村上 絵梨華(エンジニア)
事務職からエンジニア転職をした村上さん。「サービスを作って、誰かのためになるのが楽しい」と、心からエンジニアの仕事を楽しんでおられる様子が印象的でした。まだまだ女性エンジニアが少ない日本ですが、CIでの働き方の様子や、実際の仕事内容についてを取材しました。
入社してからは、保守・運用(すでにリリースされているシステムの追加開発など)を行っています。
最近では保守と並行して新規開発の案件を行うこともあります。
一番最初は、研修として、会社から用意された課題を行っていました。
その後は、実際にクライアント様の保守を行ったり、また一つできたら、次のクライアント様の保守を行ったり…と、最終的には5〜6社の保守・運用を同時に行っています。
内容としては、リリース後に出てくるクライアント様の要望に応えていくのが基本ですね。追加の機能を増やしていくとか、より効率化できるものに変えていくなど、案件によっても様々ですが、基本的にはクライアント様の意向に添う形で、最適なものをご用意できるように努めています。
リリース直前までのやり取りは私が行うこともあり、クライアント様との直接のやり取りも多いですね。
私はプログラミングスクールに8ヶ月通ったのちに、CIに入社しました。
今は経歴としては1年目になりますが、入社してからはほぼ毎日、勉強をしていましたね。
保守や運用になると、各案件ごとに特色も変わり、そもそもどんなシステムを使っているのかなど仕組みを理解していないと行えない業務なので、ここはしっかり学習する必要があります。
どのクライアント様がどんなシステムを使っているのか、その背景に何があって、なぜ利用しているのかを理解するのに、時間がかかったなぁという印象があります。
ただ、ここは自分の業務のためにもマストなので、特に苦労したなーというふうに感じたことはないですね(笑)
新規開発だと、完全に1からつくっていくイメージですね。保守は、すでにリリースで出来上がっているシステムに手を加えるといった感じ。ただ、クライアント様とのやりとりは基本的にどの部署でも行いますし、弊社はフルスタックエンジニアを求めているので、開発だけできれば良い、ということでもありません。
クライアント様とのやりとりという意味では、どちらの部署も同じですね。
事務の時は、単純に使えたら楽だな、という理由から、エクセルのマクロを使っていたんです。そしたら、周りの方に褒めてもらったり、使いやすくなった!と喜んでもらう機会が増えて…。
業務効率もできて、人に喜んでもらえるっていいなと感じ、エンジニアの仕事の興味を持つようになりました。
昔からモノづくりが好きで、趣味としてイラストを書いていたり学生時代も化学系の学校にいて、何かを作ることにはロマンを感じるタイプだったこともあるかもしれません(笑)
あとは今後のキャリアを考えたときに、手に職をつけたいという気持ちもありましたし、エンジニアであれば色々な分野で活躍できる機会も増えると考えて、目指すようになりました。
エンジニアがそんなに甘い世界ではないことは知っていたので、自分が本当にエンジニアとして転職したいかどうかを確認する時間にしようと、スクールを受講していました。
実際一通り終わった後に、「これなら自分の仕事として頑張ろうと思えるな」と感じ、転職をしようと決めました。
私は結構飽き性な人間なので(笑)わからないことがある方が楽しく仕事ができるんです。
エンジニアはどこまで行っても課題とぶつかることがありますし、それが逆に新鮮味があり、面白いなと感じています。
単純にプログラミングが楽しかった私は、就職というイメージがあまりつかなくて、スクールのカウンセラーの方にどんな仕事が合うのかを相談していたんです。その時に、多種多様な案件を持っていて、色々な経験を積めるCIが合うのではないかと言われて、おすすめしていただきました。
CIは他社に比べると、面接というよりは「会話」をしてくれる企業だなと感じましたね。
自分の会社のチームメンバーになる前提として、ざっくばらんに話をしてくれたのが好印象でした。
元々、エンジニアに男性が多いということはわかっていたので、その辺りに不安は全くありませんでしたね。
また、実際に入社してみて、この辺りの性別差を感じることは全くないので、いい意味でもギャップでした。男性・女性関係なく、チームメンバーの一員として尊重してくれます。
自分が「やりたい」と思っていることを仕事にできている点では満足です。
リモートワークという働き方についても、私にはとても合っているなと感じますね。
事務職の時は人に囲まれて仕事するのが当たり前だったので、若干の寂しさを感じるのではないかなと不安な気持ちもありましたが、今となっては出社する方が嫌だな…と思えるくらい、リモートが快適です(笑)
そうですね、そこはすごく不安があったかもしれません。
ただ、入社してみれば、結局不安があってもわからないことは質問しないと進みませんし、上司をはじめとして話しかけやすい雰囲気作りをしてくださっているので、聞きやすさはもちろんのこと、チャットコミュニケーションでもとても働きやすいです。
私は仕事部屋、というのを持っていなくて(笑)最近引っ越したこともあって、まだリビングで仕事をしているタイプです。
ただ、パソコンを開ければ仕事、閉じればプライベート、という風に脳内で切り替えはできていると感じます。
昨年は入社したばかりで、上司に助けていただいてばかりでした。今年は、技術的な部分やそれ以外でもできることを増やしていきたいですね。
また、エンジニアメンバーも他に数名いますので、メンバー全員で、上司の仕事を私たちが引き継いでいくような動き方ができるように…!と思っています。大きな目標です。
私は単純に「プログラミングが楽しい」という気持ちが根底にあります(笑)なので、エンジニアという仕事に興味があって、プログラミングを楽しめる人にはおすすめかなと。
ただ、CIはお客様とのコミュニケーションをとったり、お客様と話す中で成果物の評価をいただくこともありますので、人と話すのが好きであったり、コミュニケーションをとるのが好きな方に向いています。
自分の手で何かを作り出せる仕事なので、自分がやったことで何かを作り出せて、結果的にそのことをお客様に感謝してもらえたり、反応をもらえることに喜びを感じる方にはおすすめな働き方かなと思いますね。
意見を聞いてもらいやすい環境は整っていますので、性別関係なく、ぜひCIで活躍したい方に応募してもらいたいです。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。