特定できたことで、エンジニアとして、少しずつ成長していることを実感しました。
和田 私も富澤さんと似通っていて、今の現場でデバッグを発見し、改修まで行えるようになったことです。現場に携わって3ヶ月後にはそこまで到達したので、自分でも成長スピードに驚いています。それは、現場で一緒に働いている先輩エンジニアの方が、自分が経験したデバッグの事例をシェアしてくれたことが大きい。そうしたサポートがあったからこそ、短期間で技術力を高められたのだと思っています。
和田 まずは、アレコレ考えず、失敗を恐れないで挑戦してみて欲しいですね。専門学校や大学で情報系のコースを1年以上、専攻した人であれば基礎知識は十分。BloomBasisには経験豊富な先輩が沢山いて、サポートしてくれます。ただし、分からないことは、自分で調べてから先輩に聞くようにすると成長が早いと思います。
矢内 理系出身ではなくても、全く気にする必要はありません。私も文系出身ですが、職業訓練校などを通して、勉強すれば何とかなります。特にロジカルシンキングを学ぶと良いかもしれません。筋道の通った考え方ができるようになると、エンジニアとして早く成長できると思います。
富澤 独学でもいいので、JavaやPythonを勉強しておくといいと思います。自宅でプログラミングを行って、それを公開するのも良いでしょう。また、全くの未経験からエンジニアに挑戦するのであれば、最初に『基本情報技術者試験』の合格を目指して勉強するのもアリ。基礎理論から実践的な技術まで幅広く学べるからです。
【採用情報】
BloomBasisではエンジニアを積極採用中です。
未経験(実務経験1年未満)の場合は、下記に該当している方が対象となります。
・自宅でプログラミングを実施し、公開していること
・既に公的資格基本情報処理以上の資格を有していること
・職業訓練校などで訓練を受けていること
・専門学校、大学で専門のコースを1年以上専攻していること
募集要項をご確認の上、ご応募ください。