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BloomBasisを知る

【先輩後輩対談】
経験豊富なメンバーと一緒だから、若手エンジニアが急速に成長できる

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PROFILE

大平 さとみ(エンジニア)
原田 和真(エンジニア)

日本有数のビジネス街として知られる東京・新橋に、ITベンチャー・BloomBasisの本社がある。同社は、金融機関や公共団体などが発注するITプロジェクトを受託の形で手掛けている。自社のエンジニアでチームを組めるため、技術力の高いエンジニアと経験の浅いエンジニアを同じチームに配置。若手の成長を促している。今回は、金融機関のプロジェクトに一緒に携わる、先輩の大平さとみと、入社から半年を迎えた原田和真による対談を企画。BloomBasisならではの成長支援の仕組みについて、語り合ってもらった。

大手金融機関のプロジェクトに携わる

──最初に、お二人が一緒に携わっているプロジェクトの内容を教えて下さい。

大平 大手の金融機関さんが発注している案件で、その金融機関の顧客である企業が使うシステムを開発しています。エンドユーザーは、経理財務部門や総務部門の方々。現在は、そうしたエンドユーザーの方々のご要望に合わせた機能の追加・改修に携わっています。プロジェクトメンバーは社外の協力会社のエンジニアさんも含めた20名。その内、私と原田さんを含め、BloomBasisのエンジニアは6名です。
 
原田 そのチームの中で、私の役割は詳細設計の部分。例えば、詳細設計書の修正と作成、現行システムの分析とソースプログラムの作成などです。最近では、システムの利便性を高めるために、CSVやDSVのデータをアップロードしてシステムに反映できるようにしたり、UIやUXを改善したり。実は、プログラミングに携わるのはこの現場が初めて。“エンジニアらしい仕事”ができている実感があり、手応えを感じています。

上流の仕事に携わりたくて入社

──大手の案件に携わっているのですね。では次に、お二人がBloomBasisへ入社した経緯を聞かせて下さい。

原田 元々、「エンジニアになろう」と思ったのは、父親がIT系の仕事をしていた影響です。小さい頃から父親の仕事に憧れていて、学生時代にPCを自作したこともあります。それで、高校卒業後は、コンピュータ系の専門学校に進学して、IT全般の基礎を学びました。卒業後は、学んだことを活かすため、SES会社に新卒で入社。エンジニアとしてのスタートを切り、ネットワークやサーバーの運用・保守に約5年、携わりました。
 
でも、現場に出たら会社と連絡を取ることが少なく、「自分は一体、どこの組織に所属しているんだろう?」と。そこで、SESではなく、受託や自社開発の会社へ転職しようと決めたのです。BloomBasisは、求人サイトで見つけました。入社の決め手は、「ハイスキルのエンジニアが多く、金融系や公共機関といったお客様から信頼されているため、受託案件が多い」と聞いたこと。このほど、入社して半年を迎えたので、エンジニア歴は5年半ですね。
 
大平 私は前職の経験も含めると、エンジニア歴は10年です。私の場合、大学の専攻は文系。でも、エンジニアなら手に職をつけることが出来るし、将来性があると考えて、就活の時にIT業界を選択しました。結果、新卒でシステム会社に入社。エンジニアとして開発の仕事に携わったのです。
 
転職を考えたのは、尊敬していた先輩の転職がきっかけで、実はBloomBasisとは別の会社に転職しました。ただ、思い描いていた内容とは違っていて、先輩に相談したところBloomBasisを紹介され、「大手企業から元請けで仕事を受注している」と聞いたことが魅力的でした。これまでは下請けの仕事が多かったので、思うようにスキルアップできなくて。「BloomBasisに転職すれば、上流の仕事を経験できる」と思ったことが決め手になりました。

コードを“綺麗に”書くお手本です

──では続いて、入社後、お二人が一緒のチームで働くことになるまでの経緯を教えて下さい。

大平 社長の石川さんから、「インフラ系の若手が新たにジョインしてくれて、大平さんと同じ現場に入ってもらうことになりました」と聞いたのが最初でしたね。原田さんの第一印象は、“しっかりと話ができる好青年”。エンジニアの中には口下手な人もいますが、「原田さんならお客様と密にコミュニケーションをとって、評価を高めてくれるだろうな」と直感しました。
 
原田 ありがとうございます。私は、大平さんにお会いする前、「コードを綺麗に書く人だよ」と聞かされていました。プログラミングができるようになりたかったから、コードの達人と同じ現場だということに、ワクワクしていましたね。実際、一緒に仕事させていただき、コーディングの腕は「噂通りだ!」と。今も、お手本にさせていただいています。それに、優しく接していただいていて、面倒見の良い先輩です。

負荷が大きい仕事を断って後輩を守る

──では、原田さんが自己成長する上で役に立った、大平さんからのサポートをシェアして下さい。

原田 2つあります。1つはまさに今、コードの書き方を教わっていること。現在はリモートワークで仕事をしているので、チャットツールを使い、朝と夜の1日2回、大平さんと連絡を取って、コードの書き方を教えていただいています。大平さんに学んだ中では、「システム全体の構造を理解し、応用できないといけない」ということが印象に残っています。「単に文法を覚えるだけではダメ」だと。
 
2つ目は、お客様から臨時で追加業務の依頼があった時のこと。「原田にとって負荷が大き過ぎる業務だ」と判断して、大平さんが断って下さった。私は前職のSES会社時代に、同じように追加業務の依頼がありましたけど、その時は、担当の営業から「お客様のご要望だから引き受けて欲しい」と言われました。それだけに、大平さんのご配慮に、「凄く守られている」という印象を持ちました。採用面接の時に、社長の石川さんが経営理念として語っていた「会社のためにエンジニアが働くのではなく、エンジニアのために会社が働く」というのは本当なんだと思いましたね。

──2つのサポートを行った、大平さんの意図を教えて下さい。

大平 コードの書き方については、原田さんは基礎ができていたから、「私が現場で応用したことをシェアすれば、早く成長できる」と思ったことが背景にあります。
 
また、負荷が掛かりそうな仕事をお断りしたことについては、私も同じように、石川さんに助けられたことが何度もあったので。たいていのIT企業では、エンジニアに負荷が掛かる仕事だとしても、ビジネス的な面を考えて、引き受けようとする。でも、BloomBasisは違います。エンジニアの働きやすさを最優先して、石川さんが断ってくれる。私自身も後輩に対して、それを実践しているのです。

──最後に、それぞれの今後のキャリア目標を聞かせて下さい。

原田 目標は大平さんです。5年後を目途に追いつきたい。その頃までには、フロントエンドとバックエンドの両方ができるフルスタックエンジニアに成長したいと思っています。
 
大平 大丈夫、直ぐに追いつきますよ(笑)。私だけではなく、他のエンジニアのコードの書き方も学んで欲しいですね。私自身の目標は、フロントエンドの業務を経験していくこと。将来的には、マネジメントできるようになりたいですね。

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